Paranaviトップ お仕事 働き方 リモートワーク、うまくやれてる?初対面の22人が、悩みと秘訣をひたすらシェアしてみた

リモートワーク、うまくやれてる?初対面の22人が、悩みと秘訣をひたすらシェアしてみた

SHARE

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

コロナショックをきっかけに、多くの企業でリモートワークが始まって数ヶ月。家での仕事に慣れてきた一方で、細かい悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。そんなリモートワーカーが集まって悩みやノウハウを共有する場所を作ろうと、複業の第一人者・西村創一朗さんが「リモワハック会議」を開催しています。いったいどんな内容で盛り上がっているのか、潜入してみました。

雑談専門のWebミーティングを開催

三井物産グループ「Moon Creative Lab」の堀口翔平さん

冒頭で行われたのは、先進企業によるライトニングトーク。参加者の中から事前に選ばれた3人が、リモートワーク環境で自社が行っている工夫についてシェアしました。1人目は、三井物産グループ「Moon Creative Lab」の堀口翔平さん。同社は、世界4万4000人の社員のアイデアから、ゼロイチで新たな事業をつくるイノベーションラボです。米国シリコンバレーのパロアルトに本社を置き、東京と2拠点で活動。全部で約80人のメンバーが所属しています。

「リモートワークでは、どうしてもメンバー同士のコミュニケーションが希薄化しがち。『すぐ他人に相談できる環境・文化づくり』が重要だと考え、さまざまなWebミーティングを実施しています。プロジェクトごとの進捗発表はもちろん、日常生活で気になった話題をシェアしたり、雑談専門のミーティングを開いたりしています」(堀口さん)。

自然とミーティングの数が多くなりますが、メンバーに嫌がられないコツもあるとか。それは「参加したことによる成功体験を作って、ミーティングの意味を感じてもらうこと」。業務の進捗確認を兼ねて仕事に役立つトピックスを紹介したり、1人ひとりがカジュアルな会話を楽しめる雰囲気を作ったり。全員が、ミーティングに参加してよかったと感じられるような運営を心がけているそうです。

全員が、明日の業務を「はたらき方宣言」!

そして2人目は、ACALL(アコール)でPeopleExperience(人事)として活躍する籔田麻美さん。同社は、ワークスペース、ハードウェア、ソフトウェアをつないでスマートなワークスタイルを実現するプラットフォーム「WorkstyleOS」の開発・運営をしている、メンバー35人のIT企業です。ミッションは「Practice and Spread NewWorkstyle」自らが試行錯誤しながら新しい働き方を体現し、それらをサービスに還元、発信していくことを目的としています。

「コロナ前から、フルリモート&フルフレックス体制を導入していました」と語る籔田さん。施策の中でも特徴的なのは、リモートワークする全メンバーが、翌日の業務について「はたらき方宣言」をするというものです。新しい働き方を実践していくチームだからこそ、メンバー1人ひとりのセルフマネジメントが大事だという考えが根底にあります。

ACALLにはコミットというValueがあります。リモート環境下でもそれぞれが自分の役割にコミットするために、自身でしっかりとスケジューリングすること、そしてそれをチームメンバーや関係者に可視化することで、チームの成果を最大化することができると考え、この制度を運用しています。

それから、雑談やカジュアルな情報共有をできる環境づくりも進めています。もともとエンジニア陣が中心に使っていた『Discord』というソフトウェアを、全社で自由に出入りできる場にしています。ちょっとした話や相談をするオープンな場として、部署やチームを横断する時に便利です。他には、Slackチャンネルで呼びかけて、毎週水曜日にオンラインランチを開催しています。どちらも強制的な制度ではありません。基本的に自分自身で選択し、ワークスタイルをデザインしてもらっています」(籔田さん)。

GMOに学ぶ、Webミーティングならではの工夫

最後は、GMOアドマーケティングの代表取締役社長・渡部謙太郎さん。言わずと知れたGMOインターネットグループで、ネット広告を手がける企業です。GMOといえば今年1月末、コロナ対策として大手企業で初めて「社員全員、在宅勤務」制度を敷いて話題を呼びました

「リモートワークに必要な各種インフラは、以前から整えていました。アフターコロナの時代においてオフィスは、必ずしも毎日来る場ではなく、仲間が定期的に集まって絆を深めたり、皆にとって象徴的な場であればいいと考えています」と語る渡部さん。リアル会議よりも情報量が少なくなりがちなWebミーティングでは、議事録や関連ドキュメントの共有を入念にしているそうです。

ブレストが必要な時には、オンラインホワイトボード『miro』とZoomを組み合わせています。4月には、新入社員の歓迎会もオンラインでやりました。参加者全員の家に、同時刻にピザとドリンクを配達して、一緒にいる雰囲気や“仲間感”を演出しました。特に新メンバーを迎える時には、会社のカルチャーを浸透させられるような独自の取り組みが大事になりますね」(渡部さん)。

初対面の数人が、本音で「お悩み相談」

後半では、3〜4人ずつに分かれてのグループセッションが開かれました。リモートワークに関して感じている悩みを3分でシェアし、他のメンバーからアドバイスをもらうというものです。それぞれ異なる業種・業態の、しかも初対面の人と意見交換するという、なんとも珍しい機会。しかし初対面だからこそ、変に飾らず本音で悩みを打ち明けられると感じました。

共有された悩みは、例えば「リモートワークが続く毎日、メリハリをつけて働くコツは?」「Web会議でも心理的安全性をキープするには?」「メンバーによる、Webリテラシーの違いを克服するには?」……など。アドバイスする側も、3〜4人という規模だから変に緊張せず、安心して発言できました。

今回「リモワハック会議」に参加して、先進企業の取り組みや、いろいろな立場の人のリアルな話を聞くことができました。自分とは異なる環境の人からも、具体的な働き方の現場や、シチュエーションを想像しながら聞けて参考になりました。今後も自分の仕事の性質とすり合わせながら、より良いリモートワークのやり方を探っていきましょう!

>「リモワハック会議」参加希望者はこちらから!

>“複業研究家”・西村創一朗さんדレースクイーン広報”・橋本岬さんの対談記事はこちら!

SHARE

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

Keyword

椿 萌
Writer 椿 萌

VIEW MORE

パラナビオンラインサロン
Page Top