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梅雨の不快感を乗り越えよう! ジトジトジメジメ……な6月を乗り切るための、心と身体のケア方法

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暖かい春が過ぎ、今年こそアクティブに動きたい夏がやってくる……はずなのに、その前に立ちはだかるのが“梅雨”。なんとなくジメジメ、ジトジトしていて気分が上がらない。でも、1カ月ずっと不快なままじゃあまりにももったいない! 梅雨シーズンをうまく乗り切る、心と体のメンテナンス方法についてお話しします。

梅雨の不快感の原因は、この3つ!

約半数以上の人が、梅雨に不快感、倦怠感、だるさを感じたことがあるといわれています。その理由は「低気圧」「寒暖差」「湿邪(しつじゃ)」の3つ。それぞれ解析しましょう。

低気圧

梅雨は、低気圧が続きます。以前、気象病についての記事を書きましたが、梅雨の時期はこの気象病がまるまる1カ月間続くようなものです。 

私たちの体を保つための機能に「自律神経」があります。自律神経には交感神経と副交感神経があって、いつもバランスを取って作用しています。やる気モードで日中活動している時は、交感神経が優位に働きます。一方の副交感神経は、いわゆるおやすみモード。就寝前、お家に帰ってゆっくりリラックスしている時は、副交感神経が働いています。

それでは、梅雨で気圧が下がると、体の中はどうなるでしょうか。外からの圧力が減った分、血管が膨張します。自律神経がきちんと機能していると、交感神経が働いて、膨張した血管を収縮させようと働きます。しかし現代人は毎日緊張やストレスが強いられる生活をしていて、SNSなどを通じてずっと情報過多な状態にあります。そのため、脳が休んでいる時間があまりありません。

仕事の休憩時間にはスマホを見ているという人がいますが、実際は全然休憩できていないことになります。常に交感神経が働きやすい環境があるため、うまく副交感神経に切り替えられない人が増えています。結果、自律神経が乱れ、血管が拡張したままになり、頭痛や気だるさ、また睡眠リズムが崩れて、気分もマイナスになりがちです。

梅雨の不快感を乗り越えよう! ジトジトジメジメ……な6月を乗り切るための、心と身体のケア方法

寒暖差

この時期は、雨で体感温度がぐっと下がったり、晴れの日には真夏のような暑さになったりと、日によってかなりの寒暖差が出ます。また1日の中でも朝夕と日中の気温差が激しく、体温調整が難しい時期。

成人の平熱は、大体36℃前後から37℃前半くらいに保たれるように「ホメオスタシス(恒常性)」の仕組みが備わっています。先ほど自律神経についてお伝えしましたが、体温を一定に保つのも自律神経の仕事です。

多少の温度の変化であれば、ホメオスタシスが機能するため問題はありません。しかし、寒暖の差が大きくなったり、1日の間での変動が大きい、コロコロ変わるとなると、体温を一定に保つための自律神経の働きが必要以上に活発になります。その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、体に疲労が蓄積してしまうのです。

湿邪(しつじゃ)

雨が降り、湿気が高くなるこの時期、東洋医学では“湿邪”の季節。普段私たちは、発汗して身体の熱を放出し、温度調整していますが、湿度の高い環境では、十分に汗をかくことができません。その結果、体内に余分な水分や老廃物が体内に溜まりやすくなり、血の巡りが滞りがちになります。

東洋医学では、湿度や湿気によりこのような不調が引き起こされることを“湿邪(しつじゃ)”と呼びます。具体的には、頭痛、消化不良、便秘、むくみなどさまざまな不調が表れます。

梅雨に負けないケア方法をご紹介

ここからは、梅雨に負けない心と体をつくるためのケア方法をご紹介します。

梅雨の不快感を乗り越えよう! ジトジトジメジメ……な6月を乗り切るための、心と身体のケア方法

食事に気を付ける

冷たいものは、湿邪の原因になります。また、湿邪は胃腸に来やすいため、刺激物や塩辛いもの、生ものもあまりお勧めできません。梅雨はもともと食品が傷みやすい時期でもあるので、できるだけ火を通して食べてください。野菜も、生野菜より温野菜がいいでしょう。 

この時期の体は、体温調節や気圧との戦いで予想以上に疲れています。疲れを解消するために、魚・鶏肉・もも肉・大豆・乳製品などタンパク質が豊富なものをしっかりとり、炭水化物などもバランス良く食べましょう。 

自律神経を生活習慣から整える

どうしても乱れがちな自律神経を整えるのは、日常生活から。

お仕事モードのときには交換神経が、リラックスモードのときには副交感神経が優位に働くように自律神経に働きかける生活習慣を心がけましょう。具体的には、以下のような習慣です。

  • 朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる(一度、窓も開けると良い)
  • 雨や曇りでも部屋を明るくする
  • きちんと朝食をとる
  • 休みの日でも、家にこもらない
  • ウォーキングなどの軽めの運動を心がける
  • 寝る前にスマートフォンやパソコンの光を浴びない
  • 仕事を終えてから、ハーブティーを飲むなどリラックスタイムを作る
  • 夜は遮光・無音で寝る環境を整える

難しいものもあると思いますが、できるところから心がけてください。

梅雨の不快感を乗り越えよう! ジトジトジメジメ……な6月を乗り切るための、心と身体のケア方法

東洋医学的なアプローチも

東洋医学からみると、湿邪の時期は水はけが悪い、いわゆる“水滞”の状態になっています。さらに、この湿邪は胃腸への影響をもたらしやすいので、それを踏まえて“余計な水分を排出し、健胃作用のあるもの”を選ぶと良いでしょう。

水毒は「身体が気だるい、重い」「頭痛」「めまいや立ちくらみ」「酔いやすい」といった症状がサインですので、これらが気になる人もぜひ試してくださいね。

例えば、なんとなくのだるさとともに胃の違和感を感じる方には「六君子湯」。食欲が落ちているという方にもお勧めです。また、頭痛やめまい、むくみや吐き気が気になる方は「五苓散」。梅雨になると関節が痛んだり、水疱を伴う湿疹などの皮膚症状が出る方は「越婢加朮湯」がいいでしょう。漢方は症状によってパーソナライズするものなので、お時間がある方は、クリニックにいってみてもいいかと思います。

また、この時期にあったツボも1つご紹介します。

照海(しょうかい)と呼ばれる足にあるツボで、身体の水はけをよくしてくれます。場所は、内くるぶしから指1本分下のところです。そこをゆっくりと押してみて下さい。

梅雨のジメジメ感を寄せ付けず、すっきり過ごしたいものですね。日常生活の心がけで、元気に笑顔で毎日を送りましょう!

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木村好珠
Writer 木村好珠

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