WordPressでの副業は、高単価で案件数も安定しているのでおすすめです。
ここではWordPressでの副業のはじめ方や、はじめるために身に着けておきたいスキルなどをまとめました。
WordPressの習得に役立つスクールや、副業に役立つサービスなども紹介していきます。
Contents
「WordPress(ワードプレス)」が副業に向いている理由3つ
WordPressが副業におすすめできる理由は以下の3つです。
- 案件数が豊富
- コーディングだけの案件よりも、単価が高い案件を見つけやすい
- WordPressを使うことでスキルを習得しやすい
WordPressは簡単な案件であれば、実務経験なしで取り組めるものが多くあります。
ただし案件の難易度や単価の高さによって求められるスキルが違うので、「高収入を目指したい」または「仕事の幅を広げたい」のなら、それなりに勉強が必要です。
理由1.WordPressは副業の案件数が豊富
WordPressを使った案件は豊富にあります。
なぜなら、WordPressは世界で最も使われている無料CMSで、日本でのWordPressの利用シェアは8割以上だからです。
「コンテンツ・マネジメント・システム」を略したCMSとは、WEB制作の専門知識がなくとも使えるWEBサイトシステムをいいます。
例えばクラウドワークスでは、WordPress関連の案件は2,000件以上もあります。
最近ではWEBサイトを作成することがWordPressを使うことを指すことも多く、簡易的な案件であれば実務経験なしで取り組めるので、初心者でも始めやすいのが魅力です。
理由2.コーディングだけの案件よりも、高単価の案件を見つけやすい
WordPressに関連した案件は多岐にわたります。
初心者でも引き受けられる案件は多くありますが、高度なスキルを要求されるものもあります。
コーディングとWordPress、2つのスキルを持っていれば、より高単価の案件を引き受けられるチャンスがあります。
理由3.WordPressスキルは習得しやすい
WordPressの副業を行う際には、HTMLやCSSなどのスキルが必要です。
HTMLやCSSなどのスキルは比較的習得が簡単で時間もかからないため、WordPressのスキルも習得しやすいといえるでしょう。
WordPressは本格的なプログラミング言語を習得せずとも、操作することができます。
WordPress(ワードプレス)の副業の種類4つ
WordPressの副業を4つ紹介しましょう。
案件の種類によって、求められるスキルと報酬額にばらつきがあります。
WordPress副業1.サイト構築
WordPressの案件の中でも多いのが、サイトやブログの構築です。
企業はもちろん、個人でもサイトやブログを本格的に始める人が増えているため、需要は高いといえるでしょう。
テンプレートテーマを使ったプラグインの導入やデザインを1から作るなどの案件があります。
個人ブログの場合は数万円〜10万円で、難易度の高い企業向けサイトの場合は約数十万円が報酬の目安でしょう。
WordPress副業2.テーマカスタマイズ、改修
WordPressで使うテーマをカスタマイズします。
既存テーマのままでもサイトを作ることは可能ですが、案件によっては自分好みにカスタマイズしたいという要望もあります。
既存テーマに依頼者が希望する機能を追加する、テーマの一部分だけをデザイン変更するなどの案件があります。
報酬の目安は個人ブログでは1万円から、企業向けでは5万円以上です。
WordPress副業3.導入、移行
はてなブログやFC2ブログなどの無料ブログサービスにあるブログをWordPressへ導入したり、移行したりする案件です。
初めてWordPressを扱うクライアントも多いので、レンタルサーバーの案内から始めるケースもあります。
サイトの規模によって報酬額は異なりますが、5万円以上のケースが多いようです。
WordPress副業4.オリジナルテーマ販売
WordPressのオリジナルデザインを作成して、BASEなどのサービスで販売します。
オリジナルデザインの作成も大変ですが、デザインを売るためには「売れるデザイン」を把握するマーケティングテクニックも必要です。
また、デザインを売って終わりではなく、メンテナンスや使用者向けのサポートが必要なので、難易度の高い副業でしょう。
WordPress(ワードプレス)副業、1案件の報酬相場
副業、主にクラウドソーシングでの報酬相場は以下の通りです。
- サイト構築:個人ブログは1万円~、企業向けは5万~数十万円
