パラレルキャリアを実践しながら、自分らしく毎日を過ごしている素敵な人達をピックアップ! お仕事内容やスケジュール、パラキャリを始めるコツやBAGの中身まで、気になるパラナビゲーターさんたちを深堀ります。
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モデル業をきっかけに学び直し 27歳で早稲田大学生に
秘書・モデル・通販プレゼンター
廣松叶子さん
――簡単なご経歴、プロフィールを教えていただけますか?
大学卒業後は企業受付や秘書の仕事をしていました。25歳から会社員をしながらモデルの仕事を始めたことで、美容に興味を持ちました。美容や健康について学び直して仕事に活かしたいと思い、27歳で早稲田大学の人間科学部健康福祉科学科に入学しました。会社員やモデルの仕事と両立しながら、大学では主にアンチエイジングの研究をしており、2022年の春に卒業。その後すぐに、コスメコンシェルジュアンバサダーとして日本化粧品検定のPR大使を任せていただいたり、地上波の通販番組で美容家電の紹介をしたり、大手化粧品メーカーの新商品プレス発表会に招待されたりと、美容の専門家として仕事の幅がぐんと広がりました。
――パラレルキャリアの仕事内容やスタイル(雇用形態・稼働日・時間なども)をお聞かせください。
秘書の仕事は平日の朝から夕方まで勤務しています。スケジュール管理や調整、来客応対、会議や商談などの準備、社内外の人とのやりとり、書類作成など、上司がスムーズに業務を行えるようサポートします。出張する際には、新幹線や飛行機予約、ホテル予約の他、取引先訪問時の手土産や会食時のレストラン予約といった手配を行うなど、業務は多岐に渡ります。
モデル業は雑誌や広告などスチール撮影が多いです。入り時間や所要時間は現場によって様々ですが、到着後はヘアメイクさんにメイクやヘアスタイリングしてもらって、スタイリストさんが選んだ衣装に着替えます。準備ができたらカットの確認など簡単な打ち合わせをして撮影します。通販プレゼンターの仕事は、テレビの通販番組に出演して美容家電などを紹介します。収録前は事前打ち合わせが複数回あり、メーカーさんや番組ディレクターさんと台本の表現チェックなども行います。
――パラレルキャリアを始めたきっかけを教えてください。
結婚して生活に慣れてきた頃に、夫から「読者モデルでもしてみれば?」と言われたことがきっかけです。土日や仕事終わりは時間もあったので、習いごと感覚で始めてみました。ちょうど愛読していた女性ファッション誌が読者モデルを募集していたので試しに応募してみると、書類選考とオーディションを経て無事採用されました。その後、読者モデルを経て、大手企業の広告にモデルを任せていただいたり、民放の通販番組に出演したりと幅が広がりました。
――始めてから苦労したこと、良かったことは?
苦労したことはポージングや表情作りです。ほかの読者モデルの子は、昔サロンモデルをやっていたりして、カメラ慣れしている子が多く、表情が自然でポージングもバリエーション豊富なので圧倒されました。私はその辺りが、まったくわからなかったので、ほかの子が撮影しているときの動きを見て学ぶうちに、慣れてきて楽しめるようになりました。良かったことは普段の生活でも姿勢が良くなったこと、健康意識が高まったことです。
美と健康をキープする秘訣は”食事・睡眠”にあり
――1日のスケジュールをそれぞれ教えてください!
6:00起床・朝食準備
6:30 ランニング
7:00朝食・入浴・身支度・夕食下ごしらえ
8:00-8:30通勤(テレワークの場合は勉強など)
9:00-18:00 勤務
19:00帰宅・入浴
19:30夕食
21:00-22:00 スマホとテレビの電源オフ・リンパマッサージなど(入眠準備)
23:00 就寝
家事は効率を重視しているので、ロボット掃除機などを使って工夫しています。空いた時間を活用して朝はランニングしたり、資格の勉強などに費やしています。暮らしの中で大切にしていることは食事と睡眠です。食事は白米の代わりにカリフラワーライスを食べています。満足感があるのに糖質が低く、食物繊維やビタミンが豊富なのでオススメです。睡眠は質を高めるために、必ず湯船に浸かって体をしっかり温める、就寝2時間前にはテレビやスマホの電源を切る、アロマやハーブティーを厳選する、パジャマにこだわるなど心がけています。
――パラレルキャリアをするにあたって注意、意識していることはありますか?
スケジュールの組み方を工夫するなど無理なく楽しめるようにしています。
――今後の展望は?
特にありません。「行雲流水」が座右の銘なので、パラキャリを始めたときも成り行きでした。今後もそのときの運や気分など流れに身を任せて楽しく生きていきたいです。
――これからパラキャリを始めたいと思っている人にメッセージをお願いします!
自分がパラキャリを始めたいと思ったときがターニングポイントです。実際に始めてみて思ったよりも難しかったり、忙しくてできなかったりしたら辞めればいいので、迷っているならとりあえず始めてみたらいいかなと思います。
ONでもマイクロバッグ主義! らしさが光る厳選アイテムたち
――BAGの中身みせてください!
サイズとカラーに一目惚れした「TORY BURCH(トリーバーチ)」のマイクロバッグは、手のひらサイズなのに鮮やかなレッドで存在感があるところがお気に入り。機能性はほとんどゼロですが(笑)、もともと荷物が少ないのでこのサイズのバッグでも充分です。仕事もスマホ1台で大抵の作業はできるので、基本的にPCも持ち歩きません。バッグの中身はスマホと財布とリップクリームのみで、財布は結婚記念日に夫からプレゼントでもらった「FENDI」を愛用中。コスメは「クレ・ド・ポー ボーテ」の「マニフィカトゥールレーブルn」という色付きティントバームを持ち歩いています。乾燥で荒れやすいのですが、これは唇が潤ってふっくらするし、優しいローズの香りとほんのりピンク色で自然な血色感が出るのもおすすめのポイントです。