Paranaviトップ お仕事 メンタル 20代女性の約4割が経験!?「五月病」の正体と対策、オススメ予防法を解説

20代女性の約4割が経験!?「五月病」の正体と対策、オススメ予防法を解説

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4月から新しい職場で働き始めたり、パラレルキャリアに挑戦したり、場所は変わらずとも新しいメンバーが入ってきたり……それぞれ新たな生活がスタートしたと思います。新生活は、とにかくストレスがたまりがち。さあスタートダッシュだ! と頑張りすぎて、気づかずうちに無理をしてしまう人も少なくありません。そんな中、かかってしまうのが「五月病」です。今回は、辛い五月病の正体、そして予防法をご紹介します!

五月病って、そもそも何?

5月、ゴールデンウィークが終わった頃から、何かの糸が途切れたように仕事に対するモチベーションが低下したり、どことなく体調が悪い、身体がだるい、倦怠感、意欲の低下、よく眠れない、食欲不振……などの、心身の症状が現れている人はいませんか? 

そんな状態を総称して「五月病」と呼びます。身体症状として頭痛や吐き気が出てきたり、精神症状として不安や焦燥感、無気力といった症状が出てきたり、具体的な症状は人によってさまざまです。

最初はなんとなくの不調ですが、気が付いたらどうしても朝起きられず、職場を欠勤してしまったり、休日も何もやる気が起きなくて気が付いたら1日が終わってしまった……と重症化したりする場合もあります。

新しい環境に入って1カ月くらいした時に大型連休が。そんなタイミングで生じる、メンタルを含めた心身の不調を指します。会社員の場合は、春に行われる研修などの影響で症状が1カ月遅れで出ることもあり、最近は「6月病」とも言われるようです。

医学的には、適応障害が最も可能性の高い原因として考えられますが、うつ病や不安障害、またベースに広汎性発達障害などの発達障害が隠れている場合もあります。

なお、五月病は医学的な正式名称ではありません。また、一般的に4月が大きな環境変化がある時期のため“五月病”と言われているだけで、8月でも10月でも関係なく症状が出ます。

「五月病」ってどんな病気?最近、ちょっと辛いかも…というあなたへの処方箋

五月病は誰にでも起こりうる!

チューリッヒ生命が20184月、全国の20歳~59歳・合計1,000人に実施したアンケートで、「これまでに月病になったことがありますか」との質問に、男性は21.6%、女性では25.0%が「ある」と回答。全体で23.3%が「ある」と答え、約4人に1人が五月病を経験しているという結果が明らかになりました。

年代別で見ると、男性では30代、女性では20代が最も多いという結果で、特に20代の女性の39.2%が五月病を経験しています。五月病は、それだけ身近なものなんです。

ちなみに、五月病になったと思われる原因については、男女ともに「入社」が最も多くなりました。慣れない環境で頑張りすぎてしまった結果、心身のバランスを崩した……。そんな様子が伺えます。 

また、パラレルキャリアを目指して、複数の組織で働いたりたくさんの人たちと連絡を取ったりしていると、つい頑張りすぎてしまい、気が付いたら気力がまったくなくなっているなんてこともあるかもしれません。

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3大・五月病の原因

五月病は誰にでも起こりうるとはいえ、対策はしておきたいもの。原因として挙げられる具体的な内容としては、3つあります。

新しい環境に慣れない

仕事の内容が合わなかったり、仕事の形態(残業の多さやノルマなどの負担)が合わない。また仕事場以外でも、転勤などで新しい土地に引っ越したり、一人暮らしを始めたりするなど、大きな生活環境の変化があると心身に影響します。

新しい人間関係をうまく築けない

学生時代は一人でも生活できますし、気の合う友達と一緒にいればいいですが、仕事になるとそうはいきません。上司と気が合わなかったり、同期と折りが合わなかったり、といったことは多々あります。

取引先や上司は、学生時代とは違う関係性で、今までとは違う距離感が必要になります。その感覚を掴むのが難しいこともありますね。ほかにも、すでにできあがっている組織の人間関係の中にとけ込めない、職場の雰囲気が自分に合わない気がする……といった内容が挙げられます。

思い描いたキャリア像と現実のギャップが埋められない

例えば転職した場合など、いざ職場に入ってみないと状況がわからないことは多々あります。とくにコロナ禍でリモート面接が増えた結果、入社するまで実際の会社像が見えにくくなったという声を多く聞きます。 

また、新しい場所で頑張ろうとしている一方で自分のスキル不足を痛感するなど、現実とのギャップを痛感する人は多いようです。

「五月病」ってどんな病気?最近、ちょっと辛いかも…というあなたへの処方箋

五月病の予防におすすめ「4つのポイント」

疲れが溜まりやすい時こそ、しっかり休んで

忙しくなったからといって、寝る時間を削ったり、湯船につからずシャワーだけで済ませて、24時間365日仕事に全力を注ぎ込む……というような生活をしたりしていると、ある日ふと、五月病の症状が出てきます。

どんなに仕事が楽しくても、一生懸命仕事に打ち込んでいると思っていても、体は確実に疲れています。睡眠時間を削ったり、休日も返上して働いたりするのは、頑張り屋さんだからこそできることで応援したくなりますが、一生続けられる働き方ではないのであまりお勧めできません。「休む時はしっかり休む」を心がけてください。

疲労回復に効く食べ物を、意識的に摂ろう

体がエネルギー不足になっている状態を、東洋医学では「気虚」と呼んでいます。そんな時は、豆乳や納豆などの豆類や、山芋、豚肉、にんにく、ウナギ、カボチャなどを食べるのがオススメです。とくに卵は、血と気を同時に補ってくれるので、ぜひ意識して摂取してください。

また、イライラ感が強い方は、ジャスミンティーや柑橘類、蕎麦などを意識的に摂ると、体の中のもやもやが晴れて、気がしっかりと巡るようになるのでおすすめです。

「五月病」ってどんな病気?最近、ちょっと辛いかも…というあなたへの処方箋

勇気を持ってコミュニケーションを取ろう

実は同じことで悩んでいる人がいたり、怖いなあと思っていた人が、話してみると意外といい人だったり。これは自分からコミュニケーションを取って、ちゃんと話してみないとわかりません。

焦燥感ゆえ、人とのコミュニケーションをとる時間をおろそかにしていませんか。一度、深呼吸して周りを見てください。じっくり話せる人が1人でもいるかもしれません。

誰にも何も相談できない状態と、辛いことを吐き出せる相手が1人でもいる状態はまったく違います。焦ってしまう時や不安な時こそ、自分から周りに話しかけて、輪を広げてください。

周囲と合わない原因を、自分でしっかり見定める

職場環境なのか、人間関係なのか。五月病にかかった理由が明確であれば、対処もしやすいです。ここがなんとなく合わないような気がする……というあいまいな気持ちのまま、突っ走るのがいちばん危険。

なぜ辛い状況になっているのかわかるためには、まず自分が疲れていること、症状が出ていることを認めなければなりません。先ほどのとおり、五月病は誰でも発症しうるものですから、決して恥ずかしいことではないんです。「いっぱい頑張った結果、こうなってるんだ!」と、自分を認めてあげましょう。

新しいことにどんどん挑戦したい春。五月病を吹き飛ばして、楽しい毎日を過ごしましょう!

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木村好珠
Writer 木村好珠

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