「仕事が嫌すぎて毎日がつらい」 「仕事が嫌すぎてたまらない」
誰しも1度は「仕事が嫌すぎる」と思ったことがあるでしょう。
今回は仕事が嫌すぎると思う原因を整理し、仕事が嫌すぎる気持ちの対処法や適切な逃げ方を紹介します。
仕事が嫌すぎる気持ちを我慢しすぎず、嫌な気持ちが起こる原因を取り除いていきましょう。
「もう、仕事が嫌すぎて限界!」と思う人は「「仕事が嫌すぎる」気持ちが就業後や週末にも続くときの対処法2つ」に目を通してみてくださいね。
Contents
実は「仕事が嫌すぎる」と思っている人は多い
実は「仕事が嫌すぎる」と思っている人は多く、「甘えているから」「自分自身の性格のせい」などと自分を責めてしまいがちでしょう。
しかし実際、株式会社ディーアンドエムの調査によると約30%以上の人が「仕事が嫌い」と回答しています。
つまり3人に1人は「会社が嫌い」ということが分かるでしょう。
「仕事が嫌すぎる」と思うのは珍しいことではなく、だれにでも起こりうる感情です。
どれがあてはまる?「仕事が嫌すぎる」と思う原因
「仕事が嫌すぎる」と思う原因は人によってさまざまです。
今回は仕事が嫌すぎると感じるホントの原因とおすすめの対処法を紹介します。
自分にあてはまる原因を見つけ、対処法を活用してみてくださいね。
原因1.長時間の残業や休日出勤が慢性化し、自分の時間が無い
長時間の残業や休日出勤が慢性化していると仕事が嫌すぎると感じることがあるでしょう。
なぜなら長時間の残業や休日出勤が多いと、生活リズムが乱れて自分の時間も取れなくなるからです。
実際、生活リズムが乱れると頭痛や食欲不振などの体調の変化や怒りっぽくなるなどの心理的な症状が起こりやすくなります。
結果として、肉体的かつ精神的に辛い状態に追い込まれやすいでしょう。
長時間の残業や休日出勤が続き、仕事が嫌すぎるという人は「対処法4.有給休暇を取得して、仕事から離れてみる」に目を通してみてくださいね。
原因2.収入が少なく、昇給の見込みもない
収入が少なく、昇給の見込みもないと仕事が嫌すぎると感じることもあるでしょう。
たとえば、仕事の対価として得る収入が少なかったり、仕事への努力や成果に対する評価が思うようにいかなかったりなどがあります。
収入が少なく、昇給の見込みもない状態が続くと、会社への不満が高まり、働くモチベーションも下がります。
収入が少なく、昇給の見込みもないので仕事が嫌すぎるという人は「対処法2.転職のプロに相談し、転職を検討する」に目を通してみてくださいね。
原因3.上司や同僚との人間関係がうまくいかない
職場における上司や同僚との人間関係は大切です。
実際、リクナビNEXTの退職理由の本音に関する調査によると約23%の人は「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」と回答しています。
職場の人間関係は悩む人が多い反面、自分1人で解決するのは難しいことも多いでしょう。
人間関係のトラブルや悩みは一人で抱え込まず、周囲や会社の人事部に相談するのもおすすめです。
パワハラやセクハラに悩まされているなら、厚生労働省が運営する「労働条件相談ほっとライン」などに連絡してみましょう。
会社の人間関係が嫌すぎる人は「対処法5.部署異動を申し出る」に目を通してみてくださいね。
原因4.仕事が暇すぎる
「仕事が暇すぎる」状態も仕事が嫌すぎると感じる原因になるでしょう。
仕事が忙しすぎるのもつらいですが、暇すぎるのもつらいものです。
仕事が暇な場合、自分から仕事を見つける努力にも限界があるでしょう。
仕事が暇すぎて辛い人は挑戦したいことや身に付けてきた経験やスキルを整理し、理想の労働条件を洗い出してみるのがおすすめです。
仕事が暇で嫌すぎる人は「対処法2.転職のプロに相談し、転職を検討する」に目を通してみてくださいね。
原因5.仕事で感じるプレッシャーが大きすぎる
仕事で感じるプレッシャーが大きいと、仕事が嫌すぎると感じやすいです。
たとえば、高い達成目標やノルマがあるなどが挙げられるでしょう。
ときには達成ノルマや業務量をこなしても、すぐに思うような成果につながらないことも多いです。
「ローマは一日にして成らず」ということわざにもあるようにすぐに大きな成功を成し遂げるのはだれにでも難しいものです。
仕事で感じるプレッシャーが大きすぎる人は「対処法2.「仕事が嫌すぎる」と思う自分をいったん許してあげる」に目を通してみてくださいね。
原因6.社内の離職率が高いなど、会社の将来性に不安がある
会社の将来性に不安があり、社内の離職率が高いと仕事が嫌になることもあるでしょう。
会社の業績が数年間悪く、離職者が多い場合は自分よりも勤続年数が長い先輩の様子を見てみましょう。
