2018年1月26日に約580億相当のNEMが流出し、一時は営業停止に追い込まれたCoincheck。
2018年4月6日以降はユーザー資産の安全確保を第一に考え、大手証券会社を運営するマネックスグループの傘下として、営業を再開しました。
Coincheckは過去に大きなハッキング事件を起こしていながら、アプリダウンロード数NO1を誇り、依然としてユーザーからの人気の高い取引所です。
今回はCoincheck利用者の良い口コミや悪い口コミを改めて整理し、Coincheckの利用がおすすめな人を紹介します。
Contents
Coincheck(コインチェック)の特徴は3つ
Coincheckの特徴は以下の3つです。
- 大手証券会社を運営するマネックスグループの傘下で、信頼性が高い
- 過去のハッキング事件を教訓にした「国内初の盗難補填サービス」がある
- 取り扱い通貨数が15種類で国内NO1
特徴1.大手証券会社を運営するマネックスグループの傘下で、信頼性が高い
Coincheckは大手証券会社、マネックスグループの傘下なので、信頼性が高いといえます。
なぜなら、マネックスグループの完全子会社になったことでノウハウと資本が入り、セキュリティ面も大幅に強化されたからです。
Coincheckの設立は2012年で、日本の仮想通貨取引所の中でも老舗です。
2018年1月のハッキング事件によりマネックスグループの完全子会社になりました。
2019年1月には金融庁から正式に取引所として認可されています。
特徴2.過去のハッキング事件を教訓にした「国内初の盗難補填サービス」がある
Coincheckには過去のハッキング事件を教訓にした、国内初の盗難補填サービスがあります。
「盗難補填サービス」とは、Coincheckで二段階認証を設定しているユーザーを対象に、不正ログインのなりすましによる損害を保障するサービスです。
Coincheckは2018年1月に外部からのハッキングを受け、仮想通貨ネム(NEM)が580億円相当盗まれる被害に遭いました。
事件後は「盗難補填サービス」を提供しています。
盗難補填サービスは東京海上日動と連携し、アカウントへの不正ログインによる資産の盗難を保障します。
特徴3.取り扱い通貨数が15種類で国内NO1
Coincheckは取り扱う仮想通貨が15種類と、国内最大数の取引所です。
ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの主要な通貨はもちろん、ライトコインやモナコイン、ビットコインキャッシュなどの取り扱いもあります。
取引できる通貨の種類が多いと取引量も多いので、希望価格で安定したトレードがしやすいでしょう。
通貨の種類が豊富なので、ビットコインだけでなくほかの通貨での投資にも使いやすいです。
Coincheck(コインチェック)の良い口コミや評判のまとめ
Coincheckの良い口コミや評判のまとめは以下の通りです。
- 日本円で15種類の仮想通貨をすべて購入できる
- サイトやアプリが見やすく、誰でも取引しやすい
- 仮想通貨を取引しなくても、利益が得られるサービスがある
- 「かんたん本人確認」サービスがあり、口座開設までがスムーズ
良い口コミ1.日本円で15種類の仮想通貨をすべて購入できる
Coincheckは日本円で15種類の仮想通貨すべてを日本円で購入できます。
ビットコインでしか仮想通貨を買えない取引所の場合、日本円でビットコインを購入してから、ほかの仮想通貨を購入するので手間がかかります。
一方Coincheckなら日本円ですべての仮想通貨を購入できるため、手間も手数料も少なく済むでしょう。
良い口コミ2.サイトやアプリが見やすく、誰でも取引しやすい
Coincheckのサイトやアプリは見やすく、誰でも取引がしやすいと評判です。
なぜならCoincheckは以前から、「日本でもっとも簡単に取引できる通貨取引所」を目指しているからです。
実際、サイトは初心者でも簡単に操作できるように工夫され、SNSユーザーからの声を活かし、機能の追加も行っています。
チャートや総資産の管理画面が見やすいスマホアプリも提供しているので、誰でも取引しやすいでしょう。
良い口コミ3.仮想通貨を取引しなくても、利益が得られるサービスがある
Coincheckでは仮想通貨を取引しなくても、利益が得られるサービスを提供しています。
たとえば「貸し仮想通貨サービス」を利用すると、保有する通貨を貸し出すだけで最大5%の利子がついて返却されます。
Coincheckで扱うすべての仮想通貨が対象で、取引口座があるとサービスの申し込みだけで利用できます。
毎日トレードをしなくても通貨を増やせるので、忙しい人におすすめでしょう。
良い口コミ4.「かんたん本人確認」サービスがあり、口座開設までがスムーズ
Coincheckの「かんたん本人確認」サービスを利用すれば、口座開設までがスムーズにできます。
従来のはがきによる本人確認は最短でも2日かかり、はがきを受け取る手間がかかりました。
「かんたん本人確認」なら、口座開設に必要な本人確認写真のアップロードや基本情報の登録などがアプリだけで完了できます。
Coincheckは口座開設をしやすいので、すぐに取引をスタートできるでしょう。
Coincheck(コインチェック)の悪い口コミや評判のまとめ
Coincheckの悪い口コミや評判のまとめは以下の通りです。