- テーマカスタマイズ、改修:個人が1万円弱~5万円、企業向けだと5万円以上~
- WordPressの導入と移行:サイトの規模によるが5万円以上~
単価はあくまでも目安なので、報酬額は相場以外にもクライアントに左右されるでしょう。
納期に余裕がない急ぎの案件だと単価が高額になり、逆に単価を抑えたい場合は相場よりも単価が低くなることがあります。
WordPress(ワードプレス)を副業にするために最低限必要なスキル4つ
WordPressで副業をするなら、HTMLとCSS、JavaScript、PHPのスキルを習得しておきましょう。
なぜなら、WordPressの案件の多くはHTLLとCSSを使ったコーディングから行うものが多いからです。
また、サイトに動的な要素を持たせるためのJavaScriptのスキルも必要です。
また、WordPress自体はPHPで書かれているので、カスタマイズをするならPHPを習得しておくとよいでしょう。
WordPress(ワードプレス)副業をはじめる方法3つ
WordPressで副業を始める方法を3つ紹介します。
それぞれにメリットとデメリットがありますから、知った上で方法を選びましょう。
方法1.友人・知人から仕事を請け負う
知人や友人のツテで案件を受注します。
個人ブログよりも店舗サイトの作成が望ましいでしょう。
ただし友人相手なので価格交渉がしづらい分、求められるクオリティは低めです。
副業を始めてすぐはおすすめでしょう。
方法2.SNSで情報を発信する
最近はSNSでWordPressやプログラミング関連の情報を発信し、案件を得るのが増えています。
SNSに可能な限り成果物を投稿すれば、SNSがそのままポートフォリオになり、更新を続けるだけで営業していることにもなります。
一方で仕事につながるまで時間がかかり、多くの人がやっているので自分が埋もれてしまう可能性もあるでしょう。
自分をブランディングし、魅力的に見せることが大切です。
方法3.クラウドソーシングサービスなどを活用する
友人と知人のツテだけでは限界があり、案件単価の交渉も難しいでしょう。
SNSを使うだけでは、効果がすぐに期待できません。
SNS以外にクラウドソーシングサービスやフリーエージェントサービスも活用してみましょう。
クラウドソーシングサービスは、小規模の案件もあるので始めやすいのがメリットです。
エージェントサービスは案件を紹介してもらいつつ、安定して収入を得られます。
副業の目的や空いている時間、WordPressのスキルに合わせてサービスを使い分けてみましょう。
WordPress(ワードプレス)副業に役立つおすすめサービス
WordPressの副業に役立つ、おすすめのサービスをまとめました。
WordPressが学べるプログラミングスクールや、WordPressの副業案件が探せるマッチングサービスを紹介します。
1.クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」
クラウドワークスは、インターネットを介して仕事を受注できるサービスです。
WordPressを使う案件は2,000件以上もあり、小規模な案件も多いので副業初心者でも始めやすいでしょう。
例えばWordPressでプラグインを導入する、既存サイトの設定を変更する、ホームページを一から作るなどの案件があります。
発注者と受注者とをクラウドワークスが仲立ちしているため、報酬支払いなどのトラブルに遭わずに済むメリットがあります。
2.フリーランス向けエージェントサイト「レバテックフリーランス」
レバテックフリーランスは、フリーランスのエンジニア向けの案件を扱っているサービスです。
エンジニア業界に詳しいコーディネーターからアドバイスを受けられるので、案件受注後のミスマッチが防げます。
週3日でこなせる案件が多く、WordPress関連の案件の平均単価が69万円と高単価の案件が多いのが魅力です。
3.プログラミングスクール「レイズテック」
レイズテックは、実践的に学べるWEBエンジニアを目指す人のためのスクールです。
「WordPress副業コース」では、PHPのプログラミングとWEBサイトのコンテンツ制作、サーバーについての基礎が習得できます。
コースを修了すれば、副業としてWordPressによるWEBサイト制作を請け負えるようになるでしょう。
2週間のトライアルもあるので、試してから受講することが可能です。
WordPress(ワードプレス)副業で案件を受注するコツ3つ
WordPressの案件を受注するためのコツはどんなことがあるでしょうか?