なぜなら、勤続年数が自分よりも数年長い先輩の姿が数年後の現職で働く未来の自分の姿に近いからです。
上司や先輩の中に自分のロールモデルにしたい人がいない場合は転職を検討してみるのもおすすめです。
\理想のキャリアや労働条件を相談してみる/
原因7.仕事がつまらなすぎる
「仕事がつまらなすぎる」状態も仕事が嫌すぎると感じる原因になるでしょう。
たとえば、単純作業で1日やることが決まっている、数年勤めたことで業務に慣れてしまったなどがあります。
業務に張り合いが持てない人は「対処法1.仕事後の楽しみを作る」に目を通してみてくださいね。
仕事後に楽しみを作り、1日を過ごすモチベーションを上げるのがおすすめです。
放置すると危険!すぐに対処が必要な「仕事が嫌すぎる」状態
「仕事が嫌すぎる」状態はだれにでも起こるものです。
ただし、「仕事が嫌すぎる」と感じても、以下のような状態の場合は放置をせずに早めの対処が必要でしょう。
- 以下のようなうつ病の症状が2週間以上続く
- 厚生労働省が定める「過労死ラインを」超える状態が続く
うつ症状
- 抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
- 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
- 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
- イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
- 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
- 思考力が落ちる
- 死にたくなる
(参考文献:みんなのメンタルヘルス「うつ病」)
過労死ラインを超えると、健康に障害をきたす可能性が高いといわれています。
2~6ヶ月間の月間の残業時間が80時間を超える場合や月100時間を超える残業がある人は要注意でしょう。
仕事が嫌すぎることが原因でうつ症状が続いている人は無理をせずに病院を受診してみることが大切です。
仕事を辞める前に試せる!「仕事が嫌すぎる」気持ちの対処法5つ
仕事が嫌すぎても退職や転職には踏み出せないという人も多いです。
今回は仕事を辞める決断をする前に試せる「仕事が嫌すぎる」と感じた時の対処法を5つ紹介します。
仕事をすぐに辞める前に1度試してみるのがおすすめでしょう。
対処法1.仕事後の楽しみを作る
仕事が嫌すぎると感じたら、仕事後に楽しみを作ってみましょう。
たとえば、仕事後に友達と会う予定を入れる、趣味や習い事へ通うなどです。
なかなか仕事が忙しくまとまった時間が取れない人は好きな映画やテレビをVODサービスで観る、好きなデザートやお酒を買って家で食べるなどもおすすめです。
仕事後に楽しみを作ることで、少しでも早く嫌な仕事を終えるモチベーションにもつながるでしょう。
対処法2.「仕事が嫌すぎる」と思う自分をいったん許してあげる
仕事が嫌すぎると感じた自分を許してあげることも大切です。
楽しくやりがいをもって仕事に取り組めるのは理想的でしょう。
しかし、高いモチベーションを毎日維持するのは簡単ではありません。
時には落ち込む日や、やる気が出ない日もあるでしょう。
仕事が嫌すぎると感じたら、嫌だと感じた自分の気持ちを認めてあげることも大切です。
仕事が嫌だという気持ちを携帯やノートのメモにすべて吐き出してしまうのもおすすめです。
仕事が嫌すぎると思っても出社した日は、就寝前に1日を振り返る時間を設けて仕事をこなした自分を褒めてあげましょう。
対処法3.信頼ができる人に相談してみる
仕事が嫌すぎる人は信頼できる人に相談してみましょう。
たとえば、家族や仲の良い友人などです。
親しい人には話しにくい場合、厚生労働省が提供する「こころの耳電話相談」などに無料相談するのもおすすめです。
会社とはできる限り関係がない人に相談することで、客観的な視点で会社が嫌すぎる現状を判断し、適切なアドバイスをもらえるでしょう。
対処法4.有給休暇を取得して、仕事から離れてみる
仕事後の楽しみを作ったり自分を褒めたりしても、仕事が嫌だという気持ちが続くなら思い切って有給休暇を取得してみましょう。
仕事によっては有給休暇を取得しにくい人もいるかもしれません。
しかし、有給取得は労働者の権利です。
思い切って有給休暇を申請して、仕事から離れてみましょう。
有給休暇を取得したら、好きなことをして思い切りリフレッシュするのがおすすめです。
対処法5.部署異動を申し出る
仕事が嫌すぎる状態が続くなら、部署異動を検討するのもおすすめです。
部署異動を申し出る際は前向きな理由を伝えるように心がけましょう。
