パラナビ1周年を記念して行われたwebイベント「幸せの正解は1つじゃない〜自分なりの人生の歩み方を選択しよう〜」。それぞれのステージで活躍している女性たち全8名が、自分なりの「幸せの正解」の探し方、見つけ方についてアツく語りました。第2部のテーマは「何歳からでも遅くない!〜未経験から新しいチャレンジをした女たち〜」です。元CA・現インフルエンサー(webマーケター)の小濱庸子さんと、看護師とモデルのパラキャリを実践している大原茉莉奈さんが登場。2人の赤裸々トークから、それぞれの「幸せのかたち」が見えてきました。
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――まず、自己紹介をお願いします!
大原
大原茉莉奈です。現役看護師として5年目、かつ週末にはパラキャリでモデル活動もやっています。小さいころからの憧れだった看護師とモデル、両方やれる超充実のパラキャリライフを楽しんでいます。よろしくお願いします!
>「看護師モデル・大原茉莉奈さん、パラレルキャリアなら『しんどい』を『楽しい』に変えられる」
女性はなぜか「30歳」で区切られがち
――2人は、何をきっかけに新しいことにチャレンジしようと思ったのでしょうか? いつごろからキャリアチェンジを考え始めましたか?
小濱
何かにチャレンジするのって、年を重ねるにつれてだんだんおっくうになりますよね。なぜか女性はみんな、「30歳」で区切りがち(笑)。私はずっとCAとしてキャリアを歩んできましたが、30歳に近くなってからキャリアコンサルタントを目指そうと決意しました。頑張って勉強して資格を取って、自分の可能性は何歳からでも広げられるんだと知りました!
大原
看護師として、新卒で入ったのが脳外科と神経外科の混合病棟でした。そこで毎日たくさんの患者さんと接する中で「今、私が何か大きな病気をしたとして、この人生に満足できるかな?」とふと思ったのが、モデルを始めたきっかけです。いつか後悔しないように、子どものころ憧れていたモデルにもチャレンジしてみようと決めました。
人生、何がどうつながっていくかわからない
――パラキャリを実践している2人ですが、本業と副業を同じくらい頑張っていけるのはなぜでしょうか? モチベーションを保つ秘訣を教えてください。
大原
小濱
まずは、本業を極めるのが超重要!
――新しいことを始めるために、やっておいたほうがいいことはありますか? 実際にやったことを教えてください。
小濱
何でもいいので、面白いと思えること、興味があることは何かなって考えてみてほしいです。でも、それをすぐにビジネスにするのは難しいので、例えば自分のキャリアを棚卸ししてみたり、自分の強みや好みを分析してみたり。じっくり考える時間も必要かなと思います。
大原
明日会社がなくなったら、私に何ができる?
――コロナ禍で、2人のキャリア観に何か変化はありましたか?
小濱
大原
報道されているように、コロナ禍で、今医療現場はすごく大変な状況です。病床もどんどん逼迫しているし、こんな時だからこそ自分たちや家族の健康も守らないといけない……そういう医療現場のリアルを、正しく発信したいと思うようになりました。私がやっているモデル活動は人の前に出る仕事なので、webメディアで担当している連載やSNSを通して、少しずつ医療現場の情報を伝えたいと思います。
30歳過ぎても「1から学ぶ気持ち」を忘れずに
――新たなキャリアを歩み出した2人。今、どんな気持ちですか?
小濱
清々しい気持ちです! 私は未経験からの転職をしたので、大変なことや不安もたくさんありました。でも、今の仕事は私自身の強みを生かせるのでやりがいがあるし、これからどんどん成長していけるなって、前向きな気持ちになれます。むしろ、ある程度失敗するのは当たり前だし、全然怖くありません。30歳を超えると、年齢や経験、プライドが壁になっちゃうかもしれませんが、1から学ぶ気持ちを忘れないでいたいです。
大原
「私なんて」「私なんか」は封印しよう!
――勇気を出せず、なかなか新しいことにチャレンジできない人も多いです。応援メッセージをください!
小濱
まず「私なんて」「私なんか」って言うのを封印してください(笑)! パラキャリといっても何をしたらいいかわからない人は多いと思いますが、これまでの経験をちゃんと振り返ると、絶対何かしらの強みが見つかるはずです。無駄なことなんてないし、すべては捉え方次第。私みたいにアラサーで新しい挑戦をするのも、1つの道ですよ。
大原
小濱
小濱庸子です。大学を卒業してから9年ほどCAを経験した後、大幅なキャリアチェンジに挑戦。今は美容系のwebマーケター(インフルエンサー)をしています。最近はパラナビでサロンディレクターを担当したりと、キャリアの幅を広げているところです!
>小濱さんインタビュー「『私たちのキャリア、これからどうなる?』現役&元CAに聞く、今激動のお仕事事情」