夫婦の離婚の原因で「性格の不一致」の次に多いといわれているのが、モラハラです。モラハラとは精神的虐待のことを指し、一方的な支配や圧力で相手の自尊心を傷つける行動や態度のことをいいます。結婚当初は夫がモラハラになるとは思いもしないでしょう。しかし、モラハラ夫になる男性は外見上は魅力的であり、その本性を隠していることがほとんどです。今回は、モラハラ夫になりそうな男性の言動をご紹介します。
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これがモラハラ夫だ!特徴5つ
①命令口調で話す
日常的に「〜しなよ」「〜しろよ」など、命令口調で話す場合はモラハラ夫になる可能性が高いです。このような高圧的な態度の男性は男らしさや頼りがいがあって、一見、魅力的に見えることがあります。
しかし、モラハラ夫はパートナーに自分の意志を押しつけ、コントロールすることで満足感を得ます。相手が自分の言うことに従わないと思った途端、怒りや不機嫌な態度を示すような人は、モラハラ夫の可能性があるため要注意です。
②日常的に暴言を吐く
モラハラ夫になりうる男性は、些細なことに対して日常的に暴言を吐く性質があります。たとえば、部下や後輩に対して高慢な態度をとったり、運転中に他の車に向かって文句を言ったりなど。
そこで「彼は今日、機嫌が悪いのかな」と擁護してしまう女性は要注意。それが相手の本性なのかもしれない、と見抜くことが大切です。
③考えが自己中心的
モラハラ夫は自己中心的な考えを持つ傾向があります。物事が予定通りに進まないと急に不機嫌になるのは、モラハラ夫の典型的なパターンです。
彼らは自分の都合や意志を優先し、相手の立場になって物事を考えるという思いやりが欠如しています。自分の主張を強要し、他人のことを理解しようとしない男性は、モラハラ夫になりうる可能性があります。
④自分がすべて正しいと思っている
モラハラ夫は、自身の正当性に絶対的な自信を持っており、他人を軽蔑する傾向があります。自分の意見が受け入れられないことを許せず、他人の主張に耳を傾けません。
また、モラハラ夫は非常に高いプライドを持っており、自分のミスを決して認めないのも特徴です。自分が悪くても、他人のせいにして怒号を浴びせるなどの言動をとる男性は、モラハラの本質を持っているかもしれません。
⑤外面だけはやたらいい
モラハラ夫になる男性は周囲の人からどのように評価されているか、他人の目を非常に気にします。高圧的な態度をとることも多いため、ときには自信に満ちているように見えるかもしれません。
しかし、実際は自分に自信がない人がほとんどです。周囲からの評価を得ることに喜びを感じるため、外見や外面をよくするのもモラハラ夫の特徴です。
モラハラ夫と気づいたら周囲に相談することが大切
モラハラ夫となりえる男性は非常に高いプライドを持っており、自分の過ちを認めない、急に怒り出すなどの特徴が見られます。
モラハラ加害者は自分自身が悪いとは考えず、むしろ相手のために行動していると捉えて、自分の行動を正当化することがあります。そのため、モラハラ夫を改善するのは難しい場合も。
もし、パートナーがモラハラと気づいたら周囲の人間に相談する、モラハラの証拠となる動画や音声を録音するなどの対応をすることをおすすめします。