「今の仕事にやりがいを感じられないな」
「やりがいのある仕事ってなに?」となかなか今の仕事にやりがいを見出せない人も多いです。
このまま、やりがいのない仕事を続けて良いのかと悩む人もいるでしょう。
やりがいのある仕事を見つけるには、自分がどんなことに「やりがい」を感じるのか分析する必要があります。
やりがいのある仕事の見つけ方や、仕事にやりがいは必要なのかなどを詳しくみていきましょう。
今すぐにやりがいのある仕事を見つけたい人は「やりがいを感じる仕事を見つける方法は3STEP」に目を通してみてくださいね。
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96%の人が仕事にやりがいが必要と考えている
エン・ジャパン株式会社が9,000人を対象にした調査によると、96%の人が「仕事にはやりがいが必要」だと答えています。
(画像出典:エン・ジャパン調査より)
なかでも「仕事そのものが充実する」「自身の成長感を得たい」などの理由でやりがいを求める人が多いです。
「仕事にやりがいは必要ない」と考える人の方が少数派といえるでしょう。
仕事にやりがいを感じる瞬間は人によって違う
仕事にやりがいを感じる瞬間は人それぞれです。
たとえば、「給与が高い」「社会貢献度が高い」「自分の好きなことを活かせる」などがあげられます。
仕事に何を求めるのかによって、やりがいを感じる規準は変わるといえるでしょう。
やりがいのある仕事を無理に見つける必要はない
じつはやりがいのある仕事を無理に見つける必要はありません。
なぜならやりがいが感じられないのは、仕事内容や職場環境などが原因のことも多いからです。
現状に不満を漏らすと、「考えが甘い」と言われるのではと心配する人もいるかもしれません。
しかし、現状の仕事にやりがいを感じられないことは必ずしも悪いことではありません。
明日から実践できる!今の仕事にやりがいを見つける方法5つ
今やっている仕事にやりがいを得られば、モチベーションアップにもつながります。
すぐに実践できる、やりがいを見つける方法は以下の5つです。
- 自分で目標設定してみる
- 仕事の中で褒められた経験を思い出してみる
- 任された仕事のゴールや目的を考えてから取り組む
- いったん、今の仕事に全力で取り組んでみる
- 趣味や楽しみを作ってみる
方法1.自分で目標設定してみる
仕事でやりがいを見つけるためには、自分で目標を設定してみましょう。
なぜなら目標が達成できれば、自己肯定感を高めることができるからです。
たとえば以下のような短期で達成できる目標がおすすめです。
- 30分でこの業務を終えよう
- 今日はこれを頑張ろう
小さな目標を立てながら仕事に取り組み、ゲーム感覚でこなしてみましょう。
方法2.仕事の中で褒められた経験を思い出してみる
仕事の中で褒められたことを思い出すのは、やりがいを見つけられる方法のひとつです。
なぜなら他人から評価されたことを思い返すことで、何を頑張ればいいかに気づけるためです。
たとえば、「この業務は早くこなせるようになった」「この仕事は〇〇部の役に立った」など、細かい部分を思い出してみます。
仕事で褒められたことや業務で頑張ったポイントについて、自分自身を褒めてあげましょう。
方法3.任された仕事のゴールや目的を考えてから取り組む
任された仕事は、ゴールと目的を考えてから取り組み始めましょう。
なぜなら仕事にやりがいを感じていないのは、その仕事をちゃんと理解していないせいかもしれないからです。
行う業務がどうすれば評価されるのかという「ゴール」と、誰のため・何のために必要かという「目的」を考えるようにしましょう。
仕事内容すべてに意味を持たせられれば、やりがいを感じやすくなります。
方法4.いったん、今の仕事に全力で取り組んでみる
やりがいを感じられなくても、いったんは今の仕事に全力で取り組んでみましょう。
なぜなら仕事に一生懸命取り組むことで、成果と自分の気持ちが変わることがあるからです。
仕事が中途半端ではやりがいや価値観があやふやなままですし、その仕事の魅力も感じにくくなります。
仕事に全身全霊で打ち込むことで、見えてくるやりがいがあるかもしれません。
方法5.趣味や楽しみを作ってみる
仕事にやりがいを感じるようになるためには、趣味や楽しみを作るのも重要です。
なぜなら休日が消化不良だと、仕事に対するモチベーションが上げられないからです。
仕事以外にもやりたいことがある人は、プライベートタイムを使って存分に楽しみましょう。
