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管理職の転職が「難しい」とされる理由&転職を成功に導くコツ

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一般的に「難しい」といわれる管理職の転職。

本当に難しいのか、簡単にできないものなのか、管理職の転職についてデータを用いて実情をみていきます。

管理職が転職を成功させるためのコツや、登録しておくべき転職サービスをまとめました。

管理職・マネージャー職とは課長・部長クラスの職位を指す

管理職とは、その部や課での決裁権を与えられた役職のことを指し、独自の判断で組織の意思を決定できる権利を有した人のことです

その部や課など、与えられた範囲での成果や進捗の責任も背負わなければいけません。

また、部下の勤務状況などを監督、個人のフォロー・査定、チームの育成なども行うポジションで、職位でいうところの、部長・課長クラスを指す場合が多いです。

知っておきたい平均的な「管理職」の給与

転職先選びで大きな要素となる「給与」面ですが、まずは平均的な管理職の給与をチェックしてみましょう。

厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」によると、部長・課長クラスの平均年収は以下の通りです。

厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」
(画像出典:厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査の概況

この表で見る限りでは、役職についてない人と管理職の給与差は2倍以上です

その分高いスキルを求められ、責任を多く背負っていることになります。

管理職の転職って難しい?実際の転職事情

経営者JP総研の「エグゼクティブの転職に関する意識調査」によると、現在管理職を務める方の約8割が転職を経験しているという結果がでています。

管理職の転職したことがある人の割合
(画像出典:エグゼクティブの転職に関する意識調査)

社会人全体では、転職経験がある方が5割程度という調査(リスクモンスター株式会社「社会人の転職事情アンケート」)もあり、管理職の方が転職経験がある方が多いということになります。

「エグゼクティブの転職に関する意識調査」では、「転職後に失敗したと感じたことがあるか」という調査も行っており、これには約4割があると回答しました。

管理職は転職を経験している人が多く、かつ、転職を失敗だったと感じている人が2.5人に1人と、普通の社会人よりも割合が多くなっているといえます

管理職の転職が難しい理由5つ

管理職の転職では「失敗した」と思う方が多く、「難しい」と感じたことがある方も多いということがわかりました。

ではなぜ、管理職の転職は難しいといわれているのか、その理由をみていきましょう。

1.求人の数が少ない

まず第一に、管理職というポジションの数は限られているということです。

管理職は大勢の社員の中から選ばれた人だけが就けるポジションなので、単純に数は少なくなります。

また、多くの場合、管理職に選ばれるのはその会社の内部事情や社風を知っている”ある程度社歴がある社員”のため、外部からいきなり管理職を採用というケースはあまりありません

たまたま社内で当てはめられる人材がいない、または、新しい部署で0から人材を集める、という限られた場合にのみ外部からの管理職登用があります。

2.企業によって管理職に求めるものが違う

管理職は部長・課長クラスと定義できるものの、その裁量や与えられる責任の大きさ、求められる能力は会社によって違います。

プレイヤースキルの高さで管理職になれる会社もあれば、プレイヤースキルよりも人材の育成やチームのマネジメント能力が重視され管理職に抜擢される会社もあります。

会社によって管理職に求められるスキルが違う以上、いままでの管理職経験が次の職場で活かせるかは不明瞭なため、転職活動も難しくなるといえるでしょう

3.企業との年収・労働条件のマッチングが難しい

企業によって管理職に求めるスキルが違うということは、企業によって管理職への評価も違うということになります。

同じような裁量で同じような責任でも、会社が違うだけで年収が変わってくるという事態がありえます。

「前の会社ではここまでの責任でよかったのに、この企業では業務量が多いうえに年収が低い……」というようなミスマッチングがおきやすく、企業側と管理職側、双方の希望条件のすり合わせが難しいといえるでしょう

4.採用基準が厳しい

一般の中途採用や新卒採用より支払う給与額が多い管理職の採用の方が、会社側のリスクは高いです。

入社のその日から力を発揮してくれるような超即戦力を求めている場合が多いため、選考も慎重になります

そのため「書類を見て一回の面談で採用」といったようなシンプルな採用フローにはなりません。

少しのすれ違いがあっただけで採用を見送ることも多く、狭き門なうえに、選考も複雑で厳しいといえます。

5.一般の転職サイトでは求人がない

管理職の求人は、一般的な求人サイトには掲載されないケースが多いです。

掲載されていたとしても非公開になっており、一般には見られないようになっている可能性が高いでしょう。

また、転職サイトへの掲載より、スカウトエージェントやヘッドハンティング型サービスでの採用活動が多いのが管理職の特徴です

ネット上で閲覧できる転職サイトなどでは見つけにくいため、数が少ない=転職が難しいということになります。

管理職の転職を成功させるためのコツ4つ

管理職の転職を成功させるためのコツ
難しい管理職の転職を成功させるための、コツをみていきましょう。

1.転職エージェントを活用する

難しい管理職の転職は、転職のプロ「転職エージェント」に相談するのが定石です。

事実、さきほど紹介した経営者JP総研のエグゼクティブの転職に関する意識調査では、「管理職が転職を考えるときにまず最初に相談する人は誰か?」という調査も行っており、その結果3位にエージェントがはいっています。

