Paranaviトップ ライフスタイル 恋愛/結婚 1LDK「夫婦で在宅勤務」喧嘩を乗り越えて発見した“円満の心得”3カ条

1LDK「夫婦で在宅勤務」喧嘩を乗り越えて発見した“円満の心得”3カ条

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新型コロナウイルスの影響で、完全リモートワークになった方は多いのではないでしょうか。今回は、新婚生活2年目、子どもなし、1LDKで住む恋愛コンサルタントの橋本楓さんが、夫婦ともにリモートワークになったことで3つの“夫婦の心得”を学ぶことができたそうです。

外出できない窮屈さで頻繁に夫婦喧嘩をするように

夫婦喧嘩している様子

私たち夫婦のリモートワークが始まったのは、緊急事態宣言が発令された4月上旬。私は3月後半からリモートワークが始まっていたので、自宅でのびのびと仕事をしていました。

仕事後は夫が帰ってくるまで、自分の時間を取ることができていたのであまりストレスを感じることはありませんでした。人と会うことは難しくなっていましたが、オンライン飲み会などを通じていろいろな人とコミュニケーションを取ることができていたので、程よい息抜きに。

自分の時間を変わらず取っていた私にとって、夫もリモートワークになることは、ストレスでしかないと薄々心配していたのですが、そんな想いは心に秘めたまま、夫婦ともにリモートワークがスタート。

はじめは何も問題はありませんでした。

しかし、お互いに外出ができない窮屈さに少しずつストレスがたまっていったのか、ほんの少しのことが引き金となり喧嘩をするように。3週続けて、必ず週末に大きい喧嘩をしてしまうようになり、家を出ていってやりたいと思うまでになっていたのです

夫婦の危機を乗り越えるためにできる4つの対処法

「このままでは確実に夫婦関係が破綻する」

危機を感じた私は、大喧嘩をした翌日、自分と向き合う時間をしっかり取れるよう、カフェに行き、4つのことを行いました。

1.今のイライラしている気持ちを書き出す

2.自分の主張を書き出す

3.夫の主張を書き出す

4.どちらの主張を取るか〇をつける

1.今のイライラしている気持ちを書き出す

ノートに書いているところ

喧嘩してヒートアップしている気持ちをすべてノートに書き出しました。

書き出しているうちにイライラした気持ちがまたこみ上げてきますが、すべて書き終る頃には、気持ちが落ち着いています。すぐに解決策を考えるのではなく、まずは自分の今のイライラを可視化して、気持ちを落ち着かせることが大切です。イライラをぶつける相手を夫ではなく、ノートにすることで誰も傷付くことはありません。

2.自分の主張を書き出す

次に、自分の主張を書き出します。

「私はこう思うんだ!」という主張を思いつくままに書き出します。

3.夫の主張を書き出す

次に夫の主張を書き出します。

「こんなこと言っていたな」「こんなこと言いそうだな」ということを思いつくままに書き出します。文字に書き起こすことで、相手の主張を改めて認識することができます。

4.どちらの主張を取るか選択する

そして最後に、自分と夫の主張を見比べて、どちらの主張を選択すればお互いが歩み寄れるかを選びます。

どちらの主張が正しいか、ではありません。

どちらの主張がお互いの歩み寄りに必要かで判断します。もちろん、お互いの主張を合わせた新しい解決方法が出てくることもあります。

喧嘩を超えて見えてきた夫婦の心得3カ条とは?

この経験を経て、私が学んだ“夫婦の心得”はこの3つ。

1.諦めと努力
2.時間を共にする意識
3.環境に応じたルール決め

何かを選択するときは「1.諦めと努力」「2.時間を共にする意識」が必要

選択するときに必要なのが、「1.諦めと努力」です。

「この考えにこだわっていても何も解決しない」「私の言っていることは諦めよう」

ただそれだけです。

諦めるという判断をすればいいのです。そして、相手の主張を選択したのであれば「努力」が必要です。自分が選択したのですから、誰のせいでもなく自分自身が努力をしましょう。

夫婦になれば、これまで自分のことだけを考え、自分のことにしか時間を使わなかった状況から、相手のことも考え、時間をともにするようになります。

もちろん夫婦になっても1人の人間であることに変わりはありませんから、1人の時間も大切です。

しかし、1人の時間だけでなく「2.時間を共にする意識」を持ち、2人の時間を大切にすることが重要なのです。

変化する毎日に「3.環境に応じたルール決め」でベストな解決を

笑いあっているカップル

私は、4つの行動から導き出した解決方法を夫に提案し、話し合いました。

どのようにして解決策を出したのかをしっかり伝え、夫も合意した時にはじめて、夫婦でその解決策を選択したことになります。

そして、その選択した解決策こそ夫婦のルールになります。

今回、コロナの影響で夫婦ともにリモートワークにならなければ、このタイミングでこのような喧嘩になることはなかったですし、今回の夫婦のルールが決まることはなかったでしょう。

しかし、環境は常に変化します。

環境が変化すると夫婦の価値観も変わり、以前決めたルールではうまく進めなくなることも多いでしょう。

だからこそ、「環境に応じたルール決め」をすることで、その時のベストな夫婦のあり方が決まるのです。

さいごに

結婚したい女性は、素敵な人を見つけようと自分磨きをしたり、出会いの場に行ったりと日々努力を重ねているでしょう。そうした努力の甲斐あって素敵なパートナーが見つかっても、決してそれがゴールではありません。むしろスタートなのです。

自分を選んでくれた、自分が選んだ大切なパートナーと、この先の長い人生を幸せに過ごすためには、それぞれの夫婦のあり方を見つけることが大切です。

そのためには、この夫婦の心得3カ条をぜひ思い出してみてください。

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橋本 楓
Writer 橋本 楓

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