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「こわいことは自分にとってのチャンス!」人生をブレイクスルーするために安藤美冬さんが伝えたいこと

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型にはまらない「新しい生き方・働き方」の実践者としておなじみの安藤美冬さんが、新著「新しい世界へ」(光文社刊)を2020 年1月20日に発売しました。安藤さんと編集協力者でもあるパラナビ編集長の岡部のぞみが、今回の本のテーマや執筆の経緯、読者へのメッセージなどについて対談しました。

「こわいこと」への挑戦をしてきた実体験の集大成

安藤美冬さん

岡部

安藤さんの著書は、本書が12冊目ですが実に3年半ぶり。2021年、安藤さんは5冊の本を出版する予定で、その1冊目でもあるんですね。世の中では、長く続く自粛生活に少し元気のないムードでもありますが、新しい年の始まりにふさわしいパワーをもらえそうです! 一気に活動的になられている印象ですが、パラナビの取材でもお答えいただいていたように、その前は約750日間もの間、SNSを止めて発信をお休みされていましたね。

安藤美冬さん

安藤

その時期は自分にとっての過渡期で、例えるなら「階段の踊り場の時期」だったんです。踊り場では静かに過ごして、いよいよだと思っていたところに、待ってもらっていた出版社を含む何社かから一気にオファーが来て、動き出したのが2020年でした。この『新しい世界へ』という本は、私が初めて「心の話」を扱った本になります。心理学の先生やカウンセラーが語るとかではなく、自分の心と向き合ってきた実践者の一人として、誰もが持つ「おそれ」を扱うことで「人生を変革できる、ブレイクスルーできるよ」という内容です。

 

最初は、自分1人ではどうやってもまとめるのに苦労してしまい……。そこで、いつも取材していただいる岡部さんにも編集協力を依頼してできあがりました。岡部さんが読者目線で様々な質問をしてくれるおかげで考えが整理されましたし、曖昧な部分に対してしっかり答えを出せたことに、本当に感謝しています。

安藤美冬さん岡部のぞみ

岡部

ありがとうございます。でも、執筆は早く進みましたよね。4、5回のインタビューでベースができた感じです。また、それとは別に2回ほど、安藤さんのブログやメルマガの読者を集めて、みんなが「こわい」と思うことと、理想の人生はどんなものか、ということを聞いていく座談会をしました。昨年の7月から始めて10月にはほぼ原稿ができていましたね。

安藤美冬さん

安藤

執筆自体は昨年1月にスタートしていて、途中で行き詰まってしまったので、岡部さんがチームに加わっていただいてからというもの、すごくスムーズに進みました! そして、メルマガで募集した座談会メンバー(読者代表)の皆さんによる「こわいこと」のシェアのおかげで、本書の奥行きがグッと増したと思います。

 

本のテーマは「こわいことほどチャンスになる」で、私自身の実体験がベースになっています。初回の打ち合わせで、担当編集の方から「新しい世界へ行く」というテーマをいただいて、いわばそのための心構えとして「こわいこと」に挑戦していく方法をまとめています。

 

私自身、実はこわがりで、その時々に「こわい」という思いを乗りこえてきた感じなんですね。30代になってからの10年、会社を辞めて自分の名前で仕事をしてきて人生が変わったのですが、いつも自信にあふれていたかと言うと全然そんなことはなくて。会社を辞めるとき、初めてテレビに出たときはもちろん、Facebookへ投稿をしたときでさえ周囲の反応がこわくて手が震えたぐらいです。この本は、今までの人生で、そういった決断をするタイミングに自分の殻を打ち破ってきた実体験の集大成でもあるんです。

SNS時代ならではの「こわさ」がストッパーに

安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤美冬さん岡部のぞみ

岡部

この何か行動するときに「こわい」と感じてしまう気持ちは、私自身も感じますし、パラナビ読者からもよく聞きます。安藤さんも講演やイベント、お悩み相談チャンネルなどで多くの人の悩みに接して、そこからも実感があったんですよね。

