「マッチングアプリってたくさんあるけれど、どれを選べばいいの?」
「マッチングアプリって本当に危なくないの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
今回は、マッチングアプリと出会い系アプリとの違いを整理し、自分にぴったりのマッチングアプリを選ぶ方法を紹介します。
すぐにおすすめのマッチングアプリが知りたい人は「目的別!おすすめのマッチングアプリ10選」に目を通してみてくださいね。
Contents
3人に1人はマッチングアプリの利用経験アリ
マッチングアプリは「インターネットを通じて恋愛や結婚をしたいと思える相手を探せるアプリ」のことです。
2019年実施のマッチングサービス・アプリの利用実態調査によると、マッチングアプリの利用経験者は3人に1人です。
近年、ネットを使って新しい出会いを求めている人が増えているといえるでしょう。
マッチングアプリと出会い系アプリの違いは4つ
マッチングアプリは「出会い系アプリ」と混同されやすく、危ないものと勘違いされやすいです。
マッチングアプリと出会い系アプリの違いは以下の4つです。
マッチングアプリ | 出会い系 | |
サクラや業者の有無 | いない | 多い |
料金制度の分かりやすさ | ◎ | × |
本人確認の有無 | ◎ | × |
安全性 | ◎ | △ |
「マッチングアプリ」と「出会い系アプリ」の違いを押さえて、安全かつ安心して運命の相手を探しましょう。
1.サクラや業者がいるか
マッチングアプリは会員登録の際に厳しい審査があるのでサクラはおらず、業者もほとんどいません。
- サクラ:運営側がお金を払って雇うヤラセを目的としたアカウント
- 業者:運営側ではなく、詐欺行為を目的としたアカウント
なぜなら、マッチングアプリは有料会員制なので課金をさせることを目的としたサクラをサイト側が雇う必要がないからです。
たしかに、マッチングアプリは悪質な勧誘を目的とした業者はゼロではありません。
しかし、マッチングアプリの管理体制は年々強化されているので、悪質な業者はほとんどいないといえるでしょう。
一方で出会い系アプリはマッチングアプリと比較すると、管理体制が厳しくないので、サクラや業者の利用も多いです。
2.料金制度が異なる
マッチングアプリと出会い系アプリは料金制度が異なります。
たとえばマッチングアプリは基本的に月額料金を支払えば、すべてのサービスが利用できます。
一方で、出会い系アプリは利用者が利用項目に応じて課金する仕組みが多いです。
よって、出会い系アプリは運営側がサクラを使い、利用者に課金を促して儲けを増やす悪質なサイトも多いでしょう。
3.登録時に本人確認があるか
マッチングアプリは登録時に身分証の提出が必要な場合が多いので安心です。
一方で出会い系アプリは身分証を提出する厳格な本人確認をせずに登録できる場合が多いです。
よって出会い系アプリでは異性になりすましてやり取りをする手口も可能で、安全な利用が難しいでしょう。
4.運営体制が万全か
マッチングアプリは運営体制が万全なものが多いです。
たとえば、登録時の身分証の提出はもちろん、18歳以下の利用を避けるための年齢確認、悪質なユーザーを監視する24時間監視制度などがあります。
マッチングアプリは安全にユーザーが利用するための管理体制が厳重なものを選ぶと安心でしょう。
自分に合うマッチングアプリを選ぶポイントは4つ
自分に合うマッチングアプリを選ぶポイントは以下の4つです。
- 「恋活」「婚活」「デート」などの利用目的を決める
- 利用者の「年齢層」と「男女比」を確認する
- 安全性が高いか
- 料金形態が分かりやすいか
ポイント1.「恋活」「婚活」「デート」などの利用目的を決める
マッチングアプリは自分の利用目的に応じて選ぶのがおすすめです。
マッチングアプリの利用目的は大きく分けて以下の3つです。
- まずは相手と恋人同士になることを目的とした「恋活」
- 結婚を前提としたお付き合いができる相手を探す「婚活」
- 恋愛や結婚よりもライトな付き合いを目的とした「デート」
自分の利用目的に合うマッチングアプリを選択することで自分に合うアプリを見つけやすいでしょう。
ポイント2.利用者の「年齢層」と「男女比」を確認する
マッチングアプリは利用者の年齢層と男女比に注目して選ぶのがおすすめです。
たとえば自分自身が20代男性の場合、20代女性の利用者が多いアプリを利用すると、年齢の近い人と出会いやすいです。
アプリを利用する際は年齢とアプリ内の男女比を事前に確認して、自分が対象とする人の利用が多いものを選ぶとよいでしょう。