- 取引所形式の場合、4種類の通貨しか取引できない
- スマホアプリでは販売所形式しか利用できない
- 取引にかかる手数料が高い
- レバレッジ取引ができない
悪い口コミ1.取引所形式の場合、4種類の通貨しか取引できない
Coincheckで取引できる通貨は合計15種類ですが、取引所形式で取引できる通貨は以下の4種類のみです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- モナコイン(MONA)
- ファクトム(FCT)
取引所形式だと、取引ユーザー同士が通貨をやり取りするので相場に近い価格で通貨を取引しやすいでしょう。
一方で販売所形式は仮想通貨取引所が保有する通貨を取引します。
よって、希望する通貨や通貨量をいつでも購入しやすい反面、購入価格と売却価格の差であるスプレッドが高いため、利益を出しにくい場合があります。
なぜなら、スプレッドが仮想通貨取引所にとっての主な「利益」になるため、基本的に購入価格が高く、売却価格が安い傾向にあるからです。
Coincheckの場合は販売所形式の方が取引できる通貨数が多いので、Coincheckで購入した通貨を売却する際は注意が必要でしょう。
悪い口コミ2.スマホアプリでは販売所形式しか利用できない
Coincheckのスマホアプリは、販売所機能のみしか使えません。
販売所は取引所が決めた値段で通貨を売買でき、取引所は利用ユーザーがそれぞれ売りと買い注文を出し、値段が一致すると取引が成立します。
販売所に比べ、取引所の方が取引成立までの時間はかかりますが、安く購入して高く売りやすいです。
基本的には取引所の方が仮想通貨を安く購入できるので、うっかりアプリの販売所で買わないように気をつけましょう。
悪い口コミ3.取引にかかる手数料が高い
Coincheckは手数料が高いです。
通貨取引所では入出金や送金、取引などで随時手数料が発生します。
販売所での売値と買値の差額は「スプレッド」といい、値動きの激しさによって最大約10%です。
Coincheckの販売所のスプレッド幅はとくに大きく、手数料が高いといわれる理由でしょう。
悪い口コミ4.レバレッジ取引ができない
Coincheckでは仮想通貨のレバレッジ取引ができません。
「レバレッジ取引」は現物取引とは違い、証拠金を担保にして元手の数倍の額を使う取引です。
手持ち以上の資金で取引できるメリットがあり、現物取引よりも大きなリターンが望めるでしょう。
しかしCoincheckでは、現在レバレッジ取引のサービスは行っていません。
Coincheck(コインチェック)と他の仮想通貨取引所を一覧表で比較
Coincheckと他の大手仮想通貨取引所を一覧表で比較しましょう。
取引所 | キャッシュバック | 取引所手数料 無料 | 入金手数料 無料 | 評判 |
---|---|---|---|---|
2,000円 | ※BitMatch取引手数料を除く | |||
口コミや評判を踏まえたCoincheck(コインチェック)がおすすめな人
口コミや評判を踏まえたCoincheckがおすすめな人は以下の通りです。
- まずは手軽にスマホで仮想通貨を取引したい人
- 複数のアルトコインを保有したい人
- 仮想通貨を取引せずに、一定期間長期保有したい人
Coincheckはアプリダウンロード数がNO1で、だれでも手軽に仮想通貨を購入しやすい取引所です。
仮想通貨取引が初めてで不安な人もアプリがシンプルで使いやすいので、安心して仮想通貨を取引できるでしょう。
Coincheck(コインチェック)を利用する流れは3STEP
Coincheckで仮想通貨投資を始める流れは以下の3STEPです。
- 仮想通貨取引所で口座開設をする
- 口座に日本円を入金する
- 取引所または販売所でビットコインを購入する
Coincheck(コインチェック)に関するQ&A
Coincheckに関するQ&Aは以下の通りです。
Q1.Coincheckの積み立てサービスってだれでも始められる?
Coincheckの「積み立てサービス」は、投資の知識がない初心者でも始められます。
積立投資は長期間かけて行うものなので、毎日の価格変動を追う必要はありません。
少額の投資額で始めやすいので、リスクを抑えて資産運用できるメリットもあります。
ただし短期間で利益を狙うなら、ほかの投資方法を選択しましょう。
Q2.Coincheckってスプレッド(売買の価格差)が高いの?
Coincheckに限らず、販売所形式で通貨を購入すると、スプレッドは取引所の利益なので高くなる傾向にあります。
なぜなら、売買価格の差である「スプレッド」は取引所ごとに異なるからです。
たとえばCoincheckの販売所の場合、ビットコインで約2%、アルトコインで約3%のスプレッドがあります。
スプレッドを抑えるためには以下の方法がおすすめでしょう。
- 取引所形式を利用する
- スプレッドは取引所ごとに異なるので、通貨ごとで最適な取引所を選ぶ
- 取引量が比較的多く、スプレッドが安定している通貨を選ぶ
低スプレッドを意識することで、取引の際にかかる手数料を下げやすいでしょう。
まとめ
- Coincheckでは仮想通貨のレバレッジ取引ができない
- Coincheckのアプリは販売所形式のみなので、通貨を販売する際は注意する
- アカウントへの不正ログインによる資産の盗難を保障をする「盗難補填サービス」がある