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部署異動の希望は通りにくいもの?異動願いの例文&通らないときの考え方

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異動して違う仕事に挑戦したい、人間関係が良い部署へ異動したい。

所属する組織を変えず、部署を異動して働きたい人が多いようです。

しかし残念ながら、希望の部署への異動が通るのは本当に稀なことなのです。

ここでは、異動願いの実態と通らなかったときの行動について一緒に考えたいと思います。

異動願いはなかなか通らないもの?

職場内で部署の異動を希望している人は思っている以上に多くいます。

しかし、残念ながら異動願いはなかなか通らないものと考えていた方が良いでしょう。

もちろん社員の希望が通りやすい会社もありますが、ほとんどの会社は通りにくく、異動願いが通る割合は「1~2割」程度と稀です。

それでは、異動願いを出しても通らないのは一体なぜなのでしょうか?

主な理由は以下です。

異動願いが通らない理由1.会社全体の都合が優先されるから

会社が人事異動を行うのにはいくつか意味があります。

そのうちの一つが、マンネリを防ぐための人事異動です。

この場合、異動する対象者はある程度自動的に決められている場合が多いのが実態にあります。

自動的とは、社員の年次や経験、実績などわかりやすい指標をもとに仕組みが決まっているという意味です。

別の部署へいくことで社員のやる気を引き出し、同時に組織全体を活性化させる目的で行われます。

個人指名での人事異動もある

反対に、ごくわずかですが「この人材にこの仕事を任せたい」と言った指名方式で行われる人事異動もあります。

そうした指名制は、社内で特に成果をあげている人や目立っている人材であることがほとんどです。

どちらの人事異動も、本人の希望というより会社の方針による場合が大多数と言えます。

異動願いが通らない理由2.異動先に空きがないから

組織の人員配置は仕事量と人数のバランスによって決められています。

事業で収入を得る一方で人件費という支出があり、支出の方が上回る状況は避けなければいけません。

あなたが異動したいと考える部署に空きがない場合には残念ながらその部署への異動は叶いにくいと言えます。

異動願いが通らない理由3.タイミングや方法が適していないから

異動願いを出すにはタイミングやそれまでの流れが適切であることが大切です。

それを守らないと、異動願いを出すこと自体がマイナス評価に繋がる可能性があるからです。

異動願いを出すことを決めたら、まずは会社の人事制度をチェックし、スケジュールや申請方法を確認しましょう。

異動願いを出す前に確認すべきポイントは3つ

異動願いを出す前に確認すべきポイントは3つ

異動願いを出すと決めたら、以下のことを心掛けましょう。

確認すべきポイント1.焦らない

異動願いの結果がまだわからないうちは焦って行動しないことが大切です。

異動願いは、出したからと言ってすぐには認められないものと考えましょう。

一度や二度通らないことは当たり前と割り切って、異動したい意思を伝え続けましょう。

確認すべきポイント2.今の仕事をおろそかにしない

異動したいからと今の仕事に対して手を抜くことはやめましょう。

会社に所属する以上は今置かれている環境、今の部署で実績をあげることがあなたの仕事です。

今の仕事と向き合い、誠実な態度で臨みましょう。

確認すべきポイント3.異動したい部署の仕事内容を理解する

異動すれば業務内容や必要なスキルなども異なります。

「営業」「マーケティング」「総務」など一般的なくくりでしか部署の業務を理解できていない場合は、実際に異動が通ったときに困る羽目になるでしょう。

具体的な業務内容やあるとよい資格などを知り、自分が従事できるかをシミュレーションして、できるという自信があるかどうかを考えてからでも遅くはないはずです。

異動したい気持ちが本気であれば、事前に具体的な仕事内容を把握しておきましょう。

異動をどうしても通したい人へ。異動願いの出し方

それでは実際に異動願いの出し方を見ていきましょう。

異動を申し出ると決めたあとの流れ

異動が通りやすい異動願いの出し方は以下です。

1.直属の上司に異動を希望する意向を伝える

部署の異動を申し出ると決意したら、まず直属の上司に相談しましょう。

上司の都合のいいタイミングでまず「ご相談があるのですがお時間よろしいでしょうか?」と声をかけ、直接話す場を儲けてもらうのが理想的です。

注意したいのが、上司に話す前に同僚や同期などに話さないこと。

話しやすい人に伝えたい気持ちも分かりますが、上司に正式に話す前に聞かれてしまった場合、心証を悪くしてしまう恐れがあります。

2.異動願いを書く

直属の上司に異動を希望する意向を伝え、了承されたら異動願いを作成します。

異動願いは会社で定められた書式がある場合と1から自分で作成する場合とがあります。

通りやすい異動願いの書き方

異動願いの書き方について具体例を見ながら説明していきます。

異動願いはなかなか通りにくいものですが、書き方を工夫することで、上司や人事担当の納得が得られ、通りやすいものになりますよ。

その際のポイントは以下です。

  1. 会社への貢献したい思いを表す
  2. なぜ異動したいかが伝わりやすい文章を心掛ける
  3. ネガティブな理由もできるだけポジティブに書き換える

【仕事内容を変えたい人向け】異動願いの例文1

わたしは入社以来5年間、営業部で〇〇〇の法人営業の業務にまい進してきました。現場でお客様と直接対話する中で集めたお客様のニーズに合った提案を行うことにこだわり、昨年は新規獲得顧客数〇件という実績をあげました。営業での実績を積む中で、お客様の声をマーケティングにも活かし、検証や情報分析に携わりたいと考えるようになりました。以上の理由からマーケティング部への異動を希望いたします。

