Paranaviトップ 企業の声 副業解禁企業 「枠を超えて、誰かを手伝う」ことが自然とパラレルキャリアにつながっていく

「枠を超えて、誰かを手伝う」ことが自然とパラレルキャリアにつながっていく

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本業以外の副業/複業をこなすパラレルキャリアに憧れや興味を持ちながらも、一歩踏み出す勇気が持てない人は少なくないかもしれません。前編に続き、トレンダーズで人事を担当する吉澤雅代さんとパラナビ編集長・岡部の対談後編では、働き方の選択肢をどうやって増やしていくかのヒントを探ります。

人とのつながりや仕事が、次の仕事を呼んでくる

岡部

私は過去に3回転職をしていて複数社を経験していることから、それぞれの時の仕事でのパートナーなどの縁から、新しい仕事につながっていったりするんですよね。それが本業だったり、本業以外のことにもつながっていくような感じです。今の時代、転職は珍しくないですし、そういったつながりを自由にさせていた方が、いろんな可能性を発揮できるのでは、という気がします。仕事が仕事を呼ぶ、ということはパラナビで取材した中屋まりさんもおっしゃっていました

吉澤

「収入アップのために副業をはじめる」という動機ではないわけですね

岡部

そうですね。これまでの仕事や交友関係で生まれた縁を捨てられなかったことが、結果としてパラレルキャリアというかたちになっていきました

吉澤

なるほど。それはすごい自然な流れですね。「何かをしたい」よりも「誰かとしたい」というキャリアの築き方というか

 

岡部

パラナビの記事に登場していただいている皆さんからも多く聞かれる声なのですが、「手伝う」という感覚を持っているといいのかもしれません。誰かを手伝っていると、「じゃあまた手伝って」みたいな感じで声が掛かりやすくなって、お仕事につながっていく、みたいなことは結構あるかもしれないです。ベンチャー企業などから「手伝って」と言われる状況だと、切羽詰まっていることが多いので、考える前に、目の前のことを何でもやらなきゃいけない。「何ができるの?」とか考える暇もない(笑)

吉澤

確かに頼まれごとから「マルチプレーヤー」のようになってキャリアを広げていく人もいますよね。かたや自分のペースで、きちんと領域やスキルを決めてから仕事をしたい人もいて、それぞれかもしれません

会社として「想定外の自分に出会うこと」を応援したい

岡部

そうですね。ただ、副業の“副”って、お小遣い稼ぎとかそういう金銭的な足りなさを補うための“副”になってしまうと、とても限定的になってしまうというか。まずは、収入にならなくてもやってみることで、何かにつながるのかなと感じますね。収入を補うことが主眼になると、決まった枠内でしかできないと思うんです。でも、パラレルキャリアは枠を超えることに価値があるんじゃないかなと

吉澤

それは、当社の考え方にも通じる気がします。というのも、会社として「想定外の自分に出会うこと」を推奨しているんです。つまり「自分では想像していなかった自分に関する新しい発見」を通して、「自分の可能性を広げる」ということですね。だからこそ、副業も応援しています。様々な考え方や価値観に触れ、常に変化し続ける社会や環境に対し、社員1人1人が各自の人生に沿ったキャリアを形成できるようにしたいなと

飯田

イノベーションって、人と人のつながりだったり、何かと何かを掛け合わせたりすることからはじまりますよね。私はずっと編集の仕事をしてきて、編集者ってやっぱり「誰々さんと一緒にこれをやりたいね」「この企画にこれをかけ合わせたら、おもしろいね」みたいなことをついやってみたくなっちゃう。人に会って、いろいろなものをつなげていった結果、そこからビジネスになっていくっていう。でも大手とかだと既存の組織でやるには難しい場合もあるので、「なら社外でやっちゃえ」「それ、うちでやりませんか?」みたいな流れが今後もっと増えていくかもしれませんね

飯田

アイデアや発想力が活かされる業界は特にそうですよね。本業以外にも、いろんなことに触手を伸ばして、化学反応を起こしていくことで、本業にもイノベーションが生まれるかもしれない。なるべく企業側は、そのイノベーションの受け皿になれるように、大きく構えているほうが結果的にメリットにもなりますね

ワークもライフもお互いに理解してキャリアを描く

岡部

ですね。あんまり制限してるとアイデアも人も取られちゃうかもしれない。ワークライフバランスという言葉が出てきて久しいですが、最近はワークライフブレンドとも言われています。境目が曖昧というか、仕事もプライベートも混ざっていく。どっちかを優先したら、どっちかが疎かになるという考え方ではなくて、どっちも人生としてつながってる。トレンダーズでは、そのあたりをマネジメントでもケアされていそうですよね

吉澤

半期に一度、直近の目標の他に今後のライフ&キャリアプランをはじめ、長期的にどのような人生を歩みたいのか上司とメンバー間で話しています。半年から1年の短い期間ではなく、その人の価値観とか、ライフプランをお互いに理解したうえで、仕事をしていきましょうということですね。例えば、5年後には地元に帰りたいという社員がいたとして、それまでにどんな仕事をすれば、理想のライフ&キャリアに近づけるのか、一緒になって考えます

岡部

私は、早々に転職してしまったので、そうしたマネジメントはうらやましい気もします。いずれにしても、本業を軸にライフとキャリアを広げていくことで、自ずとパラレルキャリアの可能性がひろがっていくものですよね

吉澤

環境を変える時の選択肢を広げるためにも、今の場所で自分を磨くことが大切なのかなと思います。結局、普段の仕事の積み重ねからチームや会社との信用を得て、何かほかに興味が湧いたときに相談できるようにスキルを身につけ、信頼関係を構築しておくことが大事ですね!

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末吉陽子
Writer 末吉陽子

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