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サスティナブルとは? 今考えてみたい、わたしと地球の未来のこと

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サスティナブルという言葉、テレビや雑誌でも取り上げられるようになりました。

今、地球環境や社会環境はどのような状態なのか。

なぜ、いまサスティナブルな対応が必要なのか。

このページでは具体的な例を紹介しながら、サスティナブルについて紹介します。

皆さんの暮らしや仕事からサスティナブルについて一緒に考えてみませんか。

サスティナブルの意味

サスティナブルとは、日本語で「持続可能な」という意味です。

サスティナブルな社会、サスティナブルな経済 などという使い方をします。

現在、環境問題や貧困、人口問題などの社会問題などわたしたちが直面する問題を課題と捉え、持続可能な未来を実現しようという世の中の動きがあります。

裏を返すと、これらの問題をこのまま放っておいては持続不可能な社会である、とも言えるのです。

未来を想像して、無理をせずに続けていけるサスティナブルな視点と行動が今求められています。

地球と人間があぶない?サスティナブルが必要とされる背景

サスティナブルな取り組みが必要とされる背景に以下のような問題があります。

地球温暖化

地球温暖化は、産業革命以降の人間活動により排出された温室効果ガスを起因とされています。

地球温暖化の影響と思われる気候変動は、世界各国で大きな被害が出ています。

極度な夏の暑さ、大型の強い台風やゲリラ豪雨など、日本でも頻発していますよね。

人間が起因して起こった地球温暖化は、人間が解決しなければいけない問題、無関心ではいられません。

未来へと繋がるサスティナブルな地球であるため、化石燃料に頼った暮らしから脱却する必要があります。

温暖化防止のための省エネ、省資源と言った取り組みのほか、エネルギー自体を再生可能エネルギーに切り替え、資源の有効活用に重きを置いた「脱炭素社会」を目指し、今日本は動き出しています。

貧困問題

SDGs(エスディージーズ)の目標1に掲げられる「貧困をなくそう」。

世界の中には、お金が十分になく不自由な生活をしている人がいます。

食べ物が手に入らず命を落としてしまう子どもがいます。

日本も例外ではありません。

貧困に陥ってしまった人を救うため、世界で極度の貧困にある人をなくすこと、さまざまな次元で貧困ラインを下回っている人の割合を半減させることを目指し、インフラ整備や国の制度等を整えていく必要があります。

労働と経済成長

国や地域、環境によって収入が不十分だったり、正規雇用をしてもらえないなど不利益を得ている人が少なくありません。

この問題を解決すべく、このあと説明するSDGsの目標の一つに「働きがいも経済成長も」が挙げられています。

すべての人のための包括的かつ持続可能な経済成長を進めようというものです。

並行して、ディーセントワークの推進も目標に掲げられています。

ディーセントワークとは働き甲斐のある、人間らしい生活を継続的に営める仕事のこと。

労働時間や賃金、休日の日数、労働内容などが人間の尊厳と健康を損なうことなく、人間らしい生活を持続的に営むことを指しています。

これを達成するためには、男女平等の働きやすい環境、フレックスタイム制など働き方の多様化に合った仕組みづくり、自己成長が見込める労働環境などが揃っていることが望まれます。

サスティナブルに関連するキーワード解説

サスティナブルに関連するキーワードについて解説します。

キーワード1.SDGs(エスディージーズ)

未来とのつながりを意識した行動で世界の課題をなくすため、国連サミットでは2015年、17の持続可能な開発目標を掲げました。

これがSDGs(エスディージーズ)です。

SDGs

紹介した地球温暖化などの環境問題、貧困問題、経済成長とディーセントワークのなど全部で17の問題に対する解決指標を定めて具体的に取り組もうとしています。

SDGsの意思表示に「地球上の誰一人取り残さない」というフレーズがあります。

地球環境を保護し、あらゆる貧困を解消し、地球上すべての人が平和で豊かな生活を送る社会を目指していのです。

目標達成のため、国や自治体、企業なども動き出しています。

キーワード2.エシカル

近年、「エシカル消費」「エシカルファッション」ということばを耳にするようになりました。

エシカルとは、「倫理的な」「道徳的な」という意味。

エシカル消費とは、「人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノを購入・消費すること」と定義づけられます。

