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案件を獲得し続けるITエンジニアが知っている6つのこと

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フリーランスのITエンジニアを目指す場合、安定した収入を得るためには、案件を継続して獲得することが必要です。

そのための具体的な方法や、フリーランスITエンジニアになったらぜひ登録しておきたいメリットの多いエージェントをまとめました。

フリーランスITエンジニアが安定して案件を受注することが可能な理由

安定して案件を受注することが可能な理由フリーランスが案件を安定して受注し、収入を得ることは可能です。

現在、IT人材は慢性的な人材不足で今後もさらなる不足が懸念されています。

数年前と比べると、フリーランスという働き方に社会が対応し始めているといえるでしょう。

理由1.ITエンジニアはできる仕事が多く、将来性がある

ITエンジニアとは、IT関連の知識を持つ技術者のことをさします。

ITエンジニアは「ITエンジニア」という1つの職種で完結しているわけではなく、実は種類も多く、仕事の深さや範囲は多岐にわたります。

たとえば、システムエンジニア(SE)や、開発エンジニアは、クライアントの要望を正確に汲み取り、設計書や仕様書を書き、またそれに基づいてシステムやアプリケーションの開発をします。

セールスエンジニアは、自社のプロダクトやサービスを技術的視点や営業的視点から見ながらクライアントに最適な提案をするエンジニアです。

IT業界で培った経験または営業の経験があればスムーズに仕事に慣れることができるでしょう。

ITエンジニアの強みは経験やスキル、働き方の希望に応じていろいろな仕事ができるところです。

また、世の中が急速にIT化していく中で、IT技術を支えるITエンジニアは非常に将来性が高い仕事ともいえます。

業界全体の年収も平均457万円と、日本の平均300万円に対して高い傾向にあるのも魅力の一つです。

理由2.深刻なIT人材の不足

経済産業省の2019年「IT人材需給に関する調査」によると、IT人材の受給のギャップが2020年で30万人、2030年には45万人にも及ぶというデータがあります。

IT業界の慢性的な人材不足の理由は急成長を遂げるIT業界に必要な人材が増える一方で、国内の労働人口が減っているという根本的な問題があります。

また、残念なことにIT業界のイメージが悪く、人材確保が追い付かない状況にあります。

しかしIT業界の範囲は今後も拡大し、IT技術の進歩はとどまることを知りません。

将来的にIT業界はIT案件の取り合いになる心配はなく、自分の市場価値を上げながら高い給与水準で働くことができるでしょう。

理由3.「フリーランス」という働き方が社会的に認められてきている

さて、次にフリーランスという働き方についてみていきましょう。

近年のリモートワーク普及の背景もあり、フリーランスという働き方が、社会的に認知されてきています。

経済の低迷や少子高齢化などさまざまな要因から、終身雇用制度は崩壊したとされている今、1つの会社に長くいれば安心という考えはもう古くなっていると捉えるのが現実的です。

また、近年は副業を解禁する企業が増え、会社に頼らず一人一人がスキルアップしていくことが重視されています。

フリーランスは、一昔前は「無謀」や「何にも属せない人の逃げ場」というイメージでしたが、今や「働き方」の選択肢の一つになっています。

フリーランスは働き方を問われず、自由なイメージから、一部からは「憧れ」すら抱かれる働き方にもなっています。

また、何かを極めたプロ=フリーランスというイメージが強くなり、社会的地位も向上してきているのも事実です。

IT業界でも、企業が優秀なフリーランスを期間限定で雇用することが当たり前の世の中になってきています。

理由4.フリーランス向けサービスの増加

フリーランスを取り巻く環境について見ていきましょう。

フリーランスの社会的地位向上や人口の増加に伴い、フリーランスという働き方をサポートするサービスが増えています。

驚くことに、正社員並みの福利厚生を受けられるサービスまで登場しています。

案件をピンポイントで受注できるクラウドソーシングや、案件探しから契約書回りまでサポートしてくれるエージェントサービスなど、フリーランスの「実務」以外で時間や手間がかかる部分をサポートしてくれるエージェントは非常に強力な味方です。

