実はITエンジニアは、第二新卒の未経験者にとって転職しやすい業界であることを知っていますか。
ITエンジニアへの転職は決して難しいものではありません。
第二新卒者だからこその転職活動での強み、未経験者がIT業界に歓迎される理由、おすすめの転職エージェントをまとめました。
Contents
第二新卒の未経験者でも、ITエンジニアに転職できる
第二新卒のエンジニア未経験者と、IT業界との相性は良いといわれています。
IT業界がなぜ第二新卒の未経験者を歓迎しているのかをまとめました。
ITエンジニアの種類を知っておこう!
ITエンジニアの主な職種は以下の5つです。
ITエンジニアは何を扱うかにより、職種が細かく分類されています。
- システムエンジニア:システム開発からテストまでの一連の流れに携わる
- サーバーエンジニア:サーバーを動かすアプリケーションの運用
- データベースエンジニア:データベースの設計と構築、運用、保守
- ネットワークエンジニア:ネットワークシステムの構築
- プログラマー:システムエンジニアが作った設計図をもとに機能を実装
すぐにエンジニアの仕事を詳しく知りたいという人は「ITエンジニアの種類|未経験でも年収アップを目指せる18の職種を紹介」に目を通してみてくださいね。
第二新卒者がもつ転職活動の強みは3つ
第二新卒者は経験やスキルが少なく、転職に不利だと思われがちです。
しかし、第二新卒者は新卒者に近い年齢と社会人経験という2つの良さをあわせ持っているといえるでしょう。
強み1.社会人経験があり、ビジネスマナーの基礎教育が完了している
第二新卒者は短期間の社会人経験があります。
よって、電話対応や名刺交換などの社会人マナーを前職で学習済みであるといえるでしょう。
企業は第二新卒者に対してビジネスマナーの教育や研修が不要なので、時間とコストを削減できます。
強み2.他の年代よりもフレッシュさやモチベーションの高さがある
第二新卒者は、ほかの年代の中途採用者と比較するとフレッシュさがあるのも魅力です。
加えて、仕事に対してのモチベーションの高さもあります。
短期間で転職している第二新卒者は危機感を持っており、周囲に遅れを取るまいと努力するタイプが多いといえるでしょう。
強み3.政府が第二新卒の採用を奨励している
第二新卒者を採用することは、企業にとって金銭的なメリットもあります。
「特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)」とは、第二新卒者を採用した企業が助成金を受け取れる制度です。
最近では第二新卒者の採用枠を増やす企業が多くあり、第二新卒者にとっては転職しやすい状況といえるでしょう。
ITエンジニア未経験の第二新卒が転職できる理由は2つ
IT業界では、未経験者を歓迎しています。
未経験でもITエンジニア業界に転職できる理由は以下です。
理由1.ITエンジニアが活躍する場が増えてきている
近年ではさまざまな業界にIT化の波が来ています。
例えば自動車や食品、建築業界などIT化が進む業界は多岐に渡ります。
そのためITエンジニアの活躍の場が増え、ますます人材が求められる傾向があります。
理由2.ITエンジニアの人材が不足している
ITの活躍の場は増えていますが、人手不足が深刻化しています。
平成28年に経済産業省が行った調査では、2030年には約79万人ものIT系人材が不足すると発表されました。
エンジニアやプログラマーの仕事はきついと、昔のイメージが残っているのも原因でしょう。
近年では未経験者の育成に力を入れるIT企業が徐々に増えてきています。
第二新卒の未経験者がITエンジニアへ転職する方法2つ
第二新卒の未経験者がITエンジニアに転職する方法は以下の2つです。
- 転職エージェントを利用する
- 転職支援のあるスクールへ通う
方法1.転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、求職者のスキルと希望に合った求人を提案してくれるサービスです。
求人紹介に加えて面接や応募書類作成のサポートや転職成功後のアフターケアも行います。
IT業界に詳しいキャリアアドバイザーからIT業界の現状や将来性も詳しく聞くことができるでしょう。
方法2.転職支援サービスのあるスクールへ通う
プログラミングの知識がない人は、転職支援サービスのあるプログラミングスクールに通うのが効率的です。
転職支援サービス付きのスクールならプログラミングが学べることに加えて、転職先のあっせんと面接対策なども受けられます。
転職に成功すれば、受講代が無料になるスクールもあります。
すぐにおすすめの転職支援サービスのあるプログラミングスクールを知りたいという人は「女性におすすめ・評判のプログラミングスクール7選」に目を通してみてくださいね。
第二新卒の未経験者には「転職エージェント」の利用がおすすめ