スムーズに副業を進めるためのポイントを紹介します。
コツ1.ポートフォリオを充実させる
クライアントはポートフォリオを参考にどんな仕事ができそうかを判断します。
ポートフォリオがないと、仕事を獲得出来ないといっても過言ではありません。
自分にどんなスキルがあるのか、そして得意ジャンルを知ってもらうことで案件とのミスマッチも防げます。
ポートフォリオは作成しただけで満足せず、こまめなブラッシュアップを心がけましょう。
コツ2.コミュニケーションを大切にする
副業ではスキルと同等にコミュニケーション能力が求められます。
案件をスムーズに進めるためには発注者の悩みや要望を叶えることが大切です。
マメに連絡や報告をとり、丁寧にコミュニケーションをすることが次の案件につながるでしょう。
コツ3.応用スキルを身に着ける
WordPressの副業の幅を広げるためには、基礎スキルのほかに応用スキルも習得しましょう。
画像作成に使われるIllustratorやPhotoshopは、ブログ構築などでも使えるスキルです。
サーバーやドメインの知識は独自のサイト開設にも必要なので、WordPressだけでなく、サーバーへのアップロードや独自ドメインの取得の際も求められることがあるでしょう。
応用スキルも身につけておけば、より幅広く案件を獲得できます。
WordPress(ワードプレス)副業をはじめる際の注意点3つ
WordPressの副業を始めるときはいきなり高難度の案件には手を出さず、簡単な案件から始めて実績を作りましょう。
報酬の相場を知っておき、極端に安い値段の仕事は受けないことも大切です。
注意点1.小規模の案件からはじめる
WordPressの副業は小規模な案件から始めましょう。
大きい案件ほど報酬は高くなりますが難易度も高く、工程が増えるので時間もかかります。
まだ副業に慣れてないうちから、大きな案件を受注するのは控えるのがおすすめです。
最初は単価が低くても小さな案件をコツコツと進めて経験を積み、対応力が身についてから大きな案件にチャレンジしましょう。
注意点2.あらかじめ料金の相場を調べる
案件の報酬の相場を知っておきましょう。
全てのクライアントが案件の相場を把握しているわけではないので、相場を知っておかないと自分の仕事が安く買い叩かれる可能性があります。
効率的に報酬を得るためにも、労力に見合った報酬額の案件を選びましょう。
注意点3.確定申告の必要があるかどうか確認する
副業所得が20万円以上になると、確定申告が必要です。
「所得」なので収入が20万円以上だとしても、経費を差し引いた残りが20万円以下であれば確定申告の必要はありません。
自分の副収入がいくらになるか計算し、確定申告は必要に応じて期間内に確実に行いましょう。
また、副業所得が20万円以下であっても、住民税の申告は必須です。
住民税は所得税とは違い、収入に変更があれば必ず申告しなければなりません。
WordPress(ワードプレス)副業に関するQ&A
WordPressの副業に関する疑問をQ&A方式でまとめました。
これからWordPressの副業を始めてみたいという人は参考にしてみてくださいね。
Q1.WordPress副業は、独学では無理?
WordPressの学習は、独学でも進められます。
プログラミングの知識がある人やプログラミングを学んだことがある人であれば、独学でも副業ができるレベルに達することは可能です。
しかし、プログラミングが未経験で副業を始める人はまずはスクールに通ってスキルを身に付けた方が効率的でしょう。
スクールにはわからないことを聞ける講師がいるので、勉強へのモチベーションを維持しやすいメリットもあります。
Q2.未経験でもWordPress副業の案件は受注できる?
副業未経験者でも、スキルさえあれば案件をうけることはできます。
しかし実績がある人の方が、案件を獲得しやすいでしょう。
ポートフォリオを充実させる、自分でWordPressを用いてサイトを作成するなどアピールする素材を作りましょう。
まずは小さな案件をコツコツ進めていくことも大切です。
まとめ
- WordPressは世界でもっとも使用されているCMS
- WordPress副業は、クラウドソーシングサイトなどを利用し案件を得る
- WordPressに関連する応用スキルを習得することで、獲得できる案件の幅が広がる