また、別視点になりますが、フリーランスエンジニア増加に伴い、プログラミングスクールも充実してきています。

フリーランスはこれらのサービスを利用し、会社に属さずとも自身のスキルアップをはかることができ、更に市場価値を高め、より条件の良い案件獲得ができるというわけです。

フリーランスITエンジニアの平均年収は約700万~1,000万円

フリーランスITエンジニアの平均年収フリーランスITエンジニアの平均年収は約700万~1,000万円と言われています。

しかし、フリーランスITエンジニアの年収は、エンジニアとしてのスキルセットや経験で大きく異なります。

働き方が自由なフリーランスの場合、仕事をセーブすることもできるため、稼働時間の少ない月があれば、多い月もあります。

フリーランスのITエンジニアの年収は会社員に比べて高額なことが多く、理由はもちろん業務の難易度や短期間での雇用という点もあります。

しかし、一番大きな理由はフリーランスの場合、会社員だと会社が半分支払ってくれる健康保険料や税金を全額自分で支払わなければならないからという点が挙げられます。

フリーランスITエンジニアが案件が決まらないケース3つ

案件を受注しにくいケースフリーランスITエンジニアの高収入の原因を解説してきましたが、簡単に案件の受注はできません。

案件を受注しづらいケースを紹介します。

ケース1.実務未経験のITエンジニア初心者である

IT業界を全くの未経験でフリーランスになった場合、案件を獲得しづらいのは容易に想像できるでしょう。

フリーランスのITエンジニアは「エンジニアのプロ」と思われています。

もちろんクライアントはフリーランスを教育するという立場ではないので、あくまでフリーランスは即戦力として扱われます。

また、クライアントからわからないことを質問されたり、相談されることもあります。

あなたが即戦力として活躍できるのかそうでないかというのをクライアントが判断する基準は、これまでの実務経験やスキルセットでしょう。

経験がないフリーランスを案件に参画させるのはクライアントにとってリスクにしかならず、また実績がなければ信用度もありません。

こういった理由から、未経験での案件獲得は非常に厳しくなります。

ケース2.在宅(リモート)案件のみを受注したい

近年のリモートワーク増加の背景も後押しし、企業も働き方を見直すところが増えてきました。

しかしながら、在宅(リモート)案件は、企業に常駐する案件よりも数が圧倒的に少ないです。

直接働いている姿を見ることができず、即座にやりとりができない在宅(リモート)案件は、クライアントとワーカーの間の信頼関係が重要になってくるものです。

リモートワークの大部分を占めているのは、もともと常駐で働いていたエンジニアがそのまま在宅へ移行というパターンです。

信頼関係が構築されているのでスムーズに移行できるでしょう。

しかし、その企業での実績や経験がないフリーランスはいきなり新規での在宅(リモート)案件に参画できることが少なく、ごく稀なため、受注しにくいのです。

また、在宅(リモート)案件は、情報漏洩の観点から単純作業しか任せられないこともあり低単価であることが多いです。

フリーランス側の需要はあるものの、企業がそれに答えるだけの枠を用意できないといった状況でしょうか。

報酬面でも前向きに受注しづらいと言えるでしょう。

ケース3.途切れることなく案件を得たい

フリーランスは案件を受注し続けるということが難しいといえます。

受注できてもスキルと案件の難易度が見合わず、納品物が報酬に見合わない場合やクライアントの希望に答えられなかった場合、次の案件には繋がりません。

クライアントから継続して依頼や案件をもらえるかどうかは、収入が不安定なフリーランスにとって死活問題に発展します。

案件を獲得し続けるということは、自分で自分を営業し続けなければならないということです。

