この記事では、「英語を使う副業ってあるの?」「どのようにしたら始められる?」とった疑問が解決できます。
副業で英語を使う方法や、英語で副業するメリット、デメリットを分かりやすく説明します。
すぐにおすすめの副業サービスを知りたい人は、「英語使う副業を始めるのにおすすめなサイトは2つ」の項目から目を通してみてくださいね。
Contents
英語を使う副業で副収入が得られるチャンスがある
英語は共通語として多くの国で使われており、ビジネスの場はもちろん研究論文も英語で書くのが主流になっています。
そのため高い需要のある英語を使うことができれば、副業で収入を得られるチャンスがあります。
英語が得意な方や、英語に関連する資格をお持ちの方は、副業に活かしてみることをおすすめします。
英語を使う副業をするメリットは3つ
英語を使う副業を選べば、収入を得ながら英語力を高められるメリットがあります。
通常のバイトよりも高額単価のものもありますし、英語を使えることで仕事の幅を広げることが可能です。
メリット1.選べる副業の幅が広がる
英語のスキルがあると、副業の選択肢の幅を広げることができます。
とくに英語に加えて自分の得意な分野も活かすことができれば、副業で競合する人たちと差別化することができるでしょう。
自分のスキルが多ければ多いほど、副業の選択肢を増やすことができます。
メリット2.副業で副収入を得ながら、英語力も高められる
副業で英語を使えば、副収入を得ながら英語力を高めることができます。
将来的には、副業の経験を通して身につけたスキルを本業で活かすこともできるでしょう。
副業をすることで英語を使う場面が増やせれば、日本に住んでいても英語に触れる機会を多く持つことができ、スムーズにスキルを磨くことができます。
メリット3.通常のアルバイトよりも時給が高い案件が多い
英語を用いる副業は市場でのニーズが高く、通常の案件よりも単価が高い傾向があります。
なぜなら英語の案件では、一定以上の言語スキルが求められるからです。
たとえば、日本語の記事執筆の相場が1文字1円以下なのに対して、英語の翻訳であれば固定報酬制、1件あたり3,000円以上の高単価の案件が多いようです。
英語を使った副業は案件の数を多くこなして稼ぐよりも、専門性を活かして効率的に稼ぎたいと考える方にもおすすめです。
在宅でできる!英語を活かせるおすすめの副業は2つ
在宅でもすることができる、英語翻訳のおすすめ副業を紹介します。
翻訳するジャンルによって、求められる能力が変わってくることに注意しましょう。
副業1.翻訳
副業で行う翻訳には、日本語から英語への翻訳と、英語から日本語への翻訳の2種類があります。
翻訳する文章の種類によって難易度が変わるため、自分の英語スキルに合わせて案件を選択するのが良いでしょう。
ビジネス実務に関する翻訳
ビジネス実務に関する翻訳では、ビジネスメールや企画書、企業サイトに関連する作業が多くあります。
たとえば、社員研修の企画書を翻訳する案件は2万円から5万円ほど、500文字ほどのビジネス文書なら数百円から数千円程度と、案件の種類によっても報酬額はさまざまです。
ビジネスに関わる仕事のため、英語力はもちろん内容の正確性と、依頼者の取引先を意識した翻訳が求められます。
製品説明書、契約書に関する翻訳
製品説明書や契約書には専門用語が多く使われているため、専門性が比較的高いのが特徴です。
たとえば海外製品の説明書を翻訳する案件であれば、1件5,000円から1万円ほどの報酬が得られます。
翻訳の際には英語力に加え、特定分野に関する知識力が求められるでしょう。
翻訳した文章の完成度が高ければ報酬アップも期待できるので、得意分野と知識を増やすことで単価アップが狙えます。
YouTube、映画などの動画の翻訳
YouTubeなどの英語動画のあらすじを日本語でまとめたり、翻訳した字幕を付けたりする作業を行います。
たとえば動画内容の翻訳と字幕を差し込む案件では1件4,000円ほど、番組の概要を翻訳する案件では2万円から5万円程度の報酬です。
文章は直訳ではなく、内容をよりわかりやすくした意訳文を求められるために難易度が高く、英語力に自信のある方に向いているといえるでしょう。
副業2.【初心者向け】英語に関する記事の執筆
自分の体験に基づく英語の勉強法や、英会話教室や留学の経験談などを執筆します。
自分が経験したことを執筆するので、比較的取り組みやすいでしょう。
文章自体は日本語で執筆するので、英語力に自信のない方でも始めやすいメリットがあります。
とくに、TOEICで高い得点を取る方法などのノウハウ記事に需要があるようです。
英語のスピーキング力を活かせる副業のおすすめは3つ
英語で話すことが得意な方向けの、おすすめ副業を3つ紹介します。
対人の仕事が好きな方にも向いているジャンルです。
