Paranaviトップ お仕事 資格/勉強 センスいいねって褒められる! 今日から使えるデザイン術 #07 Illustrator・Photoshopの基本

センスいいねって褒められる! 今日から使えるデザイン術 #07 Illustrator・Photoshopの基本

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最近はスマホの画像加工アプリが充実しています。お仕事でもプライベートでも、写真を加工したり、ちょっとしたチラシやカードをつくったりした経験は、皆さんあるのではないでしょうか。写真の加工やチラシの作成をスキルとして身に付けると、今後のキャリアに生かせるかも! と感じた方も多くいらっしゃると思います。プロが使うツールとして有名なのが「Illustrator」と「Photoshop」。この2つはそれぞれ何ができるのでしょうか。基礎からご紹介していきます。

IllustratorとPhotoshopとは

IllustratorPhotoshopともにアドビ株式会社より販売されている、ソフトウエアです。両方ともプロのクリエイターが使うソフトとして有名です。それぞれデザインに使うものとしての印象が強いですが、得意な分野が違いますので、自分が「何に使いたいのか」によって使い分けるといいでしょう。

Illustrator

Illustratorはその名前の通り、イラストレーションの作成やレイアウト、装飾が得意です。出版・印刷業界などで使われています。「イラレ」と呼んだりもしますね!

また、ベクター形式と呼ばれるデータ形式で保存されるので、どれだけ拡大・縮小しても画質が粗くならず、エッジが滑らかなまま利用できます。細かな図柄の作成やロゴの作成に適しています。

拡大してもエッジが滑らか

Photoshop

Photoshopもその名前が表すまま、画像編集が得意なソフトです。写真の補正や加工ができます。WEBサイトの制作で使われることも多いですね!「フォトショ」と呼ばれたりします。

データの形式は、ラスタデータと呼ばれる小さな四角の集合体です。色や濃淡の違う四角が集まることで画像を表現しています。「ドット絵」をイメージいただくとわかりやすいと思います。

元の画像の大きさよりも拡大すると、画質が劣化してエッジがギザギザになってしまいます。

拡大するとエッジがギザギザ

両方とも、簡単に覚えられる!?

初めてIllustrator・Photoshopを見たときに、ボタンや機能が多くて難しそう……と思う方も多いかと思います。確かに機能や画面の設定などは多いですが、すべての機能を覚える必要はありません。まずは必要なものを覚えるだけで大丈夫です。

また、両方とも同じアドビの製品ですので、操作が似ているところも多々あります。どちらかを覚えてしまえば、もう片方の操作もかんたんにイメージできると思います。

どちらの方がキャリアに活かせるソフトなの?

Illustrator・Photoshopが必要であれば両方とも覚えたほうが幅は広がりますが、まずはどっちかを覚えたい! という人もいます。その場合、「どんなことをしたいのか」で選ぶといいでしょう。

ぜひ下記を参考に考えてみてください。

Illustratorのほうがいい場合

  • イラストを描きたい
  • ロゴをつくりたい
  • チラシやポスター、名刺・カードなどをつくりたい

Photoshopのほうがいい場合

  • 画像の加工・補正がしたい
  • WEBサイトをつくりたい
  • SNSに投稿する画像やバナーをつくりたい

まとめ

今回は、そもそもIllustratorとPhotoshopとは何かということ、2つの違いについてご説明しました。次回からは、IllustratorとPhotoshopの実際の操作についてお伝えしていきます。お楽しみに!

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菅家 郁美
Writer 菅家 郁美

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