毎年3月、パラキャリ女子たちから聞こえてくるのが「そろそろ確定申告をやらなくちゃ……!」という焦りの声。制度はコロコロ変わるし、領収書はたくさんあって整理しきれないし、自分ひとりですべてを管理するのは難しいという人も多いでしょう。そこで頼りになるのが会計ソフト・確定申告ソフトですが、どれを使えばいいのでしょうか? 今回は「インストール型」のソフトに絞り、代表的なもの6つを徹底比較してみました。はやりのクラウド型とは違った魅力があるようです。じっくり見比べて、パラキャリの「相棒」にできるソフトを見つけましょう。
※2021年の確定申告は、2月16日(火)〜4月15日(木)です。お忘れなく!
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会計ソフトの「2つのタイプ」、どっちがいい?
ソフトには大きく分けて「クラウド型」と「インストール型」があります。クラウド型は、月・年単位で利用料がかかる、いわゆるサブスクタイプです。クラウド型について詳しくは、こちらの記事をチェックしてください。
今回ご紹介する「インストール型」は、ソフトを買って、自分のPCにインストールして使うタイプです。買い切り型なので一度買えば追加費用がかからないし、ネット環境がないオフラインの環境でも使えるなど安心要素が多いです。一方で、使えるデバイス数に制限があったり、手動でアップデートをしないといけない、最新の税制に対応できないことがあるなど、手間がかかる面があります。またWindowsにしか対応していないものがほとんどなので、Macなどを使っている人は要注意です!
① 弥生会計 21 スタンダード
30年以上の歴史を持つ老舗メーカー・弥生が、個人事業主〜小規模企業(社員5名まで)向けにつくったソフトです。弥生シリーズの他商品ではできない、法人決算や手形管理までカバー。設定の手順や入力作業は、音声と動画でしっかりサポートしてもらえるので、迷うこともありません。
「あんしん保守サポート」に入れば、データをクラウドにバックアップしたり、顧問の会計事務所とデータをシェアしたりできるほか、経理業務の相談などにものってもらえます。PCに万が一のことがあっても安心感ですね。「あんしん保守サポート」は、今なら最大15カ月間無償で使えます(一部サポートを除く)!
気になる値段は、初年度優待で48,400円(税込)〜。「あんしん保守サポート」をバージョンアップすると58,850円(税込)となります。弥生シリーズには、給与計算ソフトや販売管理ソフト、請求ソフトもそろっているので、自分のパラキャリの規模に合わせて検討してみてください。
弥生会計 21 スタンダード
- 会社と自宅、2台のPCで使えるからテレワークでも安心
- e-Taxに直接アクセスできる
- 初期設定は、業種別テンプレートを選ぶとラクラク
- 「あんしん保守サポート」最大15カ月間無償
- カスタマーサポートは業界最大規模
② やよいの青色申告 21
「弥生会計 21 スタンダード」の、青色申告バージョンです。クラウドタイプの「やよいの青色申告 オンライン」よりも機能が充実していて、出納帳や伝票の取引入力などもばっちりできるのが特徴! 取引の種類を選んで、日付と金額を入れるだけで作業完了できる「かんたん取引入力」、仕訳に悩んだときに検索できる「仕訳アドバイザー」機能があるので、簿記を知らなくても心配なし。さらに消費税や所得税の申告をする人は、NTTデータの「達人シリーズ」と連動することで、簡単に申告書をつくれます。
もちろん、銀行の明細やクレジットカード、電子マネーのデータをもとに自動仕訳してくれる機能もついています。レシートや領収書もスマホからサクサク取り込めるので、スキマ時間に入力完了。入力ミスの心配もなくなりますね。
価格は、初年度優待で13,200円(税込)〜。「あんしん保守サポート」のプランによって値段が変わりますが、電話やメールでのサポートも、今なら最大15カ月間無料。まずはこのキャンペーンを使って、安いプランから始めてみるのがおすすめです。
やよいの青色申告 21
- 青色申告も白色申告も、かんたんに書類作成できる
- e-Taxに直接アクセスできる
- NTTデータの「達人シリーズ」と連動可能
- 「あんしん保守サポート」最大15カ月間無償
- カスタマーサポートは業界最大規模
③ 会計王
創業65年の老舗・ソリマチという企業がつくったソフトです。44,000円(税込)と少し値は張りますが、15カ月間の電話サポートつき、製品がバージョンアップされると無料で送ってくれるというばっちりサポートで、安心感があります。
インストール型だから、通信速度に左右されることなく作業できます。銀行講座やクレジットカードの明細をAIが自動仕訳してくれる新機能「MoneyLink」、入力したデータを専用クラウドにバックアップしてくれる「安心データバンク」など、便利な機能も満載です。
さらに「バリューサポート」というサービスを付けられるのもポイントです。税務相談にはじまり、補助金を受給できるか診断してくれるサービス「診断ナビ」、14,000以上の書類フォーマットや素材をダウンロードできる……といった特典がたっぷり。バリューサポートの価格は33,000円(税込)。初期費用はかかるけど、会計の枠を超えて、ビジネス全体を助けてくれる便利サポートは魅力ですね。
会計王
- 33,000円(税込)で付けられる「バリューサポート」が超手厚い!
