2021年12月にオンラインで実施した、本音100%のぶっちゃけ公開トーク「#心のモヤモヤ大掃除」。キャリアに恋愛・結婚にメンタルに、といろいろなテーマで5人の女性が大盛り上がり。気になる後編スタートです! ゲストの紹介を含む、前編はこちらからチェックしてくださいね。
Contents
キャリアは大事!でも、人生のすべてじゃない
みく
私はこれまでいろんなパラキャリをやってきたけど、幸せな仕事の基準は2つあって。1つは、私自身のよさを生かせているかどうか。もう1つは、私にとっての理想の社会とか、作りたい世界観に少しでも近づける仕事かどうか。私は、年収とかステータスで考えることはあんまりないかな。
はるな
世の中にはたくさんの仕事があるけど、自分に合う仕事を1つ選びぬくというよりは、自分ができる価値提供を突き詰めていくほうが幸せになれる気がしてる。あと、自分が本心から好きになれることは何かなって考える! そうやってしっかり自己分析していくと、キャリアがどんどんかたちになっていくんだよね。夢中で取り組める仕事は、全然苦じゃないなって思うよ。
あきな
以前の私は、キャリアのことばっかり考えて、そのときの生活を犠牲にしたり、体調を崩しちゃったりしていて。34歳になったとき、ふと『あれ? 私、この先ずっとこの生き方をしていくのかな?』って思って、勇気を持って少し立ち止まってみることにしたの。キャリアはもちろん大事だけど、でも人生のすべてじゃなくて、家族とか自分の暮らしとか、生活の余白こそ大切にしなきゃいけないなって気づいたんだ。20代から今までを振り返ると、歳を重ねるにつれてどんどん世界が広がってる! 今はすっごく幸せだし、40代が楽しみで、ワクワクしてるよ。
自分で勝手に、頭の中に作り上げちゃう「理想の女性像」
飯田
いいね! 年齢にとらわれず、思いっきり好きなように生きていきたいね。家族っていうキーワードが出たけど、オンとオフの両立ってそもそも必要なのかな? とくにオフに関しては、自分が無意識のうちに、勝手に「理想の姿」を作り上げてるなって気づいて、モヤモヤしちゃうことがある。
みく
わかるなあ。私も昔は、女性は結婚したら家事をメインで担当する! 夫が海外転勤になったらついていく! みたいな、『いい妻像』を自分の頭の中で勝手に作り上げて、それに囚われてたよ。
さくらこ
正直、オンとオフの両立ってちゃんと考えたことなかったな。キャリアが人それぞれなのと同じように、夫婦や家族のかたちもそれぞれだよね。何よりもまずは自分がご機嫌でいることが大事で、それが基礎になって、パートナーにとってもベストな環境を作れるんじゃないかな。
あきな
うちの場合、夫の方が私よりも家事が得意だし好きだから、進んでやってくれてるよ。コロナになっておうち時間が増えたことで、私もお料理するようになって、だんだん腕が上がってきたけど(笑)。誰だってすべてを完璧にやるのは無理だから、どちらがやってもいいことは得意な方がやればOKでしょう。
はるな
もしかすると、『私は不得意!』って思い込んでるだけなのかもしれないし。
いいパートナーシップには「自分がご機嫌でいること」が不可欠
飯田
家事の分担が象徴的だけど、いろんなことを無理しないで自然に協力し合える相手なら、結婚生活もうまくいくのかもしれないね。
あきな
結婚生活でいえば、相手のことを減点方式で見ちゃダメ(笑)! いいところをちゃんと見つけて、積極的に感謝したり褒めたりする。とくに、自分になくて相手にあるところはね。私が結婚するときにいちばん意識を変えたのは、ここかも。
さくらこ
減点方式はダメだよね。私も昔は、彼氏に対して『もっと優しく、かっこよくいてほしい!』って求めてばかりの恋愛をしてたよ(笑)。それじゃ結局、誰と付き合ってもうまくいかないんだよね。歩み寄って、相手の長所は認めて、尊敬し合える2人じゃないと。
みく
そのためにも、やっぱり自分に余裕がないといけないなって思う。相手のことを加点方式で見られるのは、自分自身に余裕があってこそ。自分のメンタルをいい状態にキープするのは、パートナーシップにおいてもすごく大事なことだよね。
友人関係は引き出し。心地いいタイミングで引き出せばいい
飯田
呪縛は、友達関係にもあるかも。すごく気が合う仲のいい友達とも、ライフステージが変わると、それまでと同じようには付き合えなくなることがあるよね。ずっと仲良くい続けるのは難しいのかな?