ポイント3.安全性が高いか
マッチングアプリは安全性が高いものを選ぶのがおすすめです。
たとえば、日本最大級の会員数を誇るペアーズなら、登録時に実名登録をするFacebookと連携させた会員登録や事前の本人確認書類の提出があるので安心でしょう。
また、24時間365日利用ユーザーを監視する体制が整うアプリを選べば、利用後も悪質なユーザーに出会う心配がないです。
ポイント4.料金形態が分かりやすいか
利用料金が月額制で分かりやすいアプリを選ぶのがおすすめです。
マッチングアプリの料金形態はサービスによって異なります。
たとえば、女性は無料で利用可能なものや利用可能なサービスの項目数に応じて月額料金が異なるものなどがあります。
株式会社UOCCの2020年4月の調査によると、マッチングアプリの平均利用期間は約4カ月前後です。
月額料金制なら約4カ月分の支払いを想定し、自分の懐と相談しながら決めると安心でしょう。
また、マッチングアプリによっては利用期間が長いほどに1か月あたりが安くなるサービスもあります。
目的別!おすすめのマッチングアプリ10選
アプリの利用目的ごとにおすすめのマッチングアプリを紹介します。
サービス名 | 利用目的 | 年齢層 | 男:女 | 安全性 | 料金 |
Pairs | 恋活 | 20代~30代 | 7:3 | ◎ | ◎ |
Omiai | 恋活 | 20代~30代 | 6:4 | ◎ | ○ |
with | 恋活 | 学生~20代 | 6:4 | ◎ | ◎ |
tapple | 恋活 | 20代 | 7:3 | ◎ | ◎ |
pairs engage | 婚活 | 30代 | 6:4 | ◎ | ○ |
ゼクシィ縁結び | 婚活 | 20代後半~30代後半 | 5:5 | ◎ | ○ |
match.com | 婚活 | 30代~40代 | 5:5 | ◎ | ○ |
cross me | デート | 20代~30代 | 6:4 | ◎ | ◎ |
Dine |
デート | 20代後半 | 6:4 | ○ | ○ |
Tinder |
デート | 18歳~24歳 | 8:2 | ○ | ○ |
【恋活】におすすめのマッチングアプリ4選
まずは相手と恋人同士になることを目的とした「恋活」目的でマッチングアプリを利用したい人におすすめのアプリは以下の4つです。
- 累計会員数1,000万人!会員数が最大級の【Pairs(ペアーズ)】
- イエローカード機能で危ない人も見分けやすい!【Omiai(オミアイ)】
- メンタリストDaiGo氏が監修の【with(ウィズ)】
- 「好きなことでつながろう」がコンセプトの【tapple(タップル)】
1.累計会員数1,000万人!会員数が最大級の【Pairs(ペアーズ)】
Pairsは国内最大級の会員数を誇り、利用者は20代から30代が中心です。
Pairsは男性は月額3,590円の有料会員に登録し、女性は無料で利用できます。
実際、Pairsでは利用者の多くが平均4カ月で恋人を見つけられているという実績があります。
また、Pairsでは以下の機能を活用するのがおすすめです。
- コミュニティ機能:自分の趣味や好きなもののグループに所属する
- 相手を詳細検索で探す:喫煙者であるか、飲酒はするかなど
Pairs独自のサービスを活用することで、理想の相手を見つけやすいでしょう。
2.イエローカード機能で危ない人も見分けやすい【Omiai(オミアイ)】
Omiaiは累計会員数が400万人で、利用者は20代~30代が多いです。
Omiaiの利用料金は男性は月額3,980円からの有料会員に登録し、女性は無料で利用できます。
有料会員は1か月間、3か月間など利用期間の長さに応じて月額料金がお得になる仕組みです。
悪質な会員は他会員からの通報でイエローカードマークがつくので危ない人に出会う可能性が低いでしょう。
またOmiaiでは人気会員にばかり「いいね数」が集まらないように運営側が調整しています。
たとえば、人気が高いAさんに1つ「いいね」を送るには、5つ分のいいねが必要などです。
人気の高い女性会員にばかり「いいね」の数が偏りにくく、会員の多くが自分に合う人を見つけやすいでしょう。
3.メンタリストDaiGo氏が監修の【with(ウィズ)】
withはメンタリストDaiGo氏が監修している心理学×統計学に基づくシステムです。
年代は学生~20代と比較的若い人が多いです。
withの利用料金は女性は無料で、男性は有料会員に登録するとすべての機能が利用できます。
有料会員は1か月3,600円利用可能で、利用期間が長いプランを選択すると1か月あたりの利用料金が安くなるでしょう。
