Paranaviトップ お仕事 働き方 日本の味でおもてなし! 世界との架け橋を担うパラキャリ女子

日本の味でおもてなし! 世界との架け橋を担うパラキャリ女子

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教育系サービス企業に務め、留学・語学育成関係の事業開発を担当しながら、ホームビジットプログラムのホストやAWSEN(オーセン)のプロボノスタッフという2つの複業をこなす室雅子さん。パラキャリしながら、さらに、子育ても中のママでもある室さんは、“いちばん楽しいことを本業に”をモットーにしていました。

育休中の不安からプロボノを始めた

――訪日客の方々と関わるには、時間と労力が必要なイメージがありますが、ホームビジットプログラムのホストを始めた経緯を教えてください。

友人がNPOとして立ち上げた会社で、ホストを募集していたことがきっかけです。旅行の予約サイトで仕事をしていた頃、大好きな仕事ではあったものの、ゲストと直接顔を合わせることができないことに対して少し寂しいなと感じていました。そんな中でのチャンスに“実際に訪日客の方と触れ合いたい!”“料理を作ることが好きだから、いろな国の方々に日本料理を食べてもらいたい!”と強く思ったことから、告知を見て迷わず応募しました。

――AWSENのプロボノスタッフになったきっかけを教えてください。

パートナーが海外へ転勤するかもしれないという話が出たとき、“自分は仕事を辞めて会社の看板がなくなったら何ができるんだろう”と、ふと思ったことがあって。ちょうど1人目の子どもが生まれて育休に入ったタイミングだったこともあり、“これがずっと続いたらどうしよう”“生きていくモチベーションがなくなってしまうんではないか”とすごく不安になったんです。だから、まで培ってきたビジネススキルを使って、今後お金をもらえるような仕事ができるかどうかを試すために、プロボノを始めました。

――ホストやプロボノを始めるうえでの不安などはありましたか?

ホームビジットに関しては、インバウンドの旅行関係の仕事はしていたものの、訪日客の方を実際に自宅へ招くのは初めてだったので、どのような空間・時間になるのか、かなり緊張しました。お出しした食事がゲストの口に合うか、会話は盛り上がるのかなど。プロボノに関しては、会社員としてのスキルがほかの組織でも通用するものなのかが不安でした。

お金に代えられない自分の価値を上げられている

――パラレルキャリアを始めてよかったことはありますか?

本当にたくさんあります!ホームビジットでいちばんよかったことは、一生の友達ができたことです。訪日していただいて以来、スペイン・バルセロナにいるご家族や、ポーランドにいらっしゃるご家族の方達とは今でも仲良くさせていただいていて。メッセンジャーで連絡を取り合ったり、誕生日にはメッセージを送り合ったり。いつかまた会うことをお互い楽しみにしているんです。世界に77億人の人々がいる中でほんの偶然から出会い、そしてたった2時間しか一緒にいなかったにも関わらずお互いの想いが通じる瞬間があるなんて、とても素敵なプログラムだなと感じています。プロボノは、いろんな職種・分野の方々が集まって知見を共有するので、毎回とても勉強になります。お金には代えられないような自分の価値を上げるためのもの。日々キャリアアップを経験させてもらっています。

本業を成功させるためにパラレルキャリアを続けたい

――スケジュール管理のコツなどはありますか?

自分の余剰時間に合わせて、受ける仕事量や質を決めることです。それを決めないと、“できなかった”になってしまうので。際限なく仕事をすることにならないよう、ちゃんと仕事をしない日を決めることも大事にしています。特に週末は仕事をしないように心がけていますね。あらかじめ、まとまった時間が必要な案件はできません、とお伝えしているので無理のないスケジュールで動いています。

――複業でやっているお仕事が、本業に生かされているなと感じることはありますか?

ホームビジットでは2時間頭をフル回転させてコミュニケーションしているので、本業で英語を使う際にすごく生かされているなと感じます。プロボノでは、ASEAN地域を対象とするビジネスを考える機会があった際に、すでにリサーチした経験のある地域だったのでイメージがすぐに湧いてとても役立ちました。

――これからも、パラレルキャリアだからこその相乗効果を続けていけそうですか?

今本業の方で新規事業を任されているので、それを絶対に成功させるのを何よりも大事にしたいですね。そのお仕事はずっとやりたかったこと、なおかつ一生をかけてやりたい仕事だったりするので。でも、それを成功させるには、本業の会社にいるだけだとちょっと周りが見えなくなっちゃいそうだなと感じていて。パラレルキャリアを通して外の人と関わりながら、たまには違う風を感じて色々なことを知って、そしてインスピレーションをもらって、本業へ還元したいと思っています。

室 雅子(むろ まさこ) ●新卒で訪日客向けの旅行会社に入社。2012年に教育サービス系企業に転職。8年目になる現在、留学や語学育成関係の事業開発を担当。パラレルキャリアでホームビジットのホストAWSENのプロボノスタッフとしても活動する。プライベートでは二児の母で、2016年に男の子、2018年に女の子を出産し、子育てに奮闘中。

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又吉樹菜
Writer 又吉樹菜

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