Paranaviトップ ライフスタイル 健康/美容 ようやくアクティブになれる春、「見る・聞く・感じる」の調子を取り戻そう!オススメ脳トレ術をご紹介

ようやくアクティブになれる春、「見る・聞く・感じる」の調子を取り戻そう!オススメ脳トレ術をご紹介

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コロナ禍に入ってから3年以上が経ち、やっと個人の判断でマスクを外せるようになりました。屋外イベントも、スポーツ観戦での声出し応援もOKになり、これからどんどんアクティブに動けそうな予感! この3年間、マスク以外にもソーシャルディスタンスや人数制限など様々な行動様式の変化がありました。オンライン中心で運動不足になったという人もいるかもしれません。こうした変化は、実は身体だけではなく、脳に影響を及ぼしているという説も…… 。調子を取り戻す、脳トレ術をご紹介します。

オンラインコミュニケーションによる意外な影響

コロナ禍でリモートワークが盛んになり、コロナ禍は始まった当初は「オンライン飲み」という飲み会スタイルまで確立しましたね。オンラインでは、移動の時間が短縮できて仕事が捗ったり、自分のライフスタイルに合った生活空間の中で仕事ができたりと、たくさんのメリットがありました。私も、会議をリモートで簡単にできたり、地方にいるアスリートとも簡単にメンタルトレーニングができたりするようになって、仕事の幅がぐっと広がりました。

しかし、何においてもメリットがあれば、デメリットもあります。それは、脳に対して影響が出ているということ。

そもそも脳は、運動や視覚、聴覚や感情など、人間のあらゆることを司る機能を持ちます。人間の生命活動のすべてを司っているといっても過言ではありません。そんな脳は、「これはよくないもの」というキーワードを受け取ると、ピンポイントでその行動だけを制御するのではなく、それに付随する行動も同じように認識します。例えばリモートワークで「出勤してはいけない」と言われると、ちょっとした買い物などの外出、人とのコミュニケーションなども自然と制御するようになるんです。

オススメ脳トレ術をご紹介

その結果、必要な連絡だけを取り合うオンラインコミュニケーションのみの生活になった、という人もいたのではないでしょうか。長い時間パソコンの前に座って、画面一点に目線を集中していると、四肢の運動量が不足するだけでなく、目を動かすために使われる筋肉も運動不足になります。

また、人の声や町にあふれている音、さらには自分の声を聴く機会も減少します。外出する機会が減り、長い時間家で過ごしていると、いろいろなものをあえて注意して見ることも減ります。さらに、人と接する回数が減るので、感情を読み取る・伝える場面も減ります。こういった状態が続くことで、少しずつ脳に影響が出てきているのです。

目のトレーニングをすると、集中力が上がる!

アスリートの中に、目のトレーニングをしている選手がいるのはご存じでしょうか。実は、目の運動は体の運動とともに大切なんです。眼球には「内眼筋」と「外眼筋」があります。内眼筋は眼球内に存在していて、毛様体と虹彩の筋肉。外眼筋は眼球の外側にある筋肉で、4本の直筋と、2本の斜筋があります。この6本の筋肉の働きによって、私たちは頭を動かさずに眼球だけを動かして、いろんな場所を見ることができます。

目のトレーニング

しかし、長い時間特定の一点ばかり見ていると、目の動きが衰えてピントが合わせづらくなったり、字が読みづらくなったり、視野が狭くなったりします。ものにぶつかりやすい、転びやすいという現象もこれに関連しています。

さらに、眼球運動をすることで脳の前頭葉という部分の血流がよくなり、集中力ややる気がアップすることもわかっています。目のトレーニングは簡単。眼球を左右・上下・ななめに動かす運動や、遠くを見ることと寄り目で見ることを繰り返す運動は、ものを使わず簡単にできるのでオススメです。

自分の声を聴くことで、記憶力が増す

テスト前、勉強した内容をなかなか覚えられないときに、周りの人から「音読すると覚えられるよ!」と言われた経験はありませんか? これは理にかなっていて、自分の声を聴くことで記憶が定着しやすくなるといわれています。

自分の声を聴くという動作は、左脳の「海馬」という部分を刺激します。海馬は記憶に関する部位で、ネガティブな人は海馬が小さい傾向にあるともいわれているほど重要です。一人暮らしでリモートワーク中心になり、誰かと話す機会が減ったと感じている方は、ぜひ一緒にトレーニングしましょう。

オススメ脳トレ術をご紹介

オススメのトレーニング方法は、書類の音読。自分の書いた内容を読むと、目で見て、口を使って、耳を使って、さらに理解するために思考力も使うので、いろんな刺激を得られます。書類の中の修正箇所も見つかりやすくなるでしょう。

コロナ禍で感情が鈍くなっていませんか?

人と直接会う機会が減り、オンライン上での会話が増えると、必要事項を淡々と伝えることができるため、会議の時間を短縮できるメリットがあります。ただ一方で、それだけだと雑談をする時間や、物事の感想を誰かに伝える機会まで減ってしまうというデメリットもあります。“必要事項を伝える”ためには、感情はあまり必要ありません。

例えば、久しぶりに車の運転をすると、「あれ? ちょっと運転が下手になったな」と感じませんか? 感情も一緒で、感情が動く機会が減ると、どんどん自分の感情に鈍くなってしまいます。楽しい! うれしい! といった感情、せっかくなら存分に味わいたいですよね。

幸せ

コロナ禍に関係なく、もともと感情を出すのが苦手という人もいるかもしれません。そんな方にオススメのトレーニングは「好きなこと、うれしいこと探し」! 私はよく診察やアスリートのメンタルトレーニングで、「あなたの好きを大切にして! うれしいを存分に味わって!」という話をします。自分の好きなもの、うれしいことに気付けるって、すごく大切なことなんです。

人間の脳には、どうしてもネガティブなことや危険なことばかりが残りやすいといわれています。例えば「突然雨が降ってきた」「連続で信号にひっかかった」などの些細なことでも、なんとなく嫌だなあと思って心に残ってしまいますね。でも、空がスッキリ晴れていたり、道が混まずにスイスイ進めたことを「今日はいいことがあった!」と捉えられる人は少ないでしょう。好きなことやうれしいことは、インパクトがないと残りにくいのです。

だからこそ、意識的に好きなもの、嬉しいことを探す。それをノートに書くとなおよし! ポジティブなできごとを再認識できますし、書くことで記憶も手も目も使えるので、脳のいろんなところが刺激されます。

だんだんとアクティブになれる世間になってきました。直接人と接することは、何よりも脳を刺激してくれます。オンラインとオフラインをうまく使って、仕事もプライベートも快適に過ごしましょう!

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木村好珠
Writer 木村好珠

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