管理職が転職を考えたときの相談相手
(画像出典:エグゼクティブの転職に関する意識調査

1位が「誰にも相談しない」なので、家族の次に相談する人が多いのがエージェントということになります

一般的な転職よりも難しく狭き門と言える管理職の転職を成功させるには、転職のプロの力を借りるのがベストといえるでしょう。

後ほど「管理職の転職におすすめの転職エージェント」で、編集部おすすめのエージェントを厳選して3つ紹介しますのでチェックしてください。

2.これまでの実績を具体的にまとめる

企業側の採用基準が厳しい管理職の転職で、アピールできるのはこれまでの実績です。

企業によって管理職に求められるものが違う以上、採用されるかどうかは実績をどれだけ具体的に伝えられて、どれだけ自分が働く姿をイメージしてもらえるかにかかっています

部下の人数など管理してきた部署の規模、達成した売り上げの数字など、具体的に示すことができる「数字」は積極的にアピールしていきましょう。

3.譲れないポイント・妥協できるポイントを決める

企業側、管理職側がお互いに譲歩しすり合わせていくには、労働条件を自分の中できちんと決めておくことが大切です。

すべて受け入れていても好条件での転職はできませんし、逆にすべてにこだわりを持ってしまうと転職先の候補すら見つかりません。

「管理職だから待遇も今の会社より良くないとダメ」という漠然とした希望のみでは、転職の幅を狭めてしまう可能性があるのです

絶対にここだけは譲れない、その代わりにここは妥協する、というポイントをあらかじめ決めておきましょう。

4.転職のタイミングは「現状」と「未来」を考えて決める

管理職の転職は、転職するタイミングも重要になるため、「本当に今が転職のタイミング?」と悩むことも多いはずです

そういった場合は、「今の自分の状況」と「将来のビジョン」を考えてみましょう。

  • より上のポジションを狙っているが、今の会社では出世が見込めない
  • 将来的にやりたいことがこの会社ではできない

以上の2点のような場合は、転職を現実的に考えてみるべきといえます。

自分の年齢や今置かれている状況、未来のなりたい自分を考えたとき、この会社に居続けない方が良いと思ったときが転職のタイミングです。

管理職の転職におすすめの転職エージェント2選

転職は何度も経験するものではないうえ、転職時の年齢やそのときの時世、業界の景気などにも左右される難しいものです。

転職のプロに相談することで、その時その瞬間に自分にとって最適な求人と出会うことができます

管理職の転職に、おすすめの転職サービスを紹介します。

おすすめ1.すべて無料のスカウトエージェント「キャリアカーバー

CAREERCARVER
CAREER CARVER(キャリアカーバー)」はリクルートが運営する、管理職などのハイキャリア層向け転職サービスで、年収800~2,000万円のハイクラスな求人を中心にあつかっています。

登録した経歴をもとにヘッドハンターからスカウトを受ける「ヘッドハンティング型サービス」が主ですが、転職サイトのように好条件で高年収の求人を自分で検索することもできます。