趣味や楽しみを作り、「休日の楽しみを充実させるため平日はがんばって働く」というやりがいの感じ方もあります。
どうしても今の仕事にやりがいを感じられない人向け|やりがいを感じる仕事を見つける方法は3STEP
今の仕事にやりがいを感じられないのであれば、やりがいを感じる仕事を新たに探してみましょう。
やりがいを感じる仕事を見つける方法は以下の3STEPです。
- 仕事に求める条件をすべて書き出し、優先順位をつける
- 自分の強みを洗い出す
- 転職サイトで求人票を見て、新しい仕事を知る機会を得る
STEP1.仕事に求める条件をすべて書き出し、優先順位をつける
仕事に求める条件をすべて書き出し、優先順位をつけてみましょう。
なぜなら、仕事に求めるものは一人ひとり違うからです。
自分が仕事で重視するのは報酬と将来、評価のどれなのか、それらのバランスはどうなのかまで考えてみます。
優先順位とともに妥協できるポイントについても、明確にして整理しましょう。
STEP2.自分の強みを洗い出す
次に自分の強みを再確認してみましょう。
だれにでも必ず強みはあり、自分では短所だと思っていた部分が、見方を変えることで、強み・長所になることもあります。
たとえば、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」であれば、簡単な質問に回答するだけで自分では見つけられない強みを5つ洗い出してくれます。
自分の強みが分からない人は、まずは簡単な診断ツールで自分の強みを把握してみましょう。
STEP3.転職サイトで求人票を見て、新しい仕事を知る機会を得る
転職サイトなどで求人票を見て、新しい仕事を知ってみましょう。
なぜなら自分が知らない仕事の中に、やりがいを感じられるものがあるかもしれないからです。
転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談し、自分に合っている仕事を提案してもらってもよいでしょう。
やりがいのある仕事を見つける際の注意点2つ
やりがいのある仕事を見つける際の注意点は以下の2つです。
- 他人と比較せず、自分のやりがいを大切にする
- 「やりがいのある仕事=最高の仕事」とは限らないと知っておく
注意点1.他人と比較せず、自分のやりがいを大切にする
やりがいのある仕事を見つけるには他人とは比較せず、自分のやりがいを大切にしましょう。
なぜなら人と比べてしまうと、仕事中に劣等感や負の感情などの雑念が入り込んでしまうからです。
仕事では、自分の目標とやるべきことだけを常に意識するようにしましょう。
他人と自分とではやりがいが違う、幸せと感じることも違うと知っておくと、気持ちが楽になります。
注意点2.「やりがいのある仕事=最高の仕事」とは限らないことを知っておく
やりがいのある仕事が、最高の仕事とは限りません。
なぜならやりがいがあるように感じても、実際にやってみるとそうではないこともあるからです。
今の仕事にやりがいを見出せないからといって、安易に別の仕事や職種に変えても問題が解消されるとは限りません。
自分が仕事に向いていないと思うことや不満点を洗い出し、確認することが大切です。
やりがいのある仕事に関するQ&A
やりがいのある仕事に関して、よくある疑問を解決していきます。
Q1.やりがいのある仕事に就くと、どんなメリットがあるの?
やりがいがある仕事に就くことで、以下のようなメリットがあります。
やりがいがある仕事に就くメリット
- 仕事でストレスを感じにくく、ストレスに感じたときもやりがいによって解消できる
- 仕事のゴールや楽しく業務できることがやりがいになるので、達成感や幸福感を得られやすい
- やりがいが新たな目標を生み出すので、さまざまなことに前向きになれる
やりがいのある仕事は自分の強みを伸ばし、さらにモチベーションを高めてくれるでしょう。
Q2.やりがいを感じる仕事は立場、年代、男女によって違いがあるの?
やりがいを感じる仕事は立場や年代、男女によって異なります。
なぜなら一人ひとり価値観が違い、何を良しとするかはさまざまだからです。
一度自己分析をしてみて、自分の好きなことと得意なこと、嫌いなことやこだわりなどを整理してみましょう。
自分を見つめ直すことで、気持ちを切り替えて仕事に取り組めるようにもなります。
まとめ
- やりがいのある仕事は人によって違う
- 今の仕事にやりがいを感じないのであれば、やりがいのある仕事に転職するのもひとつの方法
- 価値観はひとそれぞれなので、人と比較せずに自分の目的・幸せのために仕事を探そう