心理学を用いた独自のテスト「恋愛スタイル診断」やトークのアドバイスももらえるので効率よく相性のいい相手を見つけやすいです。
4.「好きなことでつながろう」がコンセプトの【tapple(タップル)】
tappleは20代の利用者が最も多いです。
女性は利用料金が無料で、男性も気になる女性とマッチングするまでは無料で利用できます。
よって、男性は気になる人を見つけるまでは気軽に利用しやすいでしょう。
また、カスターマーサポートは三つ星を獲得しています。
利用時に困ったことがあったらいつでも確認しやすいので、マッチングアプリの利用が初めてで不安な人も安心でしょう。
【婚活】におすすめのマッチングアプリ・結婚相談所4選
結婚を前提としたお付き合いができる相手を探す「婚活」目的でマッチングアプリを利用したい人におすすめなのは以下の3つです。
- 1年以内に結婚したい人向け【pairs engage(ペアーズエンゲージ)】
- 会員数は9万人!【ツヴァイ】
- 結婚メディアでの認知率91%のゼクシィから誕生!【ゼクシィ縁結び】
- 利用者の約70%が結婚願望アリ!【match.com(マッチドットコム)】
1.1年以内に結婚したい人向け【pairs engage(ペアーズエンゲージ)】
ペアーズエンゲージはペアーズが運営する1年以内に結婚したい人を対象にしたマッチングサービスです。
利用者は30代女性が65%、30代男性が52%で、男女比は6:4です。
登録には役所で発行される独身証明書が必要なので、安心して利用できるでしょう。
利用料金は男女問わず月額9,800円で、通常の結婚相談所の利用料金と比較すると約半額です。
2.両想い同士の相手が紹介されるツヴァイ
ツヴァイは1987年創業の老舗の結婚相談所です。
ツヴァイの最大の特徴は、両想いの相手が紹介される点。
マッチング度を定量化し、幸せな結婚生活に重要な価値観を分析できるので、好みの合う相手が見つかります。
国内最大級の9万人が活動しているので、きっといい出会いが見つかりますよ!
3.結婚メディアでの認知率91%のゼクシィから誕生!【ゼクシィ縁結び】
ゼクシィ縁結びは会員登録や基本機能の利用は男女問わずに無料で利用できます。
ただし、サービスをすべて利用するなら、12か月契約で月額2,400円です。
18問の質問から構成された「価値観診断」に基づき、自分に合う相手を毎日4人紹介してもらえます。
実際のデート日程の調整もコンシェルジェが代行してくれるので安心でしょう。
4.利用者の約70%が結婚願望アリ!【match.com(マッチドットコム)】
match.comの利用者の約70%は結婚願望があります。
年齢層は30代~40代の利用者が多く、比較的年齢層が高いでしょう。
またマッチングアプリの利用で気になる男女比も1:1で、利用料金も男女差がないのでだれでも利用しやすいです。
【デートがしたい人】におすすめのマッチングアプリ3選
気になる人や良さそうだなと思う人と「デートがしたい」人におすすめのマッチングアプリは以下の3つです。
- 位置情報を利用して手軽に出会える【cross me(クロスミー)】
- メッセージ交換不要!すぐにデートができる【Dine(ダイン)】
- 利用者の半数以上が18歳~24歳の【Tinder(ティンダー)】
1.位置情報を利用して手軽に出会える【cross me(クロスミー)】
cross meはアプリの位置情報を利用して、人と出会えるサービスです。
利用料金は女性は無料で、男性はメッセージ機能などを利用する場合は有料です。
アプリの位置情報で「いつ、どこで、どんな人と何回すれ違ったのか」が分かるのが大きな特徴でしょう。
すれ違った相手の基本情報や趣味、嗜好を確認して「いいね」を送ったり、「いいね」をくれた相手に「ありがとう」を送ることもできます。
2.メッセージ交換不要!すぐにデートができる【Dine(ダイン)】
Dineは気になる相手とメッセージ交換せずにすぐに会うことができます。
毎日定刻になると、Dineからおすすめの相手とその人が行きたいお店を紹介してくれます。
またDineはファーストデートにおすすめのお店も独自に選び、紹介してくれるので面倒なお店選びをスムーズに進めやすいでしょう。
初めて会う場所は公の場に限定しているので、初対面で人に会うのがちょっと怖いという人も利用しやすいです。
3.利用者の半数以上が18歳~24歳の【Tinder(ティンダー)】
Tinderは利用者の半数以上が18歳~24歳と比較的若い人が集まる世界最大級のマッチングアプリです。
男女ともに利用料金は基本無料で、有料オプションは2種類です。