あきな
ライフステージとともに友達が変わるのは自然なことだけど、それに罪悪感とか、変わっていくことへの葛藤を感じる人は多いね。でも誰だって、まじめにキャリアの話をしたいときもあれば、ひたすらくだらない話をして笑っていたいときもあるじゃない。友達を切り捨てていくんじゃなくて、自分の変化を楽しんでいきたいかな。
さくらこ
例えば私は子どもがいないから、ママたちの幼稚園の話にはついていけないな……って思うこともあるよ。でも、あきなさんの言う通り、そのときごとに話したいことを話せる相手と一緒にいたらいいと思う!
あきな
私は、友人関係は引き出しだと思ってる。自分にとって心地いいタイミングで引き出せばOK! 無理に開けっぱなしにしておく必要はないよ。
飯田
出ました名言! 「友人関係は引き出し」ってすごく刺さるなあ。頻繁に会ってる=仲良しっていうわけじゃないし、友人関係は難しいね。
はるな
過去は大事な仲間だったとしても、今はちょっと違うかなって思うなら、無理して会う必要はないんじゃないかな。今の自分の気持ちを大事に、関係性を結んでいきたい!
視聴者の質問に答えるQ&A、11連発!
飯田
ここからは、視聴者のみんなから寄せられた質問に答えていきます!
何かを「やめる」判断をするときの基準はありますか?
さくらこ
私は、期間を区切るようにしてる。例えば、あと半年、前向きに頑張ってみてもダメだったら、あっさり手を引こうって最初に決めておくかな。
飯田
期間を決めて次にいくっていうのは、私もよくやるよ! 気持ちもすっきりして前に進めるよね。
日常の中で生まれる「小さな違和感」を見逃さないようにするためには、どうしたらいいですか?
みく
私は、違和感を持ったら必ず、その正体を言語化するようにしてる! 次に何かにチャレンジしたとき、また同じところでつまずいちゃったらもったいないから。自分が何に違和感をもつのか、はっきりさせていくことかな、
「自分の強み」って、どうやって見つけてますか?
みく
仲のいい友達とか家族とか、私のことをよく知ってくれている人に聞いてみる! 何人かに「私の強みって何かな?」って聞くと、だいたいみんな同じこと言うよ。
あきな
もしかしたら、『強み』っていう言葉に縛られちゃってるのかも。強みって、ほかの人との相対評価の中でしか生まれないものだよね。そうじゃなくて、自分が守りたいものとか目指すもののために、無意識にやってる行動こそが自分の強みなんじゃないかな。人との比較で見つけるものじゃない気がします!
はるな
当たり前にできることが強みかも。自分にとっての当たり前って、人からみても当たり前なわけじゃないもんね。
自己分析にオススメのアプローチ法、引き出し法があれば教えてください!
みく
友達と一緒にやるのがいいよ!シェアしあうと気づくことがたくさんあると思う。一人でもくもくと自己分析やってメモして、っていうやり方だけだと、視野が狭まっちゃうかも。
飯田
いろんな人に会って、話してみるのがオススメ! とくに学生さんなら、就活を理由にいろんな大人に会いに行けるって貴重な機会だし。動くことも分析方法の1つだと思ってみてね。
苦手なことや嫌なことを強いられたときは、どうやって乗り越えますか?
はるな
嫌なことをやり遂げた先に、自分の理想の未来があるかどうかを考えてみる! これを乗り越えればあそこにたどり着ける、って思えれば、頑張れるよね。
飯田
苦手なこととか嫌なことも、やってみれば自分の力にはなる! 私自身振り返ってみると、あれをやったから成長できたなあって思うことはいっぱいあるよ。
一人で子どもを育てなければいけないシンママさんは、どうしたらいいでしょうか? また悩んでいるシンママさんには、どんなことを伝えるといいですか?
みく
ママが自分らしく生きてるっていうことは、お子さんのためにも大事じゃないかな。シンママだから自分の人生を諦めなきゃ、なんてことは絶対ないです! できることはたくさんあると思うし、胸を張って、自分らしく生きられる道を探して、選び取っていくのがいいと思います。
飯田
ママが自分の人生に満足してたら、きっと、そのHappyはきっとお子さんにも伝わるんじゃないかな。あくまでも『自分が幸せでいられてるか』を大事にしてみてほしいです。
フリーランスの人にオススメの、時間配分方法は?