自分を観察し、「営業担当」という立場から自分を売り出すことが必要です。

自分のスキルに見合った案件を見つけ、かつその案件を受注する営業スキルを持ち合わせていないと、途切れることなく案件を受注し続けることは困難といえます。

フリーランスITエンジニアが案件を受注し続けるための6つのアクション

案件を受注し続けるためのアクションさて、次に、案件を受注し続けるためには何をすべきかをまとめました。

アクションを整理し、効率的に行動しましょう。

アクション1.人脈をアップデートし続ける

フリーランスのITエンジニアとして継続受注するためには、人脈をアップデートし続けることが大切です。

フリーランスの案件受注で一番多いのが人脈を使う方法なのです。

フリーランス白書2019によると、アンケートに答えたフリーランスの8割が人脈での案件獲得したことがあると答えました。

方法としては、友人や知人などには定期的に連絡し、人脈はアップデートし続けることです。

また、人脈の新規開拓も怠らないようにしましょう。

いまはSNSやWebサービスが普及・拡大し、オンラインでも幅広い分野の人々と交流する術が用意されています。

IT業界の交流会や異業種交流会、スタートアップ集会などに顔を出してみるなど、新しい人脈の形成も意識し続けることが非常に大切です。

こういった場面で思わぬ新規クライアントがついたり、案件が受注できる嬉しいサプライズもあります。

アクション2.過去のクライアントに連絡する

過去仕事をしたことがあるクライアントに連絡をするという方法があります。

1度仕事をしている場合はあなたの人柄やスキルなどを相手が把握しているため、案件を受注しやすいというメリットがあります。

顔合わせも必要なく、改めて自己紹介をする手間も省けるので、信頼関係が構築できているクライアントがいれば再度連絡してみましょう。

しかし、仕事が無くなるたびに連絡をしてくると思われるとマイナス印象にもなりかねないので、連絡するタイミングは慎重に判断すべきです。

また、付加価値として、単なる働き手だけではなく、自分を使うとこのようなメリットがある、といったアピールも重要です。

アクション3.SNSでITエンジニアとして情報を発信する

SNSなどで情報を発信するのも1つの方法です。

この方法をメインとして、投稿頻度や投稿の質を意識しているフリーランスITエンジニアも少なくないです。

具体的には、ITエンジニアとしての仕事内容や過去の失敗例、ノウハウを発信することで、人脈ではつながりにくい人にも情報が届くようになります。

SNS自体が自分だけのポートフォリオになり、使い方次第では、案件獲得のための営業にも使えるようになります。

仕事が無くなったときだけではなく、定期的に更新しつづけるのが重要です。

また、不特定多数に見られる可能性があることを意識して、投稿内容の信憑性、情報の質、言葉遣いや発信内容には配慮しましょう。

アクション4.市場を見極め、そのときのニーズにあったスキルを身につける

方法というよりフリーランスのITエンジニアとしてキャリアを形成していくのであれば必須の「MUST」項目です。

ITの世界は技術の陳腐化や更新が激しく、他業種では考えられない程、猛スピードでトレンドが移り変わります。

一つの言語だけ、特定の分野だけを極めていると、その言語のニーズがなくなったときに打つ手が無くなるのです。

エンジニアに求められるスキルは毎日のように増えていくということを意識し、常にインプットしましょう。

そのときの市場を把握し、いま必要で需要の高いエンジニアスキルはどんなものなのかを見極める力も必要です。

廃れていく技術、これから加速する技術、ある程度予測し、自分の市場価値を上げていく努力を続けなくてはなりません。

最初からあれもこれも手を出すとどれも中途半端になるので、まずはこれだけは負けないという専門的な分野を一つ手に入れ、それに加えて時代に即した瞬発力の高いスキルも磨いていくことが重要です。