利用方法はシンプルで気になる人をアプリ上で見つけたらスワイプするだけです。
世界最大級のマッチングアプリで、毎日2,600万以上の出会いが生まれています。
Tinderなら、まずは好みの人を見つけたいという人も利用しやすいでしょう。
マッチングアプリで理想の相手を見つけるコツは3つ
マッチングアプリで理想の相手を見つけるコツは以下の3つです。
- 第一印象を決める「プロフィール写真」にこだわる
- 自己紹介文は性格、仕事、趣味など詳細に記載する
- マメにログインする
コツ1.第一印象を決める「プロフィール写真」にこだわる
第一印象を決めるのに重要なプロフィール写真にこだわりましょう。
なぜなら、アメリカの心理学者が唱える「メラビアンの法則」によると、人は物事を判断する際に約55%を視覚から得られた情報で判断するからです。
たとえば、笑顔で怒られると怒られた相手は相手が怒っていないという印象を受けます。
しかし、必ずしも「写真にこだわる=見た目が美しければよい」ということではありません。
おすすめの写真は以下の通りです。
- 清潔感がある服装
- 顔がはっきりとわかる
- 笑顔でいる
- 趣味や好きなことをしている時の自然な姿
相手に好印象を与えられる写真を選ぶことが大切です。
コツ2.自己紹介文は性格、仕事、趣味など詳細に記載する
自己紹介文は詳細に記載するのがおすすめです。
なぜなら、自己紹介文が詳細であるほどに相手は気になる人との共通点を見つけやすく、相手に親近感を抱くからです。
実際、心理学の「類似性の法則」に基づき、「人間は自分と共通点が多い人に親近感を抱く」という性質があります。
性格、仕事、趣味など詳細に記載しておくと良いでしょう。
可能ならば、男女問わず趣味としてだれでも始めやすい以下のような項目を入れておくのがおすすめです。
- カフェ巡りや美味しいものを食べるなどの「食」に関する趣味
- 旅行(海外・国内)
- 読書(ジャンルや好きな作家)
コツ3.マメにログインする
マッチングアプリを始めたらマメにログインしましょう。
なぜなら、マメにログインすることで相手からのメッセージの読み飛ばすリスクが減るのはもちろん、アプリによってはログインボーナスがもらえるからです。
とくに就業後や週末などの時間帯は利用者も多いのでおすすめです。
マメにログインし、チェックすることで良い人と巡り合うチャンスを意識的に増やしましょう。
マッチングアプリを使う際の注意点は2つ
マッチングアプリを使う際の注意点は以下の2つです。
- メッセージ内や出会ってすぐにお金の話をする人とは連絡を経つ
- すぐに個人情報を明かさない
注意点1.メッセージ内や出会ってすぐにお金の話をする人とは連絡を経つ
メッセージ内や出会ってすぐにお金の話をする人とは連絡を経つべきです。
なぜなら、お金目的で接してきている可能性があるからです。
メッセージの段階でお金目的を疑うような違和感を感じたら、やり取りは控えましょう。
注意点2.すぐに個人情報を明かさない
マッチングアプリを利用する際はすぐに個人情報は明かさない方がいいです。
なぜなら個人情報を悪用したり、詐欺行為を働こうとしている業者の可能性もあるからです。
とくに勤務先や家族構成、住んでいる住所など、プライベートな情報は仲が深まってから開示するようにしましょう。
おすすめのマッチングアプリに関するQ&A
おすすめのマッチングアプリに関するQ&Aは以下の通りです。
Q1.マッチングアプリを「遊び」目的で使う人は多いの?
マッチングアプリを恋愛や恋人探し以外の「遊び」目的で使う人もいます。
たとえば、「共通の趣味を楽しめる友達を探したい人」や「上京したばかりで知人がいないので知り合いを増やしたい人」などです。
一言で「遊び」目的と言っても、悪質なもの以外に純粋に人との出会いを求めている場合もあるでしょう。
真剣に恋愛や結婚を考えているなら、目的に合うマッチングアプリを利用するのがおすすめです。
Q2.マッチングアプリは複数登録する方がいい?
マッチングアプリを複数登録している人もいます。
ただし、複数登録すると出会いが増える分、やり取りをする相手が増えるので手間がかかるでしょう。
マッチングアプリに費やせる時間は限られているので、やみくもに利用するアプリを増やすのはおすすめしません。
時間に比較的余裕がある人やなかなか利用中のアプリで良い出会いがないという人は複数のアプリを利用してみるのもおすすめです。
まとめ
- マッチングアプリと出会い系アプリには違いがある
- マッチングアプリは利用目的や利用者の年代に注意して選ぶのがおすすめ
- マッチングアプリは3人に1人利用経験がある