Paranaviトップ ライフスタイル 恋愛/結婚 「性欲強すぎ女子」はダメですか?『30までにとうるさくて』が描く29歳のリアル

「性欲強すぎ女子」はダメですか?『30までにとうるさくて』が描く29歳のリアル

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2022年1月から3月に放送されたABEMAオリジナルドラマ「30までにとうるさくて」をご存知でしょうか?(現在はABEMAプレミアムで視聴可能) 29歳独身女性4人が抱えるそれぞれの悩みや葛藤、焦りをリアルかつ大胆に描いているこのドラマ。まさしく現代版、日本の「Sex and the City(セックス・アンド・ザ・シティ)のようなドラマで、4人それぞれの恋愛や友情、キャリアやSEXなどの考え方がリアルに描かれ、20代後半女性から共感の嵐で、大変話題になっています。

そこで、このドラマのメインキャラクターである4人それぞれに焦点を当て、それぞれがどのような悩みを抱え、どのように乗り越えていくのかをシリーズでお届けします。今回は、さとうほなみさん演じる大手代理店のキャリアウーマンで、5年交際している彼とセックスレス中の主人公・美山遥について深掘りします。

性欲が強いのに彼氏とはセックスレス

「性欲強すぎ女子」はダメですか?「30までにとうるさくて」が描く29歳のリアル

遥は、大手広告代理店の営業職でバリバリ働くキャリアウーマン。責任ある役割も担うようになり、これから更にキャリアアップしていきたいと仕事を楽しくこなす日々を過ごしていました。

一方プライベートでは、5年付き合っている彼氏の奏多(かなた)と同棲中。しかし実は1年半もセックスレス中で、彼氏がいながら他の男性と一夜を共にすることもしばしば。仲のいい友人3人は、そんな遥を「いつか破滅する」と嗜めます。

ですが、5年も一緒にいたら、レスになることも当たり前かなと私自身は思います。さらに言うと「付き合っていたら他の人とセックスをしてはいけない」という考え自体否定派です(笑)。そもそも、みんな恋人や結婚相手に完璧を求めすぎている、すべての役割を相手に求めすぎていると思うのです。

仕事の相談は尊敬する上司に、子育ての相談は先輩ママさんに、心のケアはヨガやピラティスで、キュンキュンはアイドルや俳優に……、などそれぞれ適任の役割があり、それは恋人や結婚相手がいても変わらないことではないでしょうか。

だからこそ、すべての役割を相手に求めず、性欲を満たす相手を他に作っても良いと私は思います。なので、ここで悩む遥はある意味まじめとも言えます。「人としては好きだけど……」とモヤモヤする遥。安心してください。世の中には、夫はATMとして割り切ってセックスは外注でという女性もたくさんいます。人として好きなだけで十分健全です。もちろん、パラナビ読者さんたちは、そんな結婚観ではないかと思いますが……(笑)。

意外といいかも? レス解消のセラピー

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そんな私の意見とは違い、遥はプロポーズを機に、一夜だけの関係を作るのはやめようと決意。セックスレス解消のためにセラピーを受けようと、奏多に相談を持ちかけるのです。

はじめはセラピーに抵抗を感じていた奏多。私もその気持ちはわかります。男女関係なくセックスレスについて人に話すのは抵抗があるのではないでしょうか。「そんなの必要なくない?」と2人の話題なのに逃げようとする奏多に、「私にとっては大事なことだよ!」と泣きながら訴える遥。抵抗がある話題なのに、逃げずに向き合おうとする遥の涙に、見ている私もグッときてしまいました。

皆さんは、セックスレスを解消するためのセラピーがあることをご存知でしたか? 私は、あることはなんとなく知っていましたが、実際にどのようにセラピーを受けるのかなど調べたことがなかったので今回のシーンでとても勉強になりました。劇中では、一人ひとりに個別でカウンセリングすることで、お互い相手には言えない本音がズルズルと引き出されていました。

こうしてセラピーを受けることで、お互いスキンシップを取り合うきっかけを取り戻し、関係性が戻っていくのを見ると、セックスレスで悩む人は一度セラピーを受けてみるのもいいかもしれません。でも、まずは2人のように話しにくい話題から目を逸らさずに、ちゃんと話し合うという関係性を築けたら大抵のことは乗り越えられるのではないでしょうか。

「30歳までに結婚しなきゃ」という焦りと落とし穴

しかし、上手くいきそうに見えたのも束の間、遥の過去の浮気がバレて、奏多は家から出ていってしまいます。そんな中出会ったのが、ジャズミュージシャンの年下男子・悠斗(ゆうと)。夢に向かって突き進む悠斗を遥は、男性としてではなく憧れの眼差しで見ていました。とはいうものの、徐々に2人は急接近していきます。

一方で、一度は家から出ていった奏多ですが、遥が精神的なダメージで休職していることを知ると心配で戻ってきます(なんと優しい……)。「やっぱりずっと一緒にいたい」と再びプロポーズされ、改めて婚約するのですが、遥の中には本当にこのまま結婚してもいいのかという迷いが生じます。

夢に向かって突き進んでいる悠斗が羨ましい、自分もそうなりたいという気持ちがありつつも、29歳という年齢でのプロポーズを逃すともうチャンスがないのではないかとも思ってしまう。

この遥の悩みは、今後のキャリアと結婚をどうしていこうか悩むアラサー女性にはすごく刺さる内容なのではないでしょうか。「30歳までに結婚しないと周りの目が気になる」、「負け組に思われるのでは……」という思いから、自分自身がなりたい姿、やりたいことに目を向けず、結婚という選択肢を選ぼうとしている人はいませんか?

もちろん、結婚しないという選択肢が良いというわけではなく、結婚という選択肢が自分自身の夢や目標のためにプラスになるのであれば良いと思います。ただし、周りの目を気にして、自分の気持ちに疑問を持ちながら結婚という選択をしてしまうのは、きっと後悔してしまいます。

年齢にとらわれず、しっかり自分自身と本音で語り合い、自分自身が納得した形で自分らしい人生を歩んでいくことが、幸せな人生を送るための秘訣なのではないでしょうか。ちなみに遥が選んだ道は……? 自分ならどうするか? を考えながら見ると、ドラマをもっと楽しめるかもしれません。

次回は、仕事大好きで恋愛に興味がなかったのに、ひょんなことから妊活に取り組むことになったPR会社社長の恭子のストーリーを追っていきます!

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橋本 楓
Writer 橋本 楓

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