たとえば「新たに○○に挑戦したい」「将来的に○○に挑戦したいので部署異動をしてスキルを伸ばしたい」などです。
同じ会社でも部署を変えて仕事をすることで心機一転し、新たなスキルを体得するチャンスがあります。
もう限界!「仕事が嫌すぎる」気持ちが就業後や週末にも続くときの対処法2つ
「仕事が嫌すぎる」気持ちがなかなか消えず、就業後や週末にも続くときの対処法は以下の2つです。
- 長期で休暇を取る
- 転職のプロに相談し、転職を検討する
対処法1.長期で休暇を取る
仕事が嫌すぎる人は長期休暇を取ってみましょう。
仕事が嫌だと思いながら毎日働くのは辛いものです。
長期休暇で仕事と離れる時間を作ることで、自分を見つめる時間を持てるので前向きに物事を考えられるでしょう。
辛い状態が続くなら無理をしすぎず、長期休暇を取得するのもおすすめです。
対処法2.転職のプロに相談し、転職を検討する
仕事が嫌すぎる人は転職エージェントを活用して転職活動をするのもおすすめです。
なぜなら転職エージェントは転職サポートのプロなので、転職サポートはもちろん、転職活動を進めるための適切なアドバイスをしてくれるからです。
たとえば、リクルートエージェントなら非公開求人数も多く、面接対策や書類作成のサポートも手厚いので安心でしょう。
仕事が嫌すぎる人は転職エージェントに相談し、転職のプロにアドバイスをもらい、転職を検討してみるのも1つの方法です。
「仕事が嫌すぎる」ときに避けた方がよい行動3つ
「仕事が嫌すぎる」ときに避けた方がよい行動は以下の3つです。
- 勢いで退職する、後先考えずに退職する
- 無断欠勤を繰り返す
- 「仕事が嫌すぎる」という自分の気持ちを無視する
避けた方がよい行動1.勢いで退職する、後先考えずに退職する
仕事が嫌すぎるという理由で勢いで退職したり、後先考えずに退職したりするのは避けた方がよいでしょう。
なぜなら退職自体は悪いことではありませんが、即日で退職すると退職後の精神的、金銭的負担が大きいからです。
たとえば、勢いで退職すると無収入になるので、退職後の生活費が厳しく、生活への不安が原因で転職活動も焦ってしまいがちです。
勢いで退職する行動は避け、まずは1か月間などと期限を決めて転職活動をしてみるのがおすすめでしょう。
避けた方がよい行動2.無断欠勤を繰り返す
仕事が嫌すぎるという理由で無断欠勤を繰り返すのは避けた方がよいでしょう。
なぜなら、無断欠勤を繰り返すと会社に出社しづらくなるからです。
最悪の場合、会社の就業規則に違反したことになり、解雇されてしまう可能性があります。
有給休暇がある場合は有給取得をし、有給がない場合も欠勤するなら事前に会社に連絡をしましょう。
無断で欠勤すると会社とトラブルになるので、連絡をしてから休むことが大切です。
避けた方がよい行動3.「仕事が嫌すぎる」という自分の気持ちを無視する
仕事が嫌すぎる気持ちを我慢しすぎないようにしましょう。
なぜなら、仕事が嫌すぎる気持ちを対処せずに長期間放置するのは身体や心にとって良くないからです。
仕事は多くの人の人生の3分の1を占めるものです。
仕事が嫌すぎる気持ちは我慢し続けるのではなく、自分の気持ちに向き合う時間やリラックスできる時間を作り、対処することが大切です。
仕事が嫌な気持ちが長期間続くなら、労働環境を変えるための転職活動を検討してみるのもおすすめでしょう。
「仕事が嫌すぎる」に関するQ&A
「仕事が嫌すぎる」と感じることに関するQ&Aは以下の通りです。
Q1.仕事が嫌すぎて吐き気がするときはどうしたらいい?
仕事が嫌すぎて吐き気がするという場合もあるかもしれません。
なぜなら、ストレスが原因で自律神経が乱れると吐き気が起こる可能性があるからです。
吐き気が起こる原因はさまざまですが、体の不調を長期間放置しておくと精神面にも支障をきたしてしまう可能性があるので要注意です。
仕事へのストレスから感じる吐き気の症状が治まらない場合は無理をせずに心療内科を受診してみるとよいでしょう。
Q2.仕事が嫌すぎる時は我慢するしか方法はないの?
仕事が嫌すぎる時は我慢しすぎる必要はありません。
たしかに仕事は楽しいばかりではないでしょう。
しかし、仕事中に良いパフォーマンスをするためにも嫌すぎると感じる仕事をムリに続ける必要はないです。
仕事が嫌すぎると感じる理由が明確で、仕事がない日でも精神的かつ身体的にふさぎ込む日が続くなら転職をして環境を変えてみましょう。
「自分の市場価値がわからない」、「今の職場を辞めたら仕事がないかもしれない」と不安な人は1度プロの転職エージェントに現状を相談してみるのがおすすめです。
まとめ
- 仕事が嫌すぎる人は実は3人に1人
- 仕事が嫌すぎる状態は放置しない方がよい
- 仕事が嫌すぎる状態が続くなら、原因に合わせた対処法を探すことが大切