アクション5.可能な限り、複数の案件を同時進行する

案件は1つに絞らず、複数案件を同時進行で進めるのがおすすめです。

「提案書や見積もりを出しても、返答がない」「決定した案件がキャンセルになった」など予期せぬ事態で急に案件がなくなってしまうことはよくある話です。

特に、顔や素性の知れないオンライン受注なら尚更です。

そんなときの保険として、できる限り案件を同時並行で進めることをおすすめします。

仮に1つの案件が頓挫しても、複数掛け持ちをしておくことで、収入源がなくなり急に生活に困るという最悪の事態を免れることができます。

収入面で焦ることが無いので、次の案件を探す余裕もできます。

しかし、複数案件の注意点は納期やクライアントなどを混同しないようにタスク管理を徹底する必要があります。

よほどのことがない限り、納期を守れないなどあってはなりません。

自分にこなせる範囲の中で、複数の案件を進めましょう。

アクション6.ITエンジニア向けエージェントに登録する

最後の方法は、フリーランス向けエージェントサービスの利用です。

エージェントは一人一人のスキルや希望に合った案件を見つけ出し、あっせんしてくれるので、案件探しや営業の必要がなくなります。

フリーランスにとって、「仕事・案件探し」の時間は、意外と時間をつかう厄介な作業です。

また、会社勤めと変わらないような福利厚生が受けられる素晴らしいエージェントもあります。

フリーランス個人では到底届かないような細かなサポートが受けられます。

また、エージェントを利用していないフリーランスITエンジニアと利用しているフリーランスITエンジニアでは、年収の面でも違いが出てくるようです。

キャリアの相談もできるので、とりあえず登録しておくと良いでしょう。

案件受注をサポートしてくれる、おすすめのITエンジニア向けエージェント4選

では、フリーランスITエンジニアをサポートしてくれるおすすめのエージェントを紹介します。

おすすめエージェント

  1. フリーランスエンジニアならマストで登録!フォスターフリーランス
  2. 支払いサイトが最短クラス!レバテックフリーランス
  3. フリーランス向けの保証つき!ミッドワークス
  4. 実務に集中したい人向け!PE-BANK

1.フリーランスエンジニアならマストで登録!フォスターフリーランス

フォスターフリーランスは、フリーランスのITエンジニアを支援する案件・求人情報サイトです。

特徴は、1996年のサービス開始以降、20年以上に渡りフリーランスITエンジニアに特化したサービスを提供していることから、フリーランスやIT業界の動向を熟知し、多くのノウハウを蓄積していることです。

フォスターフリーランスの特徴

  • 対応エリア:東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県など、関東圏
  • 支払いサイト:月末締翌月末支払いの30日サイト

フリーランスITエンジニアに特化した濃いサービスを受けたい人におすすめです。

フォスターフリーランスで仕事を探す

2.支払いサイトが最短クラス!レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランスのエンジニア・デザイナーに向けた案件情報を提供するサービスです。

特徴は大手ならではの案件数だけではなく、プロジェクト参画中の相談や節税対策などのフォローが充実していることです。

また、非公開案件の数も多いので、登録しておくだけで多くのメリットが享受できます。

質の高いフォローと提案力を案件獲得後も一貫して求める方、また支払いサイトは最短が良いフリーランスの方におすすめです。

レバテックフリーランスの特徴

  • 対応エリア:首都圏と関西圏、愛知、福岡の4つのエリア
  • 支払いサイト:月末締翌月15日支払いの15日サイト

レバテックフリーランスで仕事を探す

3.フリーランス向けの保証付き!ミッドワークス

ミッドワークスフリーランスエンジニアに正社員並みの保障付きで、独立を支援するサービスです。

フリーランスITエンジニア界隈で、もはや知らない人はいないくらい有名なエージェントです。

特徴は、保有案件数が業界最大級であることと、正社員並みの保障がついたフリーランスサービスであることです。

また、クライアントからの発注単価を公開しており、透明性があるので安心できます。

ミッドワークスの特徴

  • 対応エリア:東京都のみ
  • 支払いサイト:月末締翌月20日支払いの20日サイト(案件によってことなる場合あり)

都内で案件を探したい方、保障が充実したサービスを探しているフリーランスITエンジニアの方、独立を目指す方におすすめです。

ミッドワークスで仕事を探す

4.専任コーディネーター付き!geechs job(ギークスジョブ)

ギークスジョブは、ITフリーランスのための案件が満載で、専任のコーディネーターからきめ細かいサポートと共に非公開求人案件なども紹介してもらえます

フリーランスの希望のキャリアやライフプランを実現できるように、サポートが徹底されています。

特徴は、毎年10,000以上の案件がギークスジョブから契約されており、案件紹介サービスとしては日本最大級の規模を誇ること、また、フリーランスのお役立ち情報などもサイトで公開していることです。

