パラレルキャリアを実践しながら、自分らしく毎日を過ごしている素敵な人達をピックアップ! お仕事内容やスケジュール、パラキャリを始めるコツやBAGの中身まで、気になるパラナビゲーターさんたちを深堀ります。
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山口早希さん
ワイン輸入販売会社 秘書/ 株式会社Lucor 企画・司会統括マネージャー/「ママとこどもの繋がるサロン more hapi life」主宰 親子向けイベント企画・米粉オンラインサロン主宰・料理教室・子育て心理カウンセラー/二児の母
子育て中も自分の好きなことにチャレンジしていきたい
——簡単なご経歴、プロフィールを教えてください。
2006年に大学の食生活科学科を卒業後、2013年まで大手食品会社に勤務。結婚して、夫が転勤族で帯広に勤務していたため、2013年12月に退職しました。北海道帯広市へ転居した後、また2015年に静岡県静岡市へ転居。6月には、長女を出産。子育て中に、おうちパンマスターの資格を取得して、自宅でパン教室を開業しました。また、2017年には次女を出産。パン作りに関しては、カルチャーセンター、保育所、市民センター、商業施設イベントなどで活動の場を広げ、30名以上の生徒の講師育成にも携わりました。2020年4月、またもや夫の転勤により、東京都へ転居。パン教室から料理教室へ変更して、コロナ禍により開催スタイルもオンラインメインに切り替えました。
その後は、女性向けオンラインセミナーの司会やSNS/メルマガなどの発信も担当し、企画や司会統括マネージャーも兼務するようになりました。
翌年には、野菜と麹の講師の育成コミュニティも開始。さらに、米粉オンラインサロン・子育て心理カウンセラーとしても活動を始めました。念願であった1day café オープンが叶い、現在は夢を叶えたい方を応援するコミュニティを運営しながら、「ミセスユニバースジャパン2023」のファイナリストとして7月の日本大会を目指して日々大会準備に励んでいます。また、地域の子どもとママの憩いの場になるよう無償のお弁当とみんなでわいわいたべられる場所の提供を行う「Obentoを囲む会」開催に向けて準備中です。
——パラレルキャリアの仕事内容やスタイルをそれぞれ教えてください。
1つ目は、週5日程度で、ワインの輸入販売業務の在宅秘書の仕事をしています。2つ目は、週3日程度、フリーで企画・司会統括マネージャー、オンライン研修司会をしています。3つ目は、「ママとこどもの繋がるサロン more hapi life」として、料理教室の主宰をしたり、米粉オンラインサロンの主宰、子育て心理カウンセリングなどをしています。こちらの活動は、週3日程度、土日も月2回程度やっています。
——パラレルキャリアを始めたのはいつ頃からですか?そのきっかけ、思い立った理由を教えてください。
2017年7月。子どもが生まれても好きなことを諦めずに仕事をしていきたいけど、「子育て」という今しかない瞬間も堪能したいと考えました。そこで、自由な時間の使い方ができ、雇用され安定した収入を得ながら、自分の好きなことにも果敢にチャレンジしていけるスタイルがパラレルキャリアだと感じたので始めようと決意しました。
——いざ、始めよう!となってから、具体的にどんなアクションをしましたか?
インスタグラムでの専用アカウント開設、発信、アメブロの発信はこまめにしていました。また、子どもを抱っこしながらの施設、マスコミ、出版社などへの営業活動等も積極的に行いました。
——始めてから苦労したことはありますか。逆に良かったことは。
苦労したことは、自分自身の「やりたい」と「やるべき」のスケジュール調整や時間管理、自身や家族の体調不良時の多方面への連絡、子どもを連れての営業です。反対に良かったことは、安定した収入があるので挑戦がしやすい、それぞれの仕事での業務内容からの学びが多種多様なのでほかの仕事にも活かせることだと思います。その中で、人とのたくさんの繋がりに恵まれ、業務で出会った方が料理教室に来てくださったりいい出会いがありました。あとは、自分次第でいくらでもスケジュール管理や子どもを見ながらの仕事ができること、自分の好きや心地良いを大切に働けることが最大のポイントだと思います。
徹底したスケジュール管理と無理なく働く
——パラレルキャリアをするにあたって注意、意識していることはありますか?
とにかく無理なスケジュールを組まないことです。周りに迷惑がかからないように徹底したスケジュール管理をしながら、自分の今の「やりたい」に当てはまっているかなど、毎月の業務の振り返りをします。無理をしないことと休息を大切にしています。
——パラキャリを始めるまでにやっていたセルフプロデュースや自己投資などはありますか。
おうちパンマスターなど食の資格取得、自己分析です。個人での東京ママ会、静岡ママ会の開催をしたことで、パラキャリに向けてというわけではなかったのですが、結果的にこのときに出会ったママたちが教室のリピーターさんになってくれました。
——今後の展望は?
今まで通り、雇用される仕事も自身が主宰する仕事も「好き」「やってみたい」を大切に、そのときの自分が自分らしくいれる仕事を選択していきたいと思います。週2~3日の勤務で、家族時間も大切にしながら働いていくことが希望です。また、SNSやオンラインだけでなく、書籍やTVを通してもお料理でワクワクをお伝えしていきたいと考えています。
——これからパラキャリを始めたいと思っている人にメッセージをお願いします!
パラキャリはただの働き方にとどまらず、自分の心地よさを大切にできたり、生活の質を向上していけるものだと思います。始める前はスケジューリングやモチベーションの維持など不安に思う部分もあるかもしれませんが、始めてみると、自分らしく働ける大きな一歩になると思います。
お仕事BAGとマザーズバッグ兼用できる容量の大きさと使いやすさが◎
——撮影するBAG&その中身の必需品やマイルールを教えてください!
バッグはお気に入りの形やからお気に入りのカラー、形だと気分が変わるので、その日の気分でコレ!というものを選ぶようにしています。撮影時のバッグは、子どもといるときはショルダーにでき、仕事上では手持ちにもできるのでとても便利です。容量もそこそこあるので、必要なものは一通り入れられます。ペンとノートを常に持ち歩いて、好きな言葉を見返したり、思いついたアイデアを書くようにしています。