安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤

はい。まさに講演の質疑応答やお悩み相談などでほぼトップを占めるのが「やりたいことがあるんだけど、こわくてできない」というものでした。「会社を辞めて、お金がなくなったらと思うと夜も眠れない」とか「ブログを書くと笑われてしまうかも」とか、挑戦したいと思いながらも、こわくてできないので誰かに背中を押してほしいという声が多かったんです。なので、こわがり代表の私が、どうやって今までそれを乗り越えてきたのかという方法論をまとめたものをいつか出したいという気持ちがありました。
安藤美冬さん岡部のぞみ

岡部

本書の「こわい」というのは、単純に「こわい」というだけでなく「恥ずかしい」「不安」「心配」「戸惑い」といったネガティブな感情も含まれますね。また一方で他者のことを「批判する」といった、一見自分の「こわさ」とは関係ないようなこともつながっているというのが面白かったです。

「こわいことはなんですか?」と聞かれて、すぐに思い浮かばなくても「恥ずかしいこと」や「人を批判的にジャッジしてしまうこと」についてなら、誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。私も今回の本づくりの中で安藤さんの話を聞きながら、意外と自分が心の底ではこんなことを気にしてるんだなとドキッとすることがありました。

安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤

そうした小さなことがストッパーになって、素晴らしい人生を実現するのを邪魔しているんです。座談会の中では、「昔からの友達にSNSを見られたら、意識高い系だと笑われるんじゃないか」とか「開業のためにインスタライブをしても誰も見にこなかったらどうしよう」といったSNSについての声も多くありました。今の時代、SNSは批判や誹謗中傷が可視化されるようになって、より「おそれ」を駆り立てる装置にもなっていますよね。

かつてSNSでの発信のすごさを世の中に広く発信してきた私にとっても、今の状況には複雑な気持ちだし、胸が痛みます。本来SNSには良し悪しはなく、中立的な存在。どう使うか、どのような目的で使うかがすべてなのですが、もうすでに個人的なものの域を超えて、社会現象をつくり出すまでに影響力が大きくなっていますから。

安藤美冬さん岡部のぞみ

岡部

SNSについては、ここ数年で多くの人にのしかかってきて、まさに社会問題化しているように感じます。華やかで武器になる面もある一方で、人々を萎縮させてしまうネガティブで攻撃的な面が無視できなくなっているような。

 

でも、そうした「おそれ」も日常生活では見過ごしてしまって、つい放置してしまいがち。これは自分自身もですが、回避し続けた結果、「何も変わらないけど、なんとなく不満・不安」という状態に陥ってしまっている人も多いんじゃないでしょうか。

安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤

そうした状態を打破するためにも、まずは「おそれ」の正体を見極めることが大事です。「おそれ」を知ることは、自分に向き合うことでもあります。ただ、それは厳しいことや苦しいことを無理やりすることではなくて、時間をかけて自分と対話する、マインドフルネスなどで心を落ち着かせるといった「心地よい」ニュートラルな状態に自分を持っていくこと。そうしたことをはじめとして、本の中では、「おそれ」を特定して手放していく方法を順を追って説明しています。

「風の時代」を一緒に乗り越えていける本

安藤美冬さん岡部のぞみ

担当編集の千美朝さんと。

安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤

今回、一緒に原稿を作っていける仲間がほしいと考えたときに直感で思い浮かんだのが岡部さん。お声がけしたときには忘れていたのですが岡部さんは、本書の発行元である光文社にお勤めでもあったという偶然も!