エコマークがついた商品、フェアトレード商品、車のレンタル・シェアサービス、地産地消などの買い物がこれにあたります。

また最近人気のエシカルファッションは、素材や生産工程、販売までの一連のプロセスの中で人と環境に配慮されたファッションのことを指します。

フェアトレード(開発途上国に適性なお金が支払われる貿易のしくみ)で販売された服飾品を購入することもエシカルな行動と言えます。

キーワード3.ヴィーガン

完全菜食主義のことを「ヴィーガン」と言います。

肉や魚を食べない人をヴェジタリアンと言いますが、ヴィーガンはそれに加えて卵やチーズ、はちみつやかつお節といった動物性の食品は一切食べない人を指します。

近年、自然により近いものを食べたいという人が増えています。

その理由の1つに挙げられるのが、牛や豚などを育てる畜産業では多くの水やエネルギー、穀物、飼料を消費するため環境負荷が大きいこと。

牛のげっぷに含まれるメタンガスや亜酸化窒素は地球温暖化の原因にもなります。

ヴィーガンの人のためのレストランや、動物実験をせず動物由来の原料を使用していないヴィーガンコスメも登場しています。

キーワード4.オーガニック

「オーガニック」は日本語にすると「有機」の意味。

野菜や果物の栽培の方法のことで、化学肥料や農薬、遺伝子組み換え種子に頼らず、できるだけ自然の力で育てた農作物や素材のことを指します。

たとえば、栽培する人たちの健康や賃金にも正当な配慮をして育てられたオーガニックコットンを選び、購入することで、環境負荷が減り、さらに労働者に適性な収入が渡ることになります。

環境にやさしく、人にもやさしいオーガニックな製品を積極的に選ぶ人が増えています。

キーワード5.ロハス

「ロハス(LOHAS)」とは、 Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語。

健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルのことです。

目先の利益や利便性にとらわれることなく、自分ができる範囲で環境保全と健康維持を保つという意味が込められています。

具体的な例として、家庭菜園による自給自足、ヨガやピラティス、エコロジカルな建材を使用したエコ住宅に住むことなどが挙げられます。

エコ=我慢や窮屈なイメージだったものが、LOHASの登場によりオシャレに、かわいく取り組めることから日本でも若い世代を中心に徐々に認識され、広がりました。

サスティナブルな社会のため、わたしたちにできること

サスティナブルな社会のためにわたしたちができることはなんでしょうか。

サスティナブルなサービスを利用する

利用することでサスティナブルな行動に繋がるサービスをご紹介します。

BULK FOODS MARKET

BULK FOODS(バルクフーズ)は、食品を量り売りする専門店です。

扱うのは、無添加のナッツバターや無漂白のドライフルーツなど、からだにやさしい食品。

アメリカ式の量り売りスタイルで1gからセルフサービスで食品を購入できます。

持参した容器に入れることはもちろん、お店では簡易な袋に入れて持ち帰ります。

過剰な包装袋やトレーなどを使わないため、ごみを減らすことができます。

また、必要な量だけを購入できるため、フードロス削減にもつながるのです。

現在国内に3店舗あり、オンラインショップもあります。

&anika

&anika(アンドアニカ)は、サスティナブルな社会を共に創っていくためのオンラインセレクトショップ。

SDGsを起点に貧困、環境破壊、不平等などの社会課題解決に繋がる商品を扱っています。

竹製のハブラシやタンブラー、環境負荷が少ない洗濯洗剤など、使うことで環境を保全するアイテムが購入できます。

&anika

KURADASHI

世界で1年間に精算される食糧は約44億トン。

そのうち13億トンが廃棄されているのが現状です。

KURADASHI(クラダシ)とは、賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者へ販売する社会貢献型ショッピングサイト。