副業1.空いた時間で始めやすい【オンライン講師】
Skypeなどを使い、オンラインで英会話レッスンを行います。
1レッスン25分から1時間ほどで、時給は1,200円ほどが相場のようです。
インターネット環境とヘッドセットを用意しておきましょう。
日本語と英語力の高さに加え、講師歴や留学経験と英語の保有資格の有無によって時給額が変わり、求められる資格はTOEICが750点以上、英検準1級以上が一般的です。
副業2.生徒と会話を楽しむ【英会話講師】
英会話教室の仕事はマンツーマンで行うオンライン講師とは異なり、1回のレッスンで複数人に教えることが主流になっています。
教員免許は基本的には必要ありませんが、応募には英語資格が求められます。
アルバイトなら時給は1,200円ほどで、レッスン時間は教室の体制や生徒のレベルによって異なります。
生徒とのコミュニケーション能力や、生徒のレベルに合わせて英語を使い分けることなどが求められるでしょう。
副業3.通訳案内士
通訳案内士とは話し手のそばに立ち、聞き手の言語に翻訳して伝える職業です。
案件数はそう多くはありませんが、ビジネスの商談やショッピングの代行業などに需要があります。
基本的には、通訳案内士の有資格者に対しての募集案件が多いようです。
スケジュールと場所の指定があり都市部に案件が集中しているため、地方在住の方には難しいかもしれません。
得意なこと+英語力で始める副業のおすすめは3つ
英語力に加え、別ジャンルのスキルが必要な副業です。
本業などで英語力以外に得意なスキルがある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
副業1.民泊で海外旅行者と接する【エアビー(Airbnb)賃貸】
エアビー(Airbnb)賃貸とは旅行者に宿泊場所を提供することをいい、賃貸業のスキルと英語力が必要になります。
以下の4STEPを踏んで、エアビー賃貸を始めてみましょう。
(1)保健所へ旅館業を申請する
(2)自分の家の空き部屋またはマンションなどの借りた部屋を用意
(3)予約をもらった海外旅行者とは英文メールでやりとり
(4)旅行者が引き払ったあとは部屋を清掃
副業にする場合は収益は借りた部屋の家賃の1.5倍から2倍ほど、例えば家賃11万円の部屋であれば、22万円ほどの利益を目指すと良いでしょう。
副業2.観光客の旅のお手伝いをする【コンシェルジュ】
海外からの観光客を案内するコンシェルジュは、英語会話のスキルと観光名所についての知識が必要です。
案内をした観光客の方とは、帰国後まで続く関係を持てるチャンスがあります。
そのため英語の副業でたくさん稼ぎたい方よりは、海外の方との交流を増やしたい方や海外へも人脈を広げたいと考える方に向いているでしょう。
副業3.現地に足を運んで交渉する【輸出入業】
輸出入業とは海外商品を輸出入して転売する仕事です。
英文メールでの取引先とのやり取りはもちろん、現地調達での英語でのコミュニケーション能力が必要なので、難易度は高めです。
また輸出入業を副業で行う場合、税務署へ個人事業主としての届け出と輸入者符号の取得が必須。
英語使う副業を始めるのにおすすめなサイトは2つ
自分に合う副業を始めるためには、複数のクラウドソーシングサイトに登録して案件を受注するのがおすすめです。
英語を使った副業を始めたい人におすすめのサイトは以下の2つです。
案件紹介サイト | 始めやすさ | 手数料が低い | 英語を活かしやすい |
クラウディア | ◎ | ◎ | ◎ |
ココナラ | ◎ | ◯ | ◎ |
1.100万人が登録する話題のクラウドソーシング!クラウディア
クラウディアは、これから副業を始める人にぴったりのクラウドソーシングサービスです。
なぜならクラウディアは、英文翻訳、海外店舗への問い合わせの仕事など豊富な種類の仕事が募集されているからです。
2020年現在は300件近い英語の副業案件があるので、クラウディアに登録しておけば、あなたが仕事をしたいときに、したい仕事が見つかるはずです。
また手数料が業界最低水準の3%なので、クラウドソーシングで仕事を始めるならクラウディアが一番オススメできます。
サイト2.ココナラ
ココナラは500円からサービス販売が可能で、有料オプションで単価アップが可能です。
「翻訳・語学」のカテゴリーがあるので、自分の英語スキルに合わせて提供したいサービスを販売しましょう。
- 30分2,000円で英会話レッスン
- 1件5,000円で翻訳作業
- 1件500円で英文メールの校正や添削
- 1件3,000円で高校英語の記述問題の添削
ココナラは手軽な価格でサービスを販売できるので、販売実績を貯めやすく、徐々に単価アップを目指しやすいでしょう。
英語を使う副業で稼ぐコツは2つ
英語を使った副業で副収入を稼ぐには、どのようなコツがあるのでしょうか?
