こんにちは!今回は2021年12月末に宮城県仙台市で行われた「フリーランス×女子会」。
女性の働き方の多様化が進み、ライフステージの変化に合わせた様々な働き方の選択肢が増えてきたように思います。
ただ、それは首都圏だけ…ではないのか?東北ではどうなのか。
東北で様々な働き方に挑戦する女性の座談会イベントに参加してきましたのでレポートをお届けします!
Contents
登壇者のご紹介
島 望さん
メイクカラーアドバイザー/グラデーションカラースケール®︎認定カラーリスト
東北学院大学卒業後美容部員へ。
出産をきっかけに退職したのち、子どもが5ヶ月あたりでフリーランスの準備へ。
今はパーソナルカラー診断とメイクアドバイスを中心に活動中。
島さんInstagram
村岡 葉子さん
NPO法人ヨガビリージャパン/東北支部代表
埼玉県出身。立教大学卒業後、都内のメーカーで電子機器の法人営業に従事。
チアリーダーとして活動するため来仙し、球団職員としても勤務。引退後はスポーツマーケティング会社へ転職し、2021年11月に退職。
現在は新体操インストラクターやヨガビリー講師として独立準備中。
村岡さんInstagram
菅家 郁美さん
トレンダーズ株式会社/デジタルハリウッドSTUDIO仙台
2012年にトレンダーズ株式会社に入社。
2019年3月に宮城県にUターンしフルリモートワーク勤務中。
その他にデジタルハリウッドSTUDIO仙台のトレーナー、フリーランスとして活動中。
今の働き方になったきっかけは?
村岡
今仙台に来て6年目。チア辞めてからも仙台に住んでいます。
チアをやめた後に会社員に戻りましたが、業界的にコロナの影響を受け出勤に制限が出たため、自分の時間が多くできましたが自分ではそれも良いと思っています。
現在は宮城県と北上市(岩手県)で2拠点生活をしています。北上市では古民家をリノベーションしながら生活。家賃もかからず野菜も近所からいただける。お金よりも自分の生活を意識したいなと思ってフリーランスになりました。
菅家
実際働き方はどうですか?
菅家
フルリモートなことにより子供との時間も確保できています。
ただ、仕事のボリュームとの兼ね合いもあり、子供との時間をより確保するために家事をアウトソーシングしていこうかなと思っています!
村岡
仕事以外にもやりたいことがあるタイプだったのでやりづらかったですね。
今は副業で週に一度子供に新体操を教えるのが固定の予定でありますが、それ以外は自分の予定に自由に使えています。
これが、私に合った生き方なのかなと感じています!
今後はヨガとリハビリを組み合わせたヨガビリーでの独立の準備があり、それを収入にしていかないといけないのでその面では不安もあります。
島
金銭面でいうとまだ認知度が低く成り立ってはいないので模索中です。
良いところでいうと、お客様の予約が入ってなければ子供の体調不良に合わせられます。また自宅サロンなので荷物を運んだり、移動がなくその面ではやりやすいと感じています。
どういった方法で仕事を受注していますか?
島
今、受注はあまりできていない状況なんです…
男性の需要もあるので、メイクなど含めておススメしています。
今後も、男女ともにおすすめしていきたいです!
村岡
もうひとつは千葉県で事例があるのですが、ヨガビリーは人気のプログラムで行政と組んで市のプログラムとしています。
広報も行政がしてくださってるので、そちらの講師として働く方法で考えています。
菅家
他は、デジハリ経由でご依頼を受けています。
あとは会社員なのでフリーランスのエンジニアやデザイナーの方に発注することもあります!
今後、企業に求めること・変わってもらいたい部分って何ですか?
菅家
働きやすいと感じる環境は人によって違うので、要望を必ず聞いて欲しいというわけではないですが検討してくれる、柔軟に考えてくれるだけでもうれしいと思います。
島
主人が3週間育休取ってくれたのですが、成長過程においての大変さもあるので生まれてすぐとちょっとしてから…2歳くらいなどで分けて取得できるとうれしいです。
企業によっては3日しか取得できないところもあるので3日で何ができるんだろうと思ってしまいます。
メインの仕事と個人活動(プライベート含む)のバランスは?
菅家
副業はお休みの日、土日・夜の時間にしています。
プライベートの時間は主人の協力もあり自分の趣味の時間も確保できています。子供とのレジャーの時間もありますし、何年も副業している中でバランスの取り方も慣れているという部分が大きいです。
村岡
島
子育てと仕事の他にモデルも少ししているのですが、仕事とモデルも組み合わせている。仕事場に子供を連れていき、子供がいろんな人と出会う場にしたりしています!
子育てを犠牲にしない働き方って…?
菅家
保育園に行くことが犠牲と感じる方もいますし…早いうちに社会との関わりを持っていると考えれば犠牲ではないと思う方もいると思います。
私は子供の成長に影響のない部分や自分のこだわりであきらめのつく部分など良い意味であきらめる部分を作っていくようにしています。
ただ、最低限許せるラインが人それぞれだと思うので家族間でコミュニケーションを!家事などは、気になる人がやればいい。
島
色々、自分の中でできない部分はあるのでその時はあきらめます!子供にiPad導入したりものに頼ります。自分に負担のないように周りのものを使うので犠牲と考えてこなかったです。自分のルールと家族のルールをシェアしておくといいのかなと思います。
どんな未来を想像していますか?
村岡
健康だけではなくて一人ひとりが輝いて生きていくって大事じゃないかなと思っているので、ヨガビリーを通じてコミュニティを作っていきそのコミュニティの人や周りの皆さんにそういったものを提供したり、お手伝いができればいいと思っています。
自分のスタジオをオープンさせるのも一つあるかなと思ったり、東北に来て沿岸部であまりお仕事をしていなかったのですが、そちらでも何かできればと思っています。
島
中期的にはフリーランスだとママ起業家さんと知り合うことも多いのですが、「扶養内でやるのかどうか」や「活躍したいけど…」などママがゆえの縛りが多い。
能力はあるそういった方の活躍できる場を提供するのか、一緒にやるなどしてみたい。長期的にはずっと宮城県に住んでいて、震災の経験もあり何か宮城県に恩返しをしたい思いがあります。企業と何かするとかイベントするなどして、宮城県を愛していきたいです!
いつか2拠点はしたいけど宮城LOVEです★
菅家
運営情報
株式会社All Brack inc.
稲垣 耕治(いながき こうじ)
東京・京橋の専門商社勤務。家業の印刷会社で常務取締役、新社屋建設、特許商品開発で年間3億の売上を作る。帝国データバンク月刊誌で、会議室と特許商品の特集掲載。家業再生の経験を元に「会議専門コンサルタント」株式会社マスタープラン設立。幅広い分野のコンサルティングを担う。クライアントは『仙台四方よし企業大賞』、『Great Place to Work®働きがいのある会社』を受賞。2018年、株式会社All Black Inc.に社名変更。「人と組織を黒字化」するメソッドを元に、仕組みと強い会社づくりを追求・実現している。
https://l-masterplan.com/
https://www.kaigishitu.com/meeting-hacks/detail/id=35752
菊田 将也(きくた まさや)
宮城県気仙沼市出身の26歳。
教員志望で宮城教育大学卒業。方向転換しディップ株式会社で求人広告「バイトル」の営業を2年間従事し、退職。2020年5月より「One Thinks TOHOKU」の屋号で18歳~30歳向けのイベント企画、企業の採用コンサルティング、2020年9月に稲垣に出会い、フリーランス向けコミュニティ事業「Dialog」をスタート。
島