Paranaviトップ お仕事 働き方 副業ライターへの道をプロが指南!今すぐ実践できる「文章力」を高めるコツ3選

副業ライターへの道をプロが指南!今すぐ実践できる「文章力」を高めるコツ3選

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こんにちは! 作家・教育ジャーナリストの佐野倫子です。最近、ありがたいことにInstagramのDMで「どうしたら文章がうまくなりますか?」「ライターになれますか?」とご相談をいただくことが増えました。文章を書くことは、ブログやSNS、仕事のメールや資料作成など、あらゆる場面で役立つ万能なスキルです。そこで今回は、気づけば“この道20年”の私が、文章が読みやすくなるコツ、そして副業ライターの始め方をご紹介します。

「なんだかこの人の文章、読みやすい!」と思われるためのテクニック

1. SNSやメールは、「1文を短く」が基本

「そんな当たり前のことを……!」と思うかもしれませんが、丁寧に説明しようとすると、つい文章は長くなりがちです。プロの私でも常に意識しているのが「1文を短くする」こと文章にはリズムがあり、誰が読んでも同じ情報が伝わるのが理想です。そのためにも、読みやすく、誤読されにくい文章づくりはとても重要です。

 2. 「上手に書こう」と思うのをやめてみる

人目に触れる文章を書くときほど、構えてしまって言い回しが遠回しになりがちです。丁寧ではあるけれど「で、何が言いたいの?」と思われるのは、やっぱり悲しいですよね。そこで大切なのは、「気持ちや情報を正直に書く」こと。

「え?そんなこと?」と思うかもしれませんが、正直な文章はテクニック以上に相手の心に届きます。「正直に、端的に、熱心に」を意識すると、自然と伝わる文章になっていきます。

3. タイトル・改行・送るタイミングも“文章力”

ようやく書き終えたメールやSNSの投稿。実は最後の“仕上げ”で読みやすさは大きく変わります。まずは、ぱっと見の印象を良くするつもりで、適度に改行してみましょう。慣れてくると呼吸をするように、最適なところで改行ができるようになります。

また、メールを送るタイミングにも配慮を。私は会社員の方へ仕事のメールを送る場合、土日は避けています。休日にメールチェックをしている方に“返信を急かしている”印象を与えたくないからです。月曜の朝も相手が忙しい可能性があるため、少し時間をずらすことも。もちろんこれは相手との関係性にもよりますが、「相手の状況を想像する」ひと手間が、伝わる文章につながります。

副業でライターを始めてみたい! そんな時は?

文章を書くのが得意な方は、「書くことを仕事にしてみたい」と思うこともあるはず。では、そんな時、まず何から始めればいいのでしょうか?

例えばSNSなどでは、ライター講座がたくさんあり、生徒を募集しています。良いスクールを選べば、仕事の取り方まで丁寧に教えてくれたり、卒業後に案件を紹介してくれる場合もあります。周囲にライター志望仲間がいない人にとっては、心強い足がかりになるでしょう。

ただし、スクールに通ったからといってすぐにプロにはなれません。私のおすすめは、まずはとにかく書いてみること。SNS、ブログ、note……なんでもOKです。自分が続けやすい場所で、日々書いてみましょう。続けていけば、確実に上達していきます。

同時に、少しでも報酬につながる行動をしてみましょう。クラウドワークスなどの仕事紹介プラットフォームを見て、「初心者OK」の案件に応募するのもいいと思います。単価は低め(1記事2,000〜3,000円など)かもしれませんが、10本書けば立派な実績です。これを名刺代わりにして、次はより高単価の仕事を目指しましょう。

「やりたいな〜」と思っているだけでは、書くことは仕事にはなりません。でも、実際に行動する人は意外と少ないもの。一歩踏み出せば、思ったよりライバルは少ないはず。正しい努力を続けているうちに、必ずチャンスが巡ってくると思います。

文章を書くことが得意になり、副業ライターとして活動できるようになると、人生の自由度は確実に上がるでしょう。これは20年の経験から断言できます。AIに取って変わられそうで、意外にそうでもない。それがコンテンツ作りだと、私は思っています。

書くことを副業にしてみたい方。今日から少しずつ実践してみてくださいね。

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佐野倫子
Writer 佐野倫子

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