自分の武器になるようなスキルを身につけ、競合する受注者との差別化を図ることが大切です。
コツ1.英語の資格を習得して競合と差別化する
自分の英語スキルを向上させるためには、ぜひ資格を取得しましょう。
英語に関する資格を持っていれば、依頼者に自分の英語力をアピールすることができます。
英検は準1級以上、TOEICは800点以上を目指すことをおすすめします。
加えて登録したクラウドソーシングサイトで受注経験を増やし、実務経験をプロフィールに書いて、発注者向けに自分の英語力を示しておくことも大切です。
コツ2.英語スキルと合わせて武器になるスキルを持つ
競合する受注者と差別化するためには、英語スキルに加えて別のスキルもあると良いでしょう。
たとえば本業が営業職の方は営業や対人関係のスキル、事務職の方はパソコンスキルがあるとアピールに役立ちます。
自分の得意分野と英語を一緒に用いる案件の方が積極的に取り組むことができますし、受注するのにも優位になります。
英語を使う副業をするデメリット4つ
英語の副業には、残念ながらデメリットもあります。
副業を始める前には、どんなデメリットが考えられるのかを知っておきましょう。
デメリット1.求められる英語のスキルが高い
英語が必要な案件では、高い英語スキルが求められる傾向にあります。
たとえば、専門書やビジネス関連の文書、契約書などの翻訳をする場合、扱われるテーマになじみがなかったり、専門用語と業界独特の言い回しが多かったりすると、初心者には翻訳が難しいことも。
英語力を活かして副業をしようとする際は、高単価の案件にむやみに飛びつくのは避けた方が良いでしょう。
自分の得意分野や、英語のスキルに見合った案件を取捨選択することが大切です。
デメリット2.英語力以外の能力が必要な仕事が多い
英語のスキルを活かせる仕事は多岐に渡り、英語力があるだけでは十分にこなせないものもあります。
たとえば、英会話講師は生徒とのコミュニケーション能力やわかりやすく授業を進めるノウハウが必要ですし、翻訳は扱う記事やテーマに関する深い知識が求められます。
英語スキルは高い方が良いですが、英語以外の活かせるスキルもプラスして副業を探すことをおすすめします。
デメリット3.自分で英語力を磨く努力が必要
英語を用いる副業をする場合、求められる高い英語スキルを身につけるためには、常に自己研鑽が必要になります。
本業のかたわら副業をする場合は、案件をこなす時間に加えて英語の勉強時間も確保しなければなりません。
そのためプライベートでも英語を勉強することを苦にしない人の方が、英語スキルを活かした副業に向いているでしょう。
デメリット4.英語の副業は競合が多い
英語の副業は、多数の受注者と競合することになります。
資格を持っている人や留学経験者、外資系企業の勤務経験者などには英語力が高く、豊富な経験を持っている方は多いからです。
実際に有資格者や英語を使った経験が多い人の方が、案件を受注しやすい傾向があるようです。
英語を使う副業をする際の注意点は3つ
英語の副業の際には、以下の3つのことに注意しましょう。
注意点1.自分の英語力を正しく把握する
案件を受注するにあたっては、自分の英語力を正しく把握しておくことが大切です。
英語スキルの指標としては、英検準1級またはTOEIC800点以上が望ましいとされています。
または英語資格がなくても、翻訳や外資系企業での実務経験があると良いでしょう。
副業にしようとするときは、まずは自分の英語力に見合った案件から始めてみましょう。
注意点2.本業に支障が出ない範囲で行う
副業をするときには、本業に支障のない範囲で行いましょう。
とくに本業で英語を使っていない方の場合、英語の副業に慣れるまでには時間がかかってしまうかもしれません。
副業に慣れるまでは引き受ける案件数に余裕を持つようにし、徐々に挑戦する案件数や範囲を広げていくと良いでしょう。
注意点3.英語の副業での所得が20万円を超えたら確定申告が必須
副業での所得が20万円をこえたら確定申告が必要です。
英語を使う副業をする際のQ&A
英語を使った副業を始めようという方に、気になるポイントをQ&Aでまとめました。
仕事の前には、ぜひチェックしてみてください。
Q1.初心者でも英語を使って副業できる?
初心者の方でも、英語を使った副業は可能です。
ただし、引き受ける案件の種類と分量には注意しましょう。
初めのうちは海外の話題を日本語に翻訳する案件のような、扱うジャンルが自分になじみのあるもの、専門用語が少ないものを選ぶことをおすすめします。
提出期限や引き受ける分量は、無理のない範囲にするように心がけましょう。
Q2.副業禁止の会社で英語を使って副業できる?
副業禁止の会社に勤めている場合、隠れて副業することはおすすめできません。
なぜなら、もしもバレてしまったときには契約違反を問われ、本業を辞めさせられてしまうかもしれないからです。
確かに少額収入の副業なら、バレにくいかもしれません。
ですが所得を増やすための副業で本業を失ってしまったら、本末転倒になってしまいます。
まとめ
- 英語を使う副業は、英語ができる人や英語力をさらに高めたい人におすすめ
- 英語を使う副業は単価が高い傾向にある
- 英語力を表す指標になる英検やTOEICの資格や実務経験があると英語で副業を始めやすい