データ入力の収入相場は1文字約0.1円~1円で、出来高に応じて支払われる「成果報酬型」が多いです。
単発案件も多くあるため、土日やスキマ時間を活用してコツコツ副収入を得たい人におすすめでしょう。
一方で、データ入力の副業は未経験でも始めやすいので、データ入力の副業をしたいライバルも多いです。
初心者がデータ入力で収入を増やすコツや、データ入力の副業を始めるさいに登録しておくべきサイトを紹介します。
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データ入力の収入は【1文字0.1円~1円】の「成果報酬型」が多い
在宅のデータ入力の仕事は、時給ではなくできた仕事量に対して支払われる「成果報酬制」を採用していることがほとんどです。
データ入力の案件を納品し、クライアントの検収後に報酬が支払われます。
報酬は1件または1文字ごとに設定されていることが多く、案件によって1文字0.1円や1円などとさまざまです。
単価の高い案件をこなす方が、効率良く収入を得ることができるでしょう。
タイピングスキルに自信がなかったり、副業に慣れていなかったりする内は単価の低い案件をこなし、仕事に慣れることが大切です。
まずはタイピングスピードや入力の正確さを高めて、案件が獲得しやすくなるようにスキルを磨いていきましょう。
データ入力で稼ぐなら、「速く、正確なタイピングスキル」を身に付ける
成果報酬制のデータ入力でたくさん稼ぐには、単価の高い案件を選ぶ以外にも、タイピングが速いことも大切です。
タイピングスピードの速さが、収入の多さにつながるともいえるでしょう。
ただし、いくら速くても正確に入力できなくては、十分な収入が得られない可能性もあります。
案件をこなしながら、速く正確にタイピングできるスキルを高めていきましょう。
データ入力は在宅でできるおすすめの副業
データ入力は、在宅でできることから人気の副業のひとつです。
タイピングができれば作業がしやすく、資格も要らないので未経験から始められて、続けやすいのが魅力でしょう。
そして仕事量が自分でコントロールできるので、忙しい方でもチャレンジできます。
データ入力の業務内容は大きく分けて2種類
データ入力の業務内容は、大きく分けて以下の2つです。
- 単純データ入力
- 文字入力以外のPC操作による作業
より自分に向いている方を選ぶと良いでしょう。
種類1.単純データ入力
紙やPDFファイルの文字情報を、WordやExcelに入力していく仕事です。
与えられた資料を目視で確認しながら、その通りに文字や文章を入力していきます。
また、音声データから文字を入力する「テープ起こし」と呼ばれる仕事もあります。
こちらは音声を聴きながら、録音されている会話などを文字入力します。
種類2.文字入力以外のPC操作による作業
文字入力以外の、コピーとペーストなどのパソコン操作を多く使って報告書などを作成します。
たとえば依頼された単語を検索してその結果を収集したり、ネットで目的の写真を選び、与えられたフォーマットの指定場所に貼り付けたりする作業があります。
副業でデータ入力する際に準備するものは2つ
副業でデータ入力をしようというときには、いくつか準備しておきたいものがあります。
自宅の仕事環境を整えてから、データ入力を始めましょう。
準備1.データ入力はスマホだけでは限界なのでPCを用意
スマホだけでできるデータ入力の案件もありますが、たくさんの仕事をするには限界があります。
パソコンを使用した方が、より早く多くの案件をこなしていくことができるでしょう。
また、文字入力以外のパソコン操作が求められる案件は、スマホ操作には向いていません。
データ入力の仕事をメインで行うのはパソコンで、検索などをサブで行うのをスマホでと使い分けて活用しましょう。
準備2. PCに必要なソフトをインストールしておくとよい
テータ入力の副業を始めるときは、パソコンとインターネット環境が必要です。
パソコンには、必要なソフトをあらかじめインストールしておきましょう。
よく使われるWordとExcelはもちろん、機密情報を扱うことも多いためWindowsであればウイルス対策ソフトも入れておくと安心です。
また、データ入力の際は資料をプリントアウトして使うこともあります。
コンビニのネットプリントを利用する方法もありますが、自宅にプリンターがあった方が便利です。
副業でデータ入力をするさいのメリット・デメリット
副業でデータ入力をするときのメリットとデメリットは、どんなことにあるのでしょうか?