ギークスジョブの特徴

  • 対応エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、福岡県
  • 支払いサイト:月末締翌月25日支払いの25日サイト

日本各地で豊富な案件の中からより条件の良い案件を選びたい人、キャリアだけでなくライフプランの相談もしてみたい人におすすめです。

ギークスジョブで仕事を探す

5.実務に集中したい人向け!PE-BANK

PE-BANKはフリーランスを全国主要9都市で支援するサービスです。

報酬額の8〜12%の明確な低いマージンが売りで、Web系を中心に毎月1000件以上の案件を紹介しています。

特徴は、フリーランスエンジニアの社会的地位の向上を使命として、エンジニアの働く環境の改善に取り組んでいるという点がまず一つ挙げられます。

具体的なサービス内容は、エンジニアとPE-BANKで、一つの会社をつくるように成り立ちます。

PE-BANKは、「プロエンジニア」のために、営業、総務、経理などの業務をサポートしてくれます。

ミッドワークスの特徴

  • 対応エリア:北海道から沖縄まで、日本全国に対応
  • 支払いサイト:20〜60日サイト

とにかく実務に集中したい、事務処理や営業活動など、他のことに注力する時間や手間が惜しいというフリーランスITエンジニアの方に強くおすすめします。

PE-BANKで仕事を探す

ITエンジニアが案件を受注する際の注意点4つ

ITエンジニアが案件を受注する際の注意点次に、フリーランスのITエンジニアが案件を受注する際の注意点を4つ紹介します。

注意点1.案件は「単価」ではなく「自分にとってプラスになるか」で判断する

ほとんどの人は、案件を選ぶ際に「単価」や「報酬」に注目しがちです。

たしかに高単価の案件は魅力的ですが、高単価であるからというだけで飛びつくのはNGです。

フリーランスのITエンジニアはスキルと信頼で案件を勝ち取るのが定石で、成長し続けることが必要です。

フリーランスITエンジニアにとって重要なのは、「案件が自分にとってメリットか」「スキルアップにつながるのか」「今後の案件獲得のために実績として公表できるのか」などの視点です。

単価や報酬は、おのずとついてくるものです。

自分をアップデートし続けるという意識がないと案件の単価も上がらず、収入は平行線のままでしょう。

人とは違う視点で自分を俯瞰し、市場価値を高めていきましょう。

注意点2.単価を下げる際は慎重に判断をしよう

フリーランスのメリットでもあり注意点でもあるのが、「単価交渉」です。

単価で案件を判断してはいけないと前項で解説しましたが、安易に単価を下げるということは危険です。

フリーランスのITエンジニアである以上、状況によっては単価を下げなければならない局面があります。

単価を下げてメリットにつながる場合と、デメリットにしかならない場合があり、それを見極めることが重要です。

単価を下げれば受注する案件数や契約に繋がる問合せが増えるかもしれませんが、一度下げてしまった単価を上げることは困難です。

その後引き受ける案件の単価が全体的に下がる原因を自ら作ってしまうことになりかねません。

単価を下げる際の条件として、キャリアアップにつながるような実績作りのための案件に絞るなど、慎重な判断が必要です。

また、経験豊富なフリーランスITエンジニアが周りにいれば、この辺りをよく聞いてみると良いでしょう。

注意点3.役割分担・作業範囲の線引きは明確にする

注意点3つ目は、「作業範囲の線引き」です。

フリーランスITエンジニアは案件ごとに参画するので、作業の範囲があいまいになることが多いです。

作業の範囲があいまいのままプロジェクトが始まってしまうと、期間中に際限なく使い倒されるリスクがあります。

フリーランスは時間の制限がない分、報酬に見合わないような長時間労働になり、体調に支障をきたすこともあります。

このような状況に陥らないように、自分の役割や作業の範囲は契約の時点でクライアントとできるだけ明確にすり合わせておく必要があります。

追加作業には追加料金をいただくなど、自分を守ることを忘れずに行ない、作業単位の見積書を提示しておくと良いでしょう。

奉仕する姿勢が強いエンジニアはクライアントから信頼され、頼りにされがちですが、「No」と言える強さも必要です。

結果的に、自分を自分で守ることで健全に長く安定して働くことができるでしょう。

注意点4.担当者の対応をシビアに判断する

フリーランスの案件獲得にはクライアントとの信頼関係が重要です。

残念なことに、中にはフリーランスをただの下請けとしか見ていないクライアントもいます。

そういったクライアントは、メールや電話でのやりとりが雑だったり、極端に返事が遅いことが多く、対面での連絡が少ないフリーランスにとって、そのようなクライアントは手に取るようにわかります。