スカウトを待ちながら求人を探せるので、効率的に転職活動を進めたい管理職の方におすすめのサービスです

キャリアカーバーで管理職の転職を相談する

関連記事:キャリアカーバーの評判・口コミ|使いこなすための注意点4つ

おすすめ2.管理職含めハイクラス人材特化型の「ビズリーチ


ビズリーチ」は、年収1000万円以上の求人が3分の1以上という、ハイクラス向けの転職エージェントです。

キャリアカーバー同様、経歴を登録することでヘッドハンターからスカウトを受けることができます。

即戦力の採用に強く、企業の担当者と直で接点が持てるため、自分の市場価値を試したい管理職の方におすすめの「本気」の転職エージェントです

ビズリーチで管理職の転職を相談する

関連記事:ビズリーチの評判は?口コミからわかるBIZREACHで審査落ちや有料コースがある理由

管理職が転職するメリット3つ

管理職での転職は難しいからといって、無理なことではありません。

転職が成功すればもちろん、良いこともあります。

1.年収アップが見込める

実績によっては、大幅な年収アップも見込めます。

管理職の転職は、大規模なマネジメントやプロジェクト進行を任せられれば、非管理職の転職よりも給与アップの幅は大きいものになります。

年収の交渉は入社時が一番いいとされており、交渉慣れしているエージェントなどを通じて行うのが効果的です

2.キャリアアップが見込める

年収だけでなく、キャリアを上げるポジションへの転職も可能です。

例えば大手企業であれば、人材の豊富さから管理職ポストはある程度決まっており、管理職候補も多く存在します。

そのため、大手企業で管理職以上を目指すのはなかなかむずかしいことと言えるでしょう。

しかし管理職以上のポジションが枯渇している中小・新興企業は多く存在しており、経験を変われ転職でキャリアアップができる可能性もあります

3.ハイクラス転職サービスが利用できる

紹介したような、「キャリアカーバー」や「ビズリーチ」などのハイクラス向け転職サービスは、誰でも利用できるわけではありません。

ハイクラス向け転職サービスは好条件・高年収の求人が集まっており、管理職だからこそ効果的に利用できるのです

そのため、非管理職よりも、好条件の求人に出会いやすいといえるでしょう。

管理職が転職するデメリット3つ

もちろん、デメリットもあります。

転職を「成功だ」と思うためにも、デメリットを把握しておきましょう。

1.転職先ですぐに成果を求められる場合がある

管理職での経歴は転職先では大きな期待となり、入社して即活躍してくれるような期待を持たれることがあります。

新しい会社で新しい部下とすぐ成果を上げるのは難しいでしょう。

また、困難な状況を打破するために管理職が採用されるケースもあり、マイナスからスタートという現場もあります

ストレスやプレッシャーに押しつぶされないよう注意が必要です。

2.入社後のミスマッチがおきやすい

管理職の転職が難しい理由でも紹介した通り、管理職のできる範囲などが企業によって違うため、普通の転職より入社後のミスマッチは起きやすいです

求人の文字上では「管理職」「マネージャー職」と待遇がいいようにみせかけ、内容はなんの裁量権もない形だけの管理職だったというケースもあります。

管理職の転職におすすめの転職エージェント3選」で紹介したような、ハイクラス向け転職エージェントなどに相談し交渉などをおこなってもらうことでミスマッチを回避しましょう。

3.入社前に思い描いていた管理職の仕事ではない

入社後の仕事が思い描いていた仕事と違う可能性もありえます。

たとえば、入社前に聞いていたのとは別のミッションを任された、予想以上に責任が重いミッションにつかされたなどです。

管理職に求められるスキルや期待される仕事は会社ごとに違うため、求人を見つけた段階で待遇や給与ばかりではなくきちんと仕事内容を確認し、ミスマッチを減らすことが大切でしょう

管理職の転職に関するQ&A

管理職の転職に関する疑問を解決していきます。

Q1.いきなり管理職として転職できる?

管理職経験のない人が、いきなり管理職として採用されるのは難しいです。

なぜなら、管理職の転職には中途採用以上に即戦力が求められるため、管理職未経験者よりも管理職経験者を優遇するからです

しかしながら、30代で社会経験も豊富な方は「管理職候補」として採用されるケースもあるため、管理職ではなく管理職「候補」の求人を探すのが近道かもしれません。

Q2.40代だと、管理職として転職するのは難しい?

40代の転職は、管理職でなくても確かに難しいといえるでしょう。

なぜなら即戦力を求められることが多く、未経験で異業種へ転職がしづらいからです。

また、40代で管理職の場合、「次の職場ではもっと高収入に、もっとハイポジションに」という理由で転職活動を行う人も多いですが、自社のために働いてほしい企業とはこの時点でミスマッチがおきてしまいます。

難しい40代管理職の転職も、やはり転職のプロ転職、転職エージェントを積極的に利用してみましょう

企業とのミスマッチもおきにくいうえ、面接・選考書類に関するアドバイスを受けることも可能です。

Q3.「転職に失敗した」と感じた経験がある管理職は多い?

「管理職の転職って難しい?実際の転職事情」で紹介の通り、経営者JP総研の「エグゼクティブの転職に関する意識調査」によると、管理職に就く転職経験者の4人に1人は『転職に失敗した』と感じた経験があるという結果がでています。

一方で、現在管理職を務める人の約8割が転職を経験しています。

「転職失敗」と回答した管理職者の多くは、社風や経営者との相性の不一致という理由を挙げていました

管理職で転職する人は多い一方、「管理職への転職が難しい、失敗したかもしれない」と感じる人が多いと分かります。

まとめ

  • 管理職とは、課長部長クラスの職位を指すが、仕事の範囲は会社によって違う
  • 管理職の転職は難しい
  • 成功させるには転職エージェントの利用が必須

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胡摩田 真衣
Writer 胡摩田 真衣

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