「自分はサラリーマン向いてないかも……」
生きていくうえで働くのは避けられないことで、「向いていない以上、どうすればいいかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回はサラリーマンに向いていない人の特徴や、本当に向いていないのかの診断方法・悩みの解決法などをまとめました。
Contents
「サラリーマンに向いてない」と思う原因3つ
サラリーマンに向いてないと思う原因には、以下の3つが考えられます。
- 自分の性格がもともとサラリーマンにあっていない
- 仕事の内容が合わない
- 会社の社風・職業柄の風潮が合わない
原因1.自分の性格がもともとサラリーマンにあっていない
自分のもとから持つ性格から、「サラリーマンとう働き方は向いていない」と思う人も多いです。
個人で仕事に対する考え方や好む仕事の進め方が違うので、他人とチームで働くことに向いていない人がいるのは当然です。
「働く」ことへの視野を広く持ち、自分に合った柔軟な働き方を見つける必要があります。
原因2.仕事の内容が合わない
仕事の内容が自分に合っていないせいで、「自分はサラリーマンに向いていない……」思考におちいる人もいます。
こういった場合は、ほかの仕事をしてみると難なくサラリーマンとしてやっていけた、となる可能性があります。
部署異動や転職することで、問題が解決するでしょう。
原因3.会社の社風・職業柄の風潮が合わない
仕事の内容自体は苦痛に思っていなくても、勤めている会社の社風や業界特有の雰囲気があなたを悩ませている可能性もあります。
その会社だけが会社ではありませんし、その業界以外でもあなたの力が発揮できる場所があるかもしれません。
転職をしたり、スキルを身に着けてフリーランスとして独立したりするなど、自分の可能性を広げてみましょう。
サラリーマンに向いてない人の特徴5つ
では、どんな考え方を持つ方がサラリーマンに向いていないのか、具体例をみていきましょう。
以下のような特徴に当てはまらないのであれば、もしかしたらあなたではなく、仕事内容や会社に問題があるのかもしれません。
当てはまるか当てはまらないか、という視点でチェックしてみてください。
1.サラリーマンの慣習・しきたりに嫌気がさす人
古い慣習や、社会のしきたり・ルールに合わせることができない人はサラリーマンに向いていません。
- 新入社員は〇分前までに出勤
- メモはPCやスマホではなく紙で
- エレベーターは奥が上座、ボタン操作は新人が行う
このように、何のために存在するのかわからない社会人に求められるルールは無数にあります。
サラリーマンに向いていない人は「これってなんのためのルール?やる必要ある?」と考えてしまうのです。
慣習や社会人のルールを守ったり、覚えたりするのがストレスで苦痛になっているのであれば、サラリーマンに向いていないと言えます。
2.無意味な仕事が耐えられない人
会社に属していると、形式的にやっているだけの会議や、誰かの面目を保つためだけの仕事など、無意味とも思える仕事がふりかかることもあります。
黙ってこなしていれば大きな問題にはならないので、一つ一つ「意味がないのでやらない」「会社のためにならないならやらない」と決断する人は少ないでしょう。
- 形式的に開かれる目的のない会議
- どこで発表するかもわからない資料作成
- 会社のためにならない、上司の体裁を保つためだけの仕事
こういった状況に巻き込まれることが嫌でたまらず、いつまでも慣れない場合は、サラリーマンに向いていません。
3.同調圧力・理不尽なことに我慢できない人
日本は同調圧力が強く、皆が平等に成功することが良しとされており、どんな理不尽なことも「みんながそうしているから」「今までがそうだったから」と改善しません。
また、改善しようとする人を「和を乱す人」として排除してしまう傾向もあります。
実際、残業に関するBIGLOBEの調査で「定時で帰る人に対してどう思うか」という質問に対し、半数以上は肯定的だったものの、「イライラする」「他の人のを手伝ってほしい」と答えた人が10%程度にものぼっています。
- 上司に仕事を押し付けられる
- 飲み会は絶対に全員出席
- 付き合い残業が多い
以上のような、誰かに合わせて理不尽に耐えることに我慢ができない人は、日本のサラリーマンには向いていないかもしれません。
4.個人で仕事を進めたい気持ちが強い人
仕事はチームで行うのが基本のため、なにごとも一人でやった方が早いと感じる人はサラリーマンに向いていないといえます。
個人で仕事を進めたい人は、以下のようなルールや風潮をストレスに感じます。
- 一人のミスや怠慢で仕事が進まないこと
- 逐一、報連相を求められること
- チーム一丸となって会社のためにがんばろう!という理念
群れるのが苦手、人間関係が面倒と感じる人は、チームプレイが必要な仕事には向いていないでしょう。
5.単純に「働く」のが苦手な人
ただただ「働く」という行為が苦手な人もいます。
- 決まった時間に起きて決まった時間に出勤するのが辛い
- 何をするにもやる気がでない
なんとなく働くことに苦手意識を持ってしまったと考えている人も多いですが、突き詰めると必ずそうなった理由があるはずです。
働くことが億劫になった理由や原因を探れば、働く意欲が湧くきっかけを見出せるかもしれません。
関連記事:【医師監修】何もしたくないときの対処法|疲れた心に寄り添う過ごし方
「サラリーマンに向いてない」悩みを解決するための3STEP
「自分はサラリーマンに向いてない」と、悩みを抱えながら働き続けるのは辛く苦しいです。