売上の3~5%を社会貢献活動団体へと寄付され、その支援団体を購入者が選択することも可能です。

消費者はお得に買い物しながら社会貢献ができ、食品業界でもフードロスが減る仕組みです。

KURADASHI

暮らしを見直す

サスティナブルな社会のため、わたしたちにできること

今すぐできる身近な行動の例を見て行きましょう。

衣食住の中で以下のことが挙げられます。

地球環境のためになる行動ですが、暮らしにも嬉しいことがあります。

  • フード(食品)ロスを減らす

具体例:食べ残しをしない、食べきれない食材を買わない、賞味期限や消費期限をこまめに確認する

  • 消費電力を減らす

具体例:使わない電化製品は電源を切る、電力性能のよい家電製品に取り換える

  • 資源の分別でリサイクルを向上させる

具体例:リターナブルな瓶や缶を選ぶ、食品トレーや牛乳パックなどは資源回収BOXへ持参する

  • リユースアイテムを活用する

具合例:古着や中古の生活用品を利用する、ものを捨てる前に活用方法はないか立ち止まって考える

  • プラスチック製品の利用を減らす

具体例:レジ袋はもらわない、生活の中でプラスチックをどれだけ使っているか考える、海洋ごみについて調べる

働き方を見直す

高収入な仕事に魅力を感じる人がいる一方で、我慢や無理をするのではなく楽しいと感じられる仕事に就きたいと考える人が多いようです。

前に述べたように、働き方がサスティナブルかどうか、はすべての人にとって大切なこと。

自分自身にも置きかえてみて以下のことを考えてみましょう。

  • 今の仕事量は適切か
  • 仕事やプライベートで自分らしさが発揮できているか
  • 周囲との関係は良好か
  • 心身に負荷がかかっていないか

半農半Xという働き方

サスティナブルな働き方の例として、 平日は会社に所属して働き、週末は農業をするという副業農業のような方法があります。

もしくは、自分や家族が食べる分の食料は自給農でまかなって、一方でやりたいと思うこと(ミッション)を半々のバランスで行う半農半X(エックス)の働き方も良いでしょう。

半農半NGO、半農半歌手、半農半保育士などさまざまな組み合わせで働いている人がいます。

これを機に、「なんのために働いているんだっけ?」と自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。

参考リンク:副業農業の始め方を5STEPで解説|おすすめの販売方法と注意点4つ

サスティナブルな企業、ブランドで働きたいと思ったら

サスティナブルな会社で働きたい!サスティナブルな働き方を模索したいと感じた人は、それが可能な企業を探してみよう。

具体的な企業名、ブランド名が分かっている人は、その会社について調べることから始めましょう。

情報収集してから決めたい人は、転職エージェントに相談し、思いを聞いてもらうことで自分に合う会社を見つけられるはずです。

サスティナブルを生活にとりいれるコツ

サスティナブルを生活にとりいれるコツ

これからサスティナブルな生活をしていこうと思ったときに活かせるコツを紹介します。

コツ1.普段使っているアイテムやブランドの背景を知る

たとえば、日頃から使っているコスメアイテム。

そのブランドの考えや思いを知っていますか?

慣れ親しむアイテムもブランド背景まで調べたことはなかなかないでしょう。

サスティナブルな考えを持つブランドは、その考えが製品づくりにも表されています。

今からはブランドの背景や存在する意味、意義(パーパス)を意識して買うアイテムを選ぶ時代です。

2019年の調査では「環境や社会に悪い影響を与える企業の商品は買わない」と答えた人が81%となっており、これからの購買の判断がサスティナブルに影響を受けていると言えます。

参考:「ミニマル(最小限)」「ロングライフ(長期的)」「サーキュラー(循環)」3つのサステナブル基準で選ぶ生活者

コツ2.続けられそうなことから始める

サスティナブルな生活は一時のモノではなく、「継続できる」ことでないと意味がありません。

自分にできるかわからない、無理をしないとできないものにはじめから着手してしまうと続かない可能性が高いと言えます。

最初は小さなことから、自分の生活でできる範囲のアクションを少しずつ始めるほうが続きます。

コツ3.「自分ひとりが始めても……」とは考えない

私一人が生活を変えても意味あるのかな?という考えは捨てましょう。

なにごとも小さなことの積み重ね。

あなたがやることで必ず何かが変わっていきます。

もし、自分ひとりがやっているような気持ちになったときは、SNSを活用しておなじような価値観で行動をしている人を探しましょう。

Instagramで#サスティナブル とつけて投稿している人は、23.8万人、#エシカル をつけている人は、22.7万人います(2021年1月末時点)。

取り組みをしているあなたの仲間はたくさんいます。

時には、SNSで発信しながら仲間がいることを意識してみると良いでしょう。

サスティナブルに関するQ&A

サスティナブルに関する質問をまとめました。

Q.サスティナブルな企業かどうか、どこを見たらわかりますか?

SDGsの目標12には「持続可能な消費と生産」という目標があり、ものをつくる企業と、買って使う消費者の双方に責任があるという考えられています。

企業が積極的にサスティナブルな社会の実現にどう取り組もうとしているかは大切な指標です。

その1つに、CSR(企業の社会的責任)があります。

製造業の場合、製品の製造、消費、そして処分や再利用というすべての段階で、環境への影響を評価するLCA(ライフサイクル・アセスメント)という考え方を取り入れる企業も増えています。

気になる企業・会社のCSRをチェックしたり、Googleなどのサーチエンジンで「サスティナブル 企業」など検索してみると良いでしょう。

まとめ

  • サスティナブルとは、地球と自分の両方が持続可能であること
  • 環境だけでなく社会問題の解決するためのキーワード
  • 自分自身の働き方がサスティナブルか考えてみよう

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Writer パラナビ編集部

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