春。穏やかな気候に背中を押され活動的になったり、新しいことをはじめたりするのにぴったりのタイミングです。かくいう私も、この春から学校に通おうと目論んでいる1人。理想の自分に近づくために、はたまた好きなもののために、欲張りになるのはまったく悪いことではありません。でも、忘れてはならないのが“ご自愛”。がんばりすぎた自分を、ふっとゆるめてあげる時間は、意識的に確保してあげる必要があります。一気に春めいた3月11日・12日の2日間、LIFORK原宿でフェムテック・ヘルスケアイベント「WEHealth 2023 sponsored by エレビット」が開催されました。今回は、イベントの様子をレポートします。
Contents
注目のフェムケアブランドがそろい踏み
会場には、最新のフェムテック商品やヘルスケアに関わる商品のブランドがブースを出展。実際に商品に触って、担当者のお話を聞くことができます。
ワンドマユ(ONE DE MAYU)
足を彫刻する独自の足つぼ「iTubo(アイツボ)」という施術を展開しているワンドマユは、生理痛や子宮筋腫など、女性特有の悩みを緩和してくれます。「totonou」という特徴的な名前のフットケアグッズは、在庫切れという人気ぶり。それは、実際に症状が改善された方がいるからこそといえるでしょう。
ジュジュベベ(juju bebe)
女性にとって大敵と言われる「冷え」に対し、温活で不調を取り除こうと提案するフェムケアブランドjujubebe(ジュジュベベ)。産婦人科医師や漢方薬剤師が監修した3種のお茶がラインナップ。心が落ち着いたり、すっきりしたり、気分や体調にあわせて選べるのがうれしいですね。
ハナミスイ
ハナミスイは、デリケートゾーンを優しく洗浄するジェル「インクリア」をはじめとする、ヘルスケアアイテムをリリースしています。
ゆきぽよさんのトークイベントも開催!
また、会場ではモデルでタレントのゆきぽよさんを招いたトークイベントも開催されていました。
話題はピルについて。生理日を調整したり、肌荒れが改善したりといいことが多いピルですが、副作用やイメージの問題もあってか、日本ではなかなか定着していないのが現状です。
一方、世の中の女性の約7割が生理にまつわるなんらかのトラブルを抱えているというデータも。だからこそ、ホルモンバランスを整え、生理にまつわるつらい症状の改善効果が期待できるピルが、選択肢として挙がることはとても重要なのです。
ただ、やはりネックとなるのは多くの人が悩まされる副作用ですよね。対処方法としては
- 寝る前に飲む
- 頭痛や吐き気が起きたら鎮痛剤を併用する
- 薬を変える
といったものがあるそう。特に鎮痛剤を併用することはNGだと勝手に思っていたので、目から鱗でした(念のため同時服用が可能か、病院で確認するのが安心です)。
実際にピルには低用量や超低用量を含め10もの種類があるというから、1度飲んでみて合わなかったからといって断念するのはもったいないかもしれませんね。
どうしても病院へ行けない! そんなときは…
また、そもそも婦人科へ行くこと自体をためらっている女性も多いという話を受けて、「婦人科って、小さい頃から行くものだよ」とゆきぽよさん。違和感があったときに気軽に足を運べばいい、と背中を押された気分でした。
でも、これは産婦人科で聞くことなのかなと迷ったり、どうしても時間がないタイミングだったり、いろいろ事情がありますよね。
そんなときに活用したいのが、オンラインピル処方サービス「スマルナ」です。スマルナは365日いつでも無料でアプリから生理やピルの相談が可能。100万ダウンロードを突破しているということからも、その人気が伺えます。
ゆきぽよさんも「ありがたいですよね。忙しいとどうしても『明日でいいや』となりがちだし、コロナがあって病院に行きたくない方もいらっしゃる。オンラインだから聞きやすい」とスマルナの使用に前向きな様子でした。
キャリアにプライベートに、日々楽しむ女性たちこそ、忘れてはならない“ご自愛”。日夜進化しているフェムケアグッズやアプリ、薬などを上手に使って、日々の生活の質を向上させたいところです。