仕事内容を変えたくて異動を希望する人の中には「今あるストレスから解放されたい」「今の部署ではこれ以上成長が見込めない」と言った理由があるかもしれません。

それらをそのまま書いてしまうと印象が悪くなってしまいます。

「■■■への意欲が高まった」「培ったノウハウを次に活かしたい」と言った前向きな表現を使いましょう。

【働く環境を変えたい人向け】異動願いの例文2

わたしは経理部で業務にまい進してきました。先輩の指導のもと税務申告に関わる業務にも携わり、3年間の経験を積みました。経理部で培った係数能力を活かして、会社の売上げ増や顧客の資金繰りなどを考慮した提案してはどうか、という意欲が高まりました。自分の得意領域を活かして会社貢献できると考え、営業部への異動を希望いたします。

部署の人間関係が良くない、パワハラがあるといった理由もあげられます。

しかし、こうした社内の人間関係に文章中では一切触れないで異動願いを作成しましょう。

ポジティブな内容で書くのがポイントです。

また、パワハラやいじめといった問題に悩んでいる場合は、異動願いを提出する前に労働組合や労働基準監督署に先に相談しましょう。

【体調不良が原因で部署異動したい人向け】異動願いの例文3

わたしは入社以来5年間、マーケティング部で業務にあたってきました。繁忙期の残業が〇時間を越え体調不良が続き、病院を受診したところ、〇日間の休養と残業禁止の指示を受けました。
現在の部署は社内でも特に多忙であるため、業務調整しやすく退社時間が明確な▽▽部への異動を希望いたします。

健康上の問題に伴う異動希望は、はっきりとその理由と医師からの指示がわかるように記入します。

医師からの診断書がある場合は添付したうえで仕事での禁止事項などを明記しましょう。

異動についてだけではなく、産業医や産業カウンセラーなど社内で頼れる人を見つけて相談することで、体調の早めの回復につとめましょう。

異動願いを出すのに適したタイミング

異動願いを出すタイミングは基本的にいつでも問題はありませんが、事前にしっかり上司に伝えることが重要です。

会社の繁忙期は落ち着いて話す時間を取りづらいため、適しているとは言えません。

会社の決算時期や年末や年度末など避けた、それ以外の時期でタイミングを見つけましょう。

異動願いを出す際の注意点2つ

異動願いを出す前に、以下の注意点をチェックしておきましょう。

注意点1.異動希望が通らなかった場合も会社の決定に従う必要がある

会社の人事異動では、会社全体で適材適所を叶えるために行われるため、個人の異動願いが通る割合は少ないのが現実です。

しかし、中には個人の意欲を大切にして異動願いを重視する会社もありますが、今の日本では少数派と言えます。

いずれの場合も、人事異動は会社全体のバランスをとりながら組織の活性化をはかるために行われます。

会社に所属している以上は、異動が通らなくてもこの決定を受け入れる必要があるのです。

注意点2.異動願いを出すと、会社や上司から『仕事に不満がある』と思われる可能性がある

会社からの辞令ではなく自分から異動願いを出すことは、もしかすると会社や上司に『仕事に不満がある』と受け取られる可能性があることを知っておきましょう。

あなたにとって前向きな異動願いでも、会社や上司、同僚から見ると「この人はここから出ていきたいんだ」という伝わり方をしてしまってはその後も居心地の悪さが残ります。

異動願いを出す決意をしたら、上司への説明も異動願いの提出も誠実な態度で臨みましょう。

異動希望が通らないときは転職を検討してみよう

異動希望が通らないときは転職を検討してみよう希望する部署への異動が通らず、会社で働く意欲が湧かないこともあります。

その場合には、次の人事異動に期待するよりも転職という選択でキャリアプランを叶える方がよいと言えます。

転職エージェントは在職中でも登録でき、希望する業界のプロに相談したり、あなたの希望に合わせた職場を提示してもらえます。

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異動願いに関するQ&A

異動願いを出したいと考えている場合のよくあるQ&Aをまとめました。

Q1.「転職も考えている」とちらつかせるのは効果的?

異動願いを出すときに「希望する部署へ異動できない場合は会社を辞める」という方法があります。

しかし、この方法は危険と隣り合わせでもあります。

あなたの強い意志が伝わる方法かもしれませんが、反対に「必要とされる環境での仕事を頑張れない」というレッテルを貼られる可能性もあります。

結果的に社内でのあなたの評価を下げることにも繋がるので、おすすめしません。

Q2.異動願いを出したら退職をすすめられた!どうしたらよい?

異動願いを出したら「希望の部署に受け入れ先がない」などの理由で退職をすすめられるといったケースもあります。

これは、会社から社員に対して退職の働きかけを行う「退職勧奨」にあたります。

退職勧奨には基本的に従う必要はないので辞める気持ちがない限りは断りましょう。

しかし、希望の部署に異動もできず、会社の体質にも疑問を感じるようなら、転職することを検討してはいかがでしょうか。

まとめ

  • 異動願いは残念ながら通りにくい
  • 異動願いを提出するときには「会社への貢献意欲」を伝えよう
  • どうしても異動できない場合は転職でキャリアを叶えよう

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Writer パラナビ編集部

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