副業をはじめてから理想と違ったとがっかりしないように、事前にチェックしておきましょう。
副業でデータ入力をするメリット
副業でデータ入力を行う際のメリットは主に以下の3つです。
- 柔軟な働き方ができる
- 未経験でも簡単に収入を得られる
- 対人関係でストレスを感じることがない
メリット1.柔軟な働き方ができる
副業でデータ入力をするメリットの1つ目は、パソコンがあれば柔軟に働けます。
一日中ガッツリ働くこともできれば、家事・育児のちょっとしたスキマ時間を活用する方法もあるでしょう。
柔軟な働き方ができるので、忙しい方でも副業しやすいです。
ライフスタイルに合わせた在宅ワークができることは、データ入力業務の最大の魅力といえるでしょう。
メリット2.未経験でも簡単に収入を得られる
2つ目のメリットは、スキルや経験がなくても収入を得ることができるところです。
タイピング能力は必要となってきますが、できなくてもやっていくうちに慣れてタイピングスピードも上がってくるので問題ありません。
「副業をしたいけどスキルも経験も何もない…」と悩んでいる方にとくにおすすめの業種となります。
メリット3.対人関係でストレスを感じることがない
3つ目は、仕事上で避けては通れない「人間関係のストレス」を感じにくいところでしょう。
データ入力は、オフィスに出社したり、対面で契約を交わしたりする必要がなく、作業は在宅で完結します。
そのため人間関係のストレスを感じず、自分のペースで副業できるでしょう。
副業でデータ入力をするデメリット
副業でデータ入力をするさいのデメリットは以下の2つです。
- 未経験でも始めやすい仕事なので、報酬単価が低い
- 1日でできる業務量に限界がある
デメリット1.未経験でも始めやすい仕事なので、報酬単価が低い
データ入力のデメリットの1つは、報酬単価が低い点です。
なぜなら、未経験でも始めやすい仕事だからです。
とくにタイピングが遅い方は多くの業務がこなせず、思うように収入を得られないと感じてしまうかもしれません。
デメリット2.1日でできる業務量に限界がある
2つ目のデメリットは、1日にできる業務量にはどうしても限界がある点です。
そのため、スキマ時間や土日にコツコツとお小遣い稼ぎをする程度なら良いですが、まとまった収入額にはなりにくいでしょう。
業務に慣れてくると作業スピードがあがったり、報酬単価の高い案件を獲得できる場合があるのでやり続けていくことが大切です。
こなした分だけは確実に稼げる業種にはなるので、コツコツやっていくことが好きな方には向いている副業といえるでしょう。
データ入力の副業の始め方とおすすめのサイト5つ
在宅でデータ入力を始めるなら、クラウドソーシングサイトを使い、案件単位で仕事をするのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトを利用すれば、自分で仕事量をコントロールしながら自分に見合った案件を見つけやすいでしょう。
データ入力の副業をはじめるのに、おすすめのサイトを5つ紹介します。
\データ入力の案件が豊富で、初心者でも働きやすい/
おすすめサイト1.クラウドワークス
クラウドワークスでは、データ入力の案件を豊富に扱っています。
継続して仕事を続けやすく、実績を積み重ねていけばさらに案件が得られやすくなっていくでしょう。
2021年7月時点で、「データ作成・入力」カテゴリで検索してみると、約624件の案件が見つかりました。
案件を多くこなすうちにスキルが身に付き、文字入力のスピードも速くなるので、データ入力初心者の方にもおすすめです。
また依頼者と受注者を仲介しているため、報酬の未払いが起きにくい仕組みがあるので安心して利用できるでしょう。
おすすめサイト2.100万人が登録する話題のクラウドソーシング!クラウディア
クラウディアは、これから副業を始める人にぴったりのクラウドソーシングサービスです。
クラウディアに登録しておけば、あなたが仕事をしたいときに、始めたい仕事が安い手数料で請け負えますよ!
