仕事はしっかり頑張りたいし、友達と遊んだり旅行に行ったりもしたい。結婚したら家のことに追われて、自分がやりたいことを自由にできないんじゃ……。そう思って、結婚に踏み切れないパラキャリ女子が多いようです。今回は結婚3年目、自分のやりたいことを存分に楽しみながら幸せな夫婦生活を送っている私が、「わがまま妻でも愛される3つの法則」をお伝えします!
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「わがまま7:尽くす3」のバランスがベスト
私はよく、周りの人に「結婚してるように見えない」と言われます。理由はおそらく、独身の友達と同じような行動をしているからだと思います。行きたいイベントには迷わず参加しますし、コロナ禍の前は、仲良しの友達とよく旅行に行っていました。自分の好きなことややりたいと思ったことを、気の向くままにやって、好きに暮らしています(笑)!
結婚=自由な生活を手放すこと……。そう思う人は、きっと「結婚したら、パートナーに合わせた生活になってしまい、自由がなくなる」と想像しているんじゃないでしょうか。私も独身のころはそうでした。もちろん結婚すれば、100%自分軸で行動できるわけではありません。多かれ少なかれ「夫婦や家族で一緒に過ごす時間」が生まれますし、そういう時間は、安定した家庭をつくるための大事な1要素です。でも、無理して夫婦で長時間一緒に過ごす必要はありません。
夫婦仲良く、かつお互い自由に生きるための黄金比率は、「わがまま7:尽くす3」です。わがままというと聞こえが悪いかもしれませんが、好き勝手に生活するということではありません。365日24時間、自分を優先させるということでももちろんありません。
まずは自分のパートナーに、しっかり尽くしてあげてください。尽くすというと、何か特別なことをしなきゃいけないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。何をすれば相手が喜ぶのか正しく理解して、実行すればいいんです。例えば私の夫は、おいしい料理を作ってあげると喜びますし、週末に遊びに誘うとうれしそうです。相手が喜ぶことを考えて、日常の中で自然にかなえてあげる。そうして尽くした後に、素直な気持ちでわがままを言ってみれば、パートナーも素直に受け入れてくれるでしょう。
ありのまま、「レベル0の自分」を見せる
パートナーが、自分だけに見せてくれる一面ってうれしくないですか? それは男性だって同じです。付き合い始めたころは、キレイな自分を見てもらいたいとおしゃれしたり、傷つけないように気を遣って話したりするでしょう。でもそれは、完全な「ありのままの自分」ではありません。愛される「わがまま妻」になるには、パートナーにあなたの素直な気持ちをすべて見せてください。相手に心を開いてオープンな状態になり、心を委ねてあげることが大切です。
火曜22時〜の大人気ドラマ「着飾る恋には理由があって」でも出てきた例えで、数字で表現してみます。家で、部屋着でリラックスしているOFFの状態が「レベル0」、普段着の日常が「レベル5」、おしゃれしてメイクして気合いを入れているONの状態が「レベル10」と考えてください。これでいう「レベル0」の状態こそがありのままの自分で、心から信頼している相手にしか見せない顔です。これを見せて初めて、パートナーとの信頼関係が生まれ、自分らしく生きられるようになります。
「美しく、危なっかしく」生きる
先ほど「レベル0」の自分を見せましょうとお伝えしました。今度は反対で、「レベル10」の状態についてお話しします。パートナーにレベル0の自分を見せるのはとても大切ですが、ずっとレベル0の状態が続くと、それが日常、つまり「レベル5」になっていきます。それでは、パートナーも「自分にしか見せない一面だ!」とは感じなくなっていきます。
それを防ぐためにも、レベル0とレベル10の緩急をしっかり作りましょう。日頃から「レベル7」くらいを目指して、美しくいるように心がけるようオススメします。そしてたまに、レベル10の状態を見せましょう。これはなにも、どこか特別な日や、特別な場所に出かける日というわけではありません。デートもしない普通の日にわざと、レベル10のおしゃれやメイクをするんです。
そうすればパートナーも「どうして今日、そんなに着飾ってるの?」「今夜、誰と会うの?」とソワソワしますよね。チラリとでも、そう思わせるのが大切です。男性は、一度「この子は自分のものになった!」と思うと、女性を大事にする気持ちが減ってしまいがち。そうなると、あなたのわがままを聞き入れる気持ちも減ってしまいます。あなたが1人の女性であるということをちゃんと意識させましょう。いつまでもパートナーから大切にされる女性になることで、そのままの自分で愛される「わがまま妻」になれますよ。
結婚したって子どもを産んだって、やりたいことや成し遂げたいことはたくさんありますよね。1人の女性として人間として、パラキャリ女子のみなさんにはいろんな夢があるはずです。それらを実現させるためにも、今回ご紹介した3つの法則をぜひ意識してみてください。