逆に言うと丁寧に対応してくれるクライアントはフリーランスの価値をわかっているということになりますね。

価値がわかる=「フリーランスの市場での相場を理解している」ということなので、安く買いたたかれる心配もなくなります。

つまり、フリーランスITエンジニアは、クライアントや担当者の対応をシビアに見極める、強気の姿勢も必要なのです。

もちろん強気すぎてはいけません。

自分を粗末に扱うクライアント場合には、こちらから打ち切る勇気も必要です。

ITエンジニアの案件獲得に関するQ&A

ITエンジニアの案件獲得に関するQ&A最後に、フリーランスITエンジニアの案件獲得に関するQ&Aをまとめました。

Q1.社員とフリーランスの年収の違いはある?

2016年のIT人材白書によると、30代のフリーランスITエンジニアは年収300万円未満が多いという結果が出ています。

しかし30代でも年収1,000万円以上というフリーランスが全体の1割にも及ぶことも同時にわかっています。

対して、会社員は世代があがるにつれ年収が高くなる傾向にありますね。

フリーランスのほうが儲かるとは一概に言えませんが、会社員と違って給与が年次に左右されないという無限の可能性を秘めています。

すなわち、若い世代でもスキルや実績がありクライアントに認めてもらえれば、稼げるということです。

会社の規程やルールに縛られることなく、昇給や昇格の順番を待つこともなく、年収1,000万円以上という1割のポジションを狙えるのです。

Q2.実務未経験者が案件を得るのは、さすがにあきらめるべき?

未経験者がいきなりフリーランスになっても案件を獲得することはかなり厳しいでしょう。

フリーランスで安定して収入を得られているITエンジニアは、「エンジニアのプロ」であり自身の努力と経験のたまものです。

スキルと実績、そして自身を売り出す営業力と提案力があってこそ、やっと安定して収入が得られるようになるのです。

未経験からフリーランスITエンジニアを目指すのは、決して不可能ではないですが、人一倍の努力が必要です。

まずは、最初の実績を作るために誰よりも働き、使えるサービスはすべて有効的に使うなど、努力と賢い取捨選択が必要です。

先輩のフリーランスITエンジニアの人のSNSやブログで、有益な情報や失敗談の情報収集から始めましょう。

Q3.案件が急になくなってしまったら、どうすべき?

残念なことに、仕事が急になくなることはフリーランスのITエンジニアによく起こります。

クライアントにも事情があります。

しかしこうなると、フリーランスのITエンジニアには落ち込んでる暇はなく、とにかく行動するしかないです。

古い友人知人に連絡を入れてみて、自分のもつスキルで手伝えることはないか聞いたり、手当たり次第企業に営業メールをしたりなど、自分自身が行動しないことにはらちがあかないのです。

営業が得意でない場合や、他のことに時間を使いたい場合などはエージェントを頼るのが一番効率的です。

仕事が急になくなったときに不安にならないためにも、普段から「フリーランスITエンジニアが案件を受注し続けるためのアクション」で紹介したような行動を続けるのが重要です。

一人で悩まず、フリーランス仲間やエージェントサービスなど、頼れるものは頼りましょう。

なにもかもひとりでこなすことがフリーランスというわけではありません。

まとめ

  • ITエンジニアは慢性的な人材不足である
  • フリーランスITエンジニアが案件を受注し続けるためには、日々のスキルアップとエージェントやSNSの活用が必要 フリーランスITエンジニアなら、案件は単価だけではなく自分のスキルアップにつながるかどうかという視点も重要

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Writer パラナビ編集部

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