おすすめサイト3.ココナラ
ココナラは「知識・スキル・経験」など、みんなの得意を気軽に売り買いできるスキルマーケットサイトです。
スキルを500円から売ることができるので、初心者でも気軽にデータ入力の仕事をすることができます。
自分のできることを発信し、それに見合った金額を設定できるため、スキルや経験を積んでいけば高収入を狙えるでしょう。
おすすめサイト4.「ランサーズ」
ランサーズは日本最大級の在宅ワークのマッチングサイトで、クラウドワークスに次ぐ規模があります。
登録会員数が多くデータ入力の案件もたくさんあるので、初めてでも安心して利用できるでしょう。
また案件を簡単に検索でき、登録した条件の新着案件を知らせてくれる機能もあります。
単発または継続して取り組める案件など、さまざまなタイプから選ぶことができます。
おすすめサイト5.シュフティ
シュフティは、とくに主婦の方におすすめのクラウドソーシングサイトです。
簡単な文章作成やアンケートなどの、仕事や家事のスキマ時間にできるデータ入力の案件を多く扱っています。
1件10分程度のものもあるので、その日の状況に合わせて仕事量を調節できるのが魅力的です。
データ入力の副業の収入が20万円を超えたら、確定申告を行なう
副業を行う上で忘れてはいけないのが「確定申告」です。
副業の収入を得ている場合、確定申告が必要なパターンは以下の2つです。
- 給与所得が1カ所のみで「給与」「退職」以外の所得が20万円以上ある
- 給与所得が2カ所以上からあり、副業の給与収入が20万円以上、または「給与」「退職」以外の所得が20万円以上ある
ポイントは、本業以外の「所得が20万円を超えているかどうか」です。
ただし、収入が経費を差し引いて20万円以下であれば、確定申告は必要ありません。
確定申告の前に、自分の売上と経費を把握しておきましょう。
確定申告を怠ると、脱税とみなされて罰則をうけるだけでなく、社会的な信頼をも失うことになりかねません。
確定申告についても事前にしっかりチェックしておくことが大切です。
副業を在宅で行っていても、本業の会社に「副業」がバレる可能性がある
データ入力は在宅ですることができるため、本業をしている会社にはバレないと思われがちです。
しかし、年末調整の際に、会社があなたの住民税の額の多さを疑問に思うかもしれません。
自分で住民税を支払うようにすれば回避することもできますが、副業がバレたときのリスクを考えるとおすすめはできません。
副業がバレた場合、解雇など厳しい罰則を受ける可能性が高いからです。
副業は、勤めている会社の規則に従い、確定申告もしっかり行いましょう。
データ入力の副業に関するQ&A
データ入力をしようとする方向けに、Q&Aを2つ紹介します。
データ入力の副業を始めようとする際に参考にしてください。
Q1.データ入力の業務に向いているのはどんな人?
データ入力の仕事は、コツコツ作業するのが好きな方に向いています。
ずっと1人で単純作業を続けることになるので、飽きやすい方やじっとしていられない方には不向きかもしれません。
また、パソコンの基本操作ができる方にもデータ入力はおすすめです。
WordやExcel、Googleスプレッドシートなどの操作、クライアントとのやりとりに使うチャットツールなどの操作ができれば、すぐにでも始められるでしょう。
Q2.データ入力の業務に必要な資格はあるの?
データ入力の仕事では、パソコンで主に数値や文字を入力していきます。
基本的なパソコン操作ができれば良いので、特に資格はいりません。
タイピングが速いと仕事の精度が上がり、高単価の案件を受注できたり案件を多くこなしたりすることができるので、練習することをおすすめします。
タイピング練習ゲームで練習するのもオススメで、なかでも「寿司打」というゲームは人気です。
まとめ
- データ入力は、在宅でできるため人気のある副業
- 資格や経験がいらないので未経験でも始められる
- データ入力の副業で収入を得るためには、タイピングの早さが大事