第二新卒の未経験者がITエンジニアを目指すのなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
初めての転職活動では、キャリアアドバイザーの存在が心強いでしょう。
転職相談とサポートが無料で受けられて、自分の条件に合った求人を紹介してもらえます。
転職エージェントでキャリアアドバイザーの支援を受けつつ、転職活動をするのが効率的でおすすめでしょう。
エンジニア職に強い!IT業界未経験者におすすめの転職エージェント2選
ITエンジニアに強い転職エージェントを2つまとめました。
第二新卒の未経験者の方にもおすすめです。
ワークポート
ワークポートはIT業界専門で人材紹介を行ってきた会社です。
IT業界に強みがあり、未経験者でも手厚いサポートが受けられます。
ワークポート内にあるITエンジニア・プログラマー専門の転職サイト「hello world」には、関連企業の求人が充実しています。
Geekly
Geekly(ギークリー)とは、ITとWeb、ゲーム業界専門の転職支援を行っているサイトです。
ITエンジニア職だけでなく、IT業界の幅広い求人を扱っています。
首都圏勤務の案件を中心に扱っており、対応の早さとマッチング率の高さが頼れるサービスです。
第二新卒に強い!「第二新卒特化型」転職エージェント
第二新卒の転職支援に特化した転職エージェントもおすすめです。
以下では3つの転職エージェントを紹介します。
1.第二新卒特化型のマイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sは、20代対象の求人を扱う転職エージェントです。
未経験者OKの求人も多く取り扱いがあります。
20代を専門としているため、第二新卒者の転職市場に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しているのが特徴といえるでしょう。
20代未経験向けのサポート充実!ハタラクティブ
ハタラクティブは、社会人未経験者や20代向けのサポート体制が整っている転職エージェントです。
入社後すぐに転職を考えている方に向いていて、業種未経験者可の求人も多数扱っています。
求人情報の詳細に加えて現場の雰囲気も教えてもらえ、納得のいく転職活動が可能でしょう。
第二新卒でITエンジニア未経験者が転職エージェントを利用する際の注意点
第二新卒の未経験者がITエンジニアを目指す場合、以下のことに気をつけましょう。
注意点を意識することで、第二新卒者の未経験者でもITエンジニア職への転職を目指すことができます。
注意点1.キャリアプランを明確にする
第二新卒者が転職活動する時には、ビジョンとキャリアプランを明確にしておきましょう。
なぜなら、第二新卒者を採用する側は「求職者が入社後すぐに企業を辞めるのではないか」と不安に思っているからです。
「どうしてITエンジニアに転職したいのか」はもちろん、「高い熱量を持って転職しようとしている」ということを自分の言葉でアピールすることが大切です。
注意点2.コミュニケーションや協調性をアピールする
社会人経験の浅い第二新卒者がIT業界に未経験で転職する際は、コミュニケーション能力と協調性をアピールしましょう。
なぜなら、ITエンジニアはチームを組んで働くことや顧客との交渉の場面が多い職種だからです。
IT業界への転職活動では、とくにコミュニケーション能力と協調性を強くアピールするのがおすすめです。
注意点3.複数の転職エージェントを利用する
転職エージェントは複数利用して転職活動を進めましょう。
信頼できるキャリアアドバイザーに、すぐ出会えるとは限りません。
複数のエージェントに登録した方が多くのキャリアアドバイザーと話す機会が持て、よりたくさんの求人を紹介してももらえます。
満足のいく転職活動にするためにも、気になる転職エージェントに複数登録しておきましょう。
第二新卒者の転職エージェントの利用に関するQ&A
転職エージェントを初めて利用する第二新卒者は多いのではないでしょうか。
初めてでも安心して利用できるように転職エージェントに関するQ&Aをまとめました。
Q1.複数のエージェントから同じ求人に応募してもいいの?
複数の転職エージェントから、同じ企業の求人に応募は控えましょう。
なぜなら、同じ企業の求人に複数応募すると、自己管理ができない人という印象を持たれるのでやめましょう。
また、登録しているエージェント側にも迷惑がかかります。
Q2.担当のキャリアアドバイザーの変更は申し出ても大丈夫?
担当のキャリアアドバイザーを変更してもらうことは可能です。
自分とは合わないなと感じたら、転職エージェントに変更を申し出ましょう。
自身が満足のいく転職をするためには、キャリアアドバイザーへの不満は申し出ることをおすすめです。
まとめ
- ITエンジニアは人手不足な状態
- 第二新卒の未経験者でも歓迎してもらいやすい業界
- 第二新卒の未経験者は転職エージェントを利用して転職するのがおすすめ