- 15カ月間の電話サポートつき
- 使い方を実務に沿ってレクチャーする「解説本」つき
- 確定申告は白色、青色両方に対応。切り替えもカンタン
- 他社製品も取り込めるので、乗り換えたい人にもおすすめ
④ みんなの青色申告
「会計王」と同じソリマチがつくっている、確定申告用のソフトです。青色申告・白色申告どちらも対応しています。無料ソフト「みんなの確定申告」と連携させれば、確定申告書の作成もラクラク完了。e-Taxで確定申告する場合は、無料で使える「みんなの電子申告」と連携しましょう。比較的シンプルなA表と、個人事業主が使うフルバージョンのB表、どちらにも対応です。
特徴的なのは「業種別テンプレート」という機能。複雑でめんどくさい科目設定も、IT・サービス業、デザイン業、小売業……と自分に当てはまる業種を選ぶと、その業種でよく使われる科目を自動的に設定してくれます。すべてを1からつくる必要はありません。
価格は10,780円(税込)とコスパもよく、「バリューサポート」をつける場合はプラスで6,600円(税込)。おなじサポート内容でも「会計王」よりお手軽ですね。もちろん「MoneyLink」も使えます。
みんなの青色申告
- 税込1万円超と、コスパ抜群!
- バリューサポートサービスも、6,600円(税込)で使える
- 「業種別テンプレート」で科目設定もラクラク
- 簿記の知識がなくても簡単に使えるわかりやすさ
- データは、専用クラウドにバックアップしておける
⑤ MJSかんたん!青色申告
東証一部上場の「ミロク情報サービス」という会社が、個人事業主向けにつくっているソフトです。価格はなんと、7,920円(税込)。この記事で紹介しているサービスの中では、いちばんお手軽です!
サポートサービス「あんしん!サポート」は、最初の3カ月間は無料で、その後は有料。1年間で5,500円、3年なら14,850円、5年なら19,250円(すべて税込)と、長く使うほどに割安になります。電話やメールのほか、遠隔サポートを受けられるのが特徴。さらにバージョンアップされたら無料で送ってもらえるなどお得感満載です。
別サービス「MJSかんたん!会計」では、青色申告の内容に加えて、法人用のデータを整えたり、決算報告書をつくることもできます。27,500円(税込)と少し値が張るので、いずれ法人化したい人は検討の価値ありです。
MJSかんたん!青色申告
- 7,920円(税込)と、紹介した商品の中で一番安い!
- 「東証一部上場企業」の商品という安心感
- サポートサービスは3カ月無料
- 電話・メールのほかに遠隔サポートも受けられる
- サポートサービスは、長く使うほど割安に
⑥ ツカエル青色申告21+確定申告
ビズソフトという会社の、確定申告用ソフト。2ライセンスもらえる「パッケージ版」(8,140円、税込)と、12カ月限定で使える「ダウンロード版」(5,500円、税込)の2パターンあり、使いやすいほうを選べます。
特徴はなんといっても、無料トライアルが「期限なし」で使えるところ。一部の機能に限られますが、納得いくまで使用感をチェックしてから買えるんです。また2020年秋から、インストールしたときの設定をサポートする「かんたんスタート」機能がつきました。案内に沿って入力すれば迷わず設定を完了できるので、安心ですね。
なお、インターネット環境が必須なので要注意。同じシリーズに、クラウド型の「ツカエル青色申告オンライン」もあるので、Macの方はそちらを検討してみてください。
ツカエル青色申告21+確定申告
- 12カ月限定版なら、5,500円(税込)の安さ
- 無料トライアルはなんと「使用期限なし」
- CDから読み込みorダウンロードを選べる
- 導入時は「かんたんスタート」機能がサポート
- 使うときは、インターネット環境が必須
まとめ
クラウド型もインストール型も、たくさんの会計ソフトがあります。インストール型はクラウド型に比べると初期コストがかかりますが、サポートが充実していたりオフラインで使えたりとメリットもあります。自分のPC環境や仕事の内容にぴったり合うソフトを見つけて、確定申告や帳簿管理をノンストレスで乗り切りましょう!