あきな
自分が、いい状態で仕事できる時間を把握しておくといいですよ。どういう時間配分で働くと自分のパフォーマンスが上がるか、自分自身のケアをできるか、わかっておくこと。そして、それを崩さないことですね。コツは、旅行や遊びの予定もちゃんと入れる!
活躍のステージを変える前に、一度立ち止まりたいと思っています。いい方法はありますか?
あきな
そういうとき、私は旅に出ます! 日常の中で何か大きな変化を起こすのってすごく難しいんだよね。旅先の非日常の中で、いつもと違う景色を見て、自分の中に湧き上がってくる声を聞く。それが、自分を変えるときに大事かな。
自己肯定感を上げるためにやっていることがあれば教えてください!
はるな
長期でやることと、短期でやることの両方があるよね。小さい成功体験を積み重ねていくと、やがてそれが自信になるんだと思う! チャレンジした結果ミスったとしても、場数が多ければ、まあいっかって思えるし。
さくらこ
私は1年ごとに、そのときの自分のことや目標を紙に書いて、たまに見返すようにしてるよ。実際、昔書いたことのいくつかはすでに叶ってて、それを見るたびに自己肯定感が高まるからオススメ。とくに何事もなかったなあと思う1年でも、よくよく振り返れば、いろんなドラマがあったなあって思える!
人の話を聴く時に心がけているポイントはありますか?
あきな
相手の発言の背景を考えて、そこを質問するようにしてる。もしかしたら言いたいことをちゃんと言えてないかもしれないし、本心は違うことを思ってるかもしれないよね。だから、その人の言葉の裏側に思いを馳せるようにしてます。言葉そのものだけじゃなくて、声のトーンとか表情、目とかを見ると、本当の気持ちが出てることがよくあるよ。
さくらこ
たしかに、口で言ってることと本当に言いたいこと、心の中の思いが違ってることはあるよね。
最近あった、考え方の変化はありますか?
みく
昔の私は、自立の意味を履き違えてて。何があっても、自分ひとりで生きていかなきゃいけないしそれが自立することだって思ってた。でも、当たり前だけど、人は一人じゃ生きていけないんだよね。今は、一人で生きていくっていう考え方をやめました!
宣言!私の2022年は、こんな年にします
飯田
時間がきちゃったので、質問コーナーはここまで! みんな、2022年はどういう年にしたい?
あきな
私の2021年は『誰かに届けること』に集中してたの。2022年は、もう一度0から新しい世界に踏み出したいと思ってる! 今までとは違った世界を見る一年にする予定だよ。
はるな
私は引き続き気ままに、そのときの気分で生きていく予定(笑)! あと2022年は、できない自分を否定するのをやめるって決めてる。旅と仕事を両立しようと思って起業したのに、うまくできなくて落ち込んだことも多かったから……。人生は、主人公=自分の映画だと思うの。自分がどういう映画を作りたいのかなって考えて、最後に納得いくストーリーに仕上げるため、うまくコントロールしていきたいな。『私は将来、こうなりたい!』ってずっと意識してたら、絶対少しずつ近づいていけると思う。
みく
私も、昔会社員していたころはずっと、自分らしく生きてるつもりでも誰かのために生きてたなあと思うよ。2022年も、『自分を変えていきたい』『心のモヤモヤを掃除したい』って思ってるみんなと一緒に、覚悟を決めて進んでいきたいね。みんなで手を取り合って、いい世の中をつくっていきます!
さくらこ
一つひとつの選択が私の人生になっていくから、最後に『私の人生、超最高だったな!』って思えるように選び取っていきたいな。何をするかよりも、誰といるかで景色が変わっていくと思う。みんなと一緒に、自分の納得いく人生をつくっていきたい!
あきな
ああ、生きててよかったなあって心から思える瞬間を、いっぱい作りたいね。未来のことばっかり考えてると不安になるから、たまには勇気を持って立ち止まることも必要だと思う。これまでの自分を振り返って、ぎゅって抱きしめてあげよう!
飯田
100%本音で話せる場所って意外と少ないと思うので、ぶっちゃけ女子会を開催できてよかった! 私たちParanaviは、世の中のみなさんの新しい第一歩を応援する味方です! いろいろな方のキャリアや人生を紹介しているので、視聴者のみなさんも、ぜひParanaviを見てみてくださいね。
飯田