その状態から脱するためには、自分を知り、それに合った対処法を見つけることから始まります。
悩みを解決するための手順をみていきましょう。
- 自分の状況を書き出してみる
- 診断ツールで「自分の知らない自分」を知る
- 対処法を実践する
STEP1.自分の状況を書き出してみる
自分がサラリーマンに向いてないと感じる際に、ストレスになっているものを把握します。
何が障害で、サラリーマンをやりたくないと思うのかを書き出してみるのです。
書き出したストレスを「人間関係」「自分のこと」「業種特有のこと」「会社の社風」などカテゴリ分けしていきましょう。
こうすることで、なぜサラリーマンに向いていないと思うのか原因が明確になり、対処法もみえてきます。
頭で考えるよりも、スマホのメモやチラシの裏でもいいのでとにかく書き出して、客観視することが大切です。
STEP2.診断ツールで「自分の知らない自分」を知る
自分で自分のことを知るには限界があります。
とくに自分の「強み」に関することは自分では深堀しにくい部分です。
強みを知ることで、仮にサラリーマンには向いてないとしても、他で活かせそうな能力がわかります。
診断ツールなどを使って、強みや適職について調べてみましょう。
自分を診断するならリクナビNEXTがおすすめ
転職サイトリクナビNEXTには、グッドポイント診断という自分の強みを調べることができるサービスがあります。
設問に答えていくことで、18種類の特徴の中から5種類の自分の強みを診断してもらえます。
約30分程度で自分の強みを明確にすることができ、自分に合った働き方が見つかります。
STEP3.対処法を実践する
自分を知ることで、サラリーマンに向いていないのが「自分が原因なのか」「会社・職種が原因なのか」が見えてくるはずです。
自分の状況に合った対処法を実践していきましょう。
次の項目で、サラリーマンに向いていない人がストレスなく働くための対処法を詳しく説明していきます。
サラリーマンに向いてない人の働き方:転職する
「サラリーマンに向いてないと思う原因3つ」で紹介した、原因2・3のように、「サラリーマンに向いていない」のではなく、「働いている会社・職種が向いていない」可能性もあります。
転職して別の企業に勤めたら、とても働きやすく「向いていない」という悩みが無くなるかもしれません。
働き方の多様性も認められてきており、会社員でも自由な働き方ができる会社は多くあります。
転職エージェントを利用することで、客観的かつ効率的に転職活動を進めることができますよ。
仕事探しならリクルートエージェントが一番おすすめ
今の仕事に満足していないなら、転職のプロ「リクルートエージェント」に相談しましょう。
リクルートエージェントなら、豊富な業界知識を元にあなたを客観的に分析しつつ、あなたに向いている仕事を紹介してくれます。
転職を強要されることはないので、漠然と仕事を変えたいと考えている人も、登録だけでも済ませておくのがおすすめです。
サラリーマンに向いてない人の働き方:フリーランスで働く
自分を知ったうえで「会社に雇われるのは向いていない」と思ったのであれば、スキルを駆使してフリーランスとして働く方法があります。
多様性が重要視され働き方も個人の採用で選べるいま、会社に雇われずに働くのは難しいことではありません。
Webマーケティング職やエンジニア職についているなら、DYMテックというフリーランス向けサービスがおすすめです。
そのほか、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで、ライティングなどの専門スキルで活躍する方法などもあります。
フリーランスで案件獲得するならDYMテックがおすすめ
DYMテックフリーランスは、マーケター向け案件や月70万円以上が期待できる高単価エンジニア案件など、様々な希望条件を満たす案件と出会えるサイトです。
フリーランスのプロから案件の提案を受けることも可能なので、安定した収入も期待できるでしょう。
エントリー、案件紹介に至るまですべて無料で利用できるので、フリーランスとして活躍したい人にはおすすめのサービスです。
サラリーマンに向いてない人の働き方:起業する
フリーランスで働く意外にも、自分で事業を立ち上げて仕事をする方法もあります。
独立すれば仕事の裁量は自分次第ですので、事業が成果を上げればサラリーマンよりもはるかに多い収入を得ることができます。
その反面、大幅に収入が減るリスクもあるため、簡単で安全な方法とはいえません。
とはいえ、今後は「個の時代」とも言われており、サラリーマンが向いていなくても、起業して自分の思うままにやると上手くいく可能性も十分あります。
まずは「副業」で事業を始めるのもおすすめ
副業を解禁している企業に勤めているのであれば、起業やフリーランスになる前に、副業で自分の腕を試すという手があります。
本業を持ちながら副業で腕試しをすることで、収入を得ながらフリーランス・起業を体験することができます。
ただし、就業規則で副業を禁止している企業で、内緒で副業を行うことは懲戒免職などのリスクがあるため避けましょう。
関連記事:副業で起業する「プチ起業」のメリットと起業におすすめの副業3選
まとめ
- サラリーマンに向いてないと感じるのは、自分の考え方・仕事の内容・会社の社風などの3つの原因に分かれる
- しきたりや慣習、理不尽なことに耐えられない人はサラリーマンに向いてない傾向にある
- 自分を知ることで「サラリーマンに向いていない」悩みへの対処法が見つかる