Paranaviトップ ライフスタイル 家事/育児 カフェ&ランチ代が年間100万円!?私立小・中学校のワーママがぶち当たる「キラキラカルチャーショック」とは?

カフェ&ランチ代が年間100万円!?私立小・中学校のワーママがぶち当たる「キラキラカルチャーショック」とは?

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こんにちは! 東京・港区にて中学生と小学生の息子を育てながら作家・教育ジャーナリスト・編集者としてパラキャリアで働く母、佐野倫子です。この連載では東京で四苦八苦しながら仕事と子育て、子どもの中学受験経験と、著書のため取材で得た情報をもとに「ワーママ」のお悩みについて一緒に考えていきたいと思います。

Q.4月から娘が私立小学校に入学しました。覚悟をしていたつもりですが予想以上にキラキラすぎるママたちとのお付き合いに衝撃を受けています……。どこまで付き合うべきでしょうか?(東京都大田区在住38歳/マキさん)

小学校受験で熱望校に合格!ところが待っていたのは……?

まずは小学校受験、お疲れ様でした! そして熱望校合格、おめでとうございます!

小学校受験は親の受験、と言われるほどママの出番が多いはず。マキさんは働きながらそのミッションを成し遂げたのですから、素晴らしいと思います。私も仕事柄、たくさんの取材をしましたし、自分でも経験をしたので、その大変さを想像して頭が下がります。

さて、せっかく入った学校のママ友づきあい。……失敗したくないですよね。わかります(涙)。きっとマキさんは、まったくお付き合いなんてしたくない! とは思っていなくて、できれば円滑に、ほどよい距離感でお付き合いをしたいと思っているのでしょう。でもきっと予想以上に「派手」に見える保護者の活動にちょっと不安になっているんですよね。

私立の小学校は、たいてい数週間から数カ月は親御さんが通学につきそうことになります。都心で電車を乗り継ぐ場合などは、少し前まで幼稚園生だった子どもを満員電車に乗せるのは不安ですから、無理なからぬこと。

まずはこの時期に、ママ同士でお茶やランチをしてお迎えまでの時間をつぶすシーンからお付き合いが始まります。取材で知り合った方は「お茶代とランチ代で、幼稚園時代は1年で軽く100万円は使っていた」とのこと。

もちろん、この時間を情報交換、あるいは気分転換、交流タイムと捉えればそれも非常に有意義な出費。ただ、仕事で忙しい方、お金の使い方をしっかり管理したい方にとっては「私立のママ友づきあい、無理!」ということになりかねません。

また、この「お茶会代」以外にも問題が起こります。仲良くなると、「塾や習い事のリアル」「次のバケーションの行先」「夏の英語キャンプ」「夫の仕事」などに話はおよび、ママ友の解像度が否応なしに上がっていく……!

私も「この夏はオーストラリアのゴールドコーストに家族で行って、子どもは1カ月語学学校に通うから、その間は私も一緒にホテルステイするわ」というお友達がいて、「う、うらやましい!」となった経験もあります。

そもそも4週間も海外に行って、仕事はどうする? ホテルに家族で滞在して学校に通ってもちろん兄弟もつれていくとなると円安の今や数百万円かかるのでは!? などとお茶を飲みながら、自分と比べて気が遠くなります(笑)

キラキラママ友づきあいで大切な、たった1つのこと

結論から言うと、私立でママ友づきあいをする極意は「自分で決めること」だと思っています。

時間もお金も有限です。とくに働くママにとって、それをどこに割り振るかはとても大切な問題。もしもママ友と時間やお金の使い方が異なっていても、それを残念に思う必要も、ましてや引け目を感じる必要もありません。

またしても自分の話で恐縮ですが、私は都心に住んでいることもあり、ママ友たちは一様にそれぞれのシーンでキラキラしている人が多いように感じます。でもマウント合戦みたいなことは皆無だし、仲良くなればなるほど確信しているのですが、相手を尊敬して、一緒にいる時間を楽しんでいれば自然にいろんなことがうまくいきます。

もっと言えば、自分が楽しいと感じるラインでのお付き合いを自分で決める。相手軸では、それに合わせようと思いはじめてギャップを感じ、お付き合いがしんどくなってしまうからです。違ってもまったくかまわないんです。仲良くなれたことが嬉しいし、もしかしてママ友として会わなければ会える機会がなかったかも。

私立の小・中学校の保護者の付き合いは、金銭的な意味以外にも学校によっては非常に独特です。ボランティア活動があったり、「お父さんの会」があって休日にゴルフにいったり、保護者の部活があったりしますし、保護者会も頻繁。接点がたくさんできます。

そういった活動が伝統的に活発だった学校で、働くお母さんが少なかった学校もあります。しかし近年は共働きのご家庭が増えたことにより、さまざまなタイプの保護者が在籍するようになりました。心配しすぎずにまずは入学前に情報を集めてほしいと思います。

そして入学したからには、自分が心地いいと感じるラインを守りながら、親子で学校生活を開かれた心で楽しんでみてくださいね。大丈夫、皆こちらが楽しそうなら、自然に尊重してくれます。ちょっと違和感を感じたり、お付き合いをお休みしたいときは、無理せず上手に距離をとって、仕事のほうに頭を切り替えましょう。それができるのが働くママの特権です。

なんでも楽しんだもの勝ち。そんなマインドで、新生活を面倒に感じたときは気楽に構えてみてくださいね。もしかすると新しい世界が待っているかもしれません。

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佐野倫子
Writer 佐野倫子

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