安藤美冬さん岡部のぞみ

岡部

新卒で光文社に入社して配属された「女性自身」時代の編集長が、今回の担当編集の方の上司だというのを聞いて私も驚きました!  緊急事態宣言もあって外界から閉ざされていた感もあったときに、安藤さんから来たLINE が輝いて見えたのを覚えています(笑)。せっかく新卒から出版社で働きながらも、ずっと雑誌やWEBしかやってこなかったので、いつか書籍に関わる仕事がしたいと思っていたんです。これまで様々な媒体で安藤さんの取材をさせていただきましたが、原稿はすべて自分で書いていたのが、思わぬところで形になったと嬉しくなりました。
安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤

一方で担当編集の方とも、2013年に彼女が別の出版社にお勤めだった時代にお会いしていたことが判明し、このチームのご縁を強く感じました。すぐ、この本のテーマで意気投合。読者の皆さんに渡す前にまず私たちで「こわいこと」を乗り越えましょうと盛り上がりました!
安藤美冬さん岡部のぞみ

岡部

この本では、安藤さん自身の「こわいこと」も赤裸々に書かれています。成功している華やかな人を見ると、表面だけを見て、真似したいとか羨ましいとか思って、自分とのギャップに落ち込んでしまいがちですが、意外とみんな「こわいこと」を抱えているもの。仕事柄、インフルエンサーなど表舞台に立って活躍している人に接する機会は多いですが、安藤さんほど人間味のある弱い部分をさらけ出してくれる人はいません。そこがまた多くの人の共感につながるんだと思います。

 

大上段に立って焦燥感を煽るようなダメ出しをするのではなく、一緒に経験していく感じで読めると思います。「ときには時間にまかせるという方法もある」という一節もあるくらい、ゆったりと寄り添ってくれる読後感を得られるのではないでしょうか。「風の時代」が始まるという2021年の1月というタイミングに出る1冊は、新しい時代に向けて、タイトルの通り「新しい世界へ」連れていってくれる本だと思います。

安藤美冬さん岡部のぞみ

安藤

今までの「土の時代」は、ある一定のルールの中で経験などを積み上げていく、頭を動かすことが必要な時代でした。動かない土に対して、風は常に動いて、寄せては返す波のように2度と同じかたちがない無形のもの。私は、この「風の時代」は、ルールに縛られることがなく心を動かす時代だと思っています。つまり、好きなものは好き、嫌なものは嫌と言い、好きな仕事をする、好きな場所に住むといった流れが加速し、シンプルに心に従って生きるという価値観が尊重される時代になっていくでしょう。

 

シンプルに軽やかに生きていくためには、今までこわかった大きな決断をするときに、「おそれ」ではなく、自由や喜びを感じていくことが大切です。そうした場面にあったときに、この本を見てほしいし、お守りのように感じてもらえる存在になればという気持ちで作りました。私たち書籍チーム3人が自ら実験台としての覚悟を持っておそれを乗り越えてきたことや、座談会に集まってくれた40人の皆さんの思いも詰まっています。風の時代の入り口に、ぜひ多くの人に読んでほしい本です!

129日(金)20時~22時 オンラインにて新刊発売記念講演会を開催!
著者の安藤さんのほか、光文社の担当編集である千さん、岡部も登壇します。詳しくはこちら

本の試し読みはこちら

安藤 美冬(あんどう みふゆ)●1980年生まれ東京育ち。著書12冊累計18万部、新しいフリーランス・起業の形をつくった働き方のパイオニア。慶應義塾大学在学中にオランダ・アムステルダム大学に交換留学を経験。ワークシェアに代表される、働き方の最先端をいく現地で大きな影響を受ける。新卒で(株)集英社に入社、7年目に独立。本やコラムの執筆、ブログや音声配信プラットフォームHimalayaでの情報発信をしながら、パソコンとスマートフォンひとつでどこでも働ける自由なノマドワークスタイルを実践中。KLMオランダ航空、SKⅡ、インテル、アクエリアスなど様々な企業の広告にも出演、働く女性のアイコン的存在である。「情熱大陸」「NHKスペシャル」出演、「Mr.サンデー」「あさチャン!」コメンテーターを務めるなどメディア出演多数。著書に『ビジネスパーソンのためのセブ英語留学』(東洋経済新報社)『会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術』『行動力の育て方』(SBクリエイティブ)などがある。
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小野アムスデン道子
Writer 小野アムスデン道子

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