パラレルキャリアを実践しながら、自分らしく毎日を過ごしている素敵な人達をピックアップ！ お仕事内容やスケジュール、パラキャリを始めるコツやBAGの中身まで、気になるパラナビゲーターさんたちを深堀ります。
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古澤幹雄（ふるさわみきお）さん
アクセンチュア株式会社 オペレーションズ コンサルティング本部 マネージャー／オンラインサロン コミュニティマネージャー／復興支援団体 ボランティアマネージャー
気づけばどこでもサポート業務を任せられる存在に
――簡単なご経歴、プロフィールを教えてください。
本業ではアクセンチュアでマネージャーとしてBPOの移行支援をしています。社外ではオンラインサロンのコミュニティマネージャーと復興支援団体のボランティアマネージャーをしており、どこでもマネージャーばかりしています（笑）。プライベートではコロナ禍に出会った彼女とマッチングアプリ婚を実現しました。
――パラレルキャリアの仕事内容やスタイルを教えてください。
平日は週5日フルタイムでアクセンチュアで働いています。現在の職務は飲食チェーンのBPO移行支援です。クライアント先常駐のプロジェクトに入り、平日は大阪でホテル住まい、週末に東京に戻る生活をしています。オンラインでも仕事はできるのですが、海外オペレーションセンターとのハブの役割として物理的にいつでも相談できる環境を作ることで、安心してお仕事を任せていただいています。並行して社内ワークとして、国内30プロジェクトのインテリジェント化に向けたPMOを掛け持ちしています。
また、オンラインサロン「ハイブリッドサラリーマンズクラブ」ではコミュニティマネージャーとしてイベント企画や運営などコミュニティ運営をサポートすることで、普段仕事ではできない貴重な経験を積むことができています。稼働は平日夜で月1〜3回程度です。
もうひとつは、復興支援団体「LOVE FOR NIPPON」でボランティアマネージャーとして復興イベントや音楽フェスのボランティア運営をサポートしています。一般的に想像するような重労働ではなく、子どもたちが自分のできる範囲で参加できたり、自分たちでイベントを運営するような、楽しみながら自分のペースで活動できる活動なので、ぼく自身活動を楽しんでいます。こちらは、平日夜または週末の月1〜2回程度活動しています。
――パラレルキャリアを始めたのはいつ頃からですか？ そのきっかけ、思い立った理由を教えてください。
会社で新規事業に携わるようになり、勉強のために社外セミナーやアイデアソンなどに参加するようになったことで、社外のビジネスパーソンと接することの重要性を感じ、オンラインサロンやボランティア団体、ビジネススクールに参加したのがきっかけです。社外活動では感性が合う人が多く、楽しみながら積極的にイベントに参加しているうちに、気づいたら運営側に回っていました。もともと地域清掃や少年サッカーのコーチをボランティアで長年やっていたため、あまり社外活動することには抵抗はありませんでした。
――いざ、始めよう！となってから、具体的にどんなアクションをしましたか？
運営側に回ることを意識していたわけではありませんが、とにかく積極的に活動に参加し参加メンバーとして可能な範囲でお手伝いをしながら楽しんでいたら、ありがたいことにお声がけいただきました。
――始めてから苦労したことはありますか。逆に良かったことは？
本業やプライベートで忙しくなったときに社外活動との両立がなかなかうまくいかない時期があり、周りのメンバーに負担をかけてしまったことがありました。一方で、様々なバックグラウンドの人たちから刺激をもらったり多様な価値観に触れることができることで、確実に考え方の幅が広がりました。また、様々なイベントや場所に行く機会も増えて、人生経験としてもとても楽しめています。
相続がきっかけで不動産賃貸業を始める
――パラレルキャリアをするにあたって注意、意識していることはありますか？
食べていくための「ライスワーク」になりがちな本業に対し、社外活動は「ライフワーク」として楽しめることをやるようにしています。本業でも、社内で興味のあるコミュニティに参加したり会社主催のイベントや部活に参加することで社内ネットワークを広げて、困ったときに助けを求めたり自身のやりたい業務に近づけるようにするなど、なるべく仕事を楽しめる環境になるように意識しています。
――パラキャリを始めるまでにやっていたセルフプロデュースや自己投資などはありますか。
社内外でとにかく意味のある場所に顔を出すことが人生を変えるのにいちばん大きく影響したように思います。
――今後の展望は？
相続がきっかけではありますが、来年からプライベートカンパニーを作って不動産賃貸業を始めようと思っています。新規事業に携わる経験を経ていろいろな活動に参加したり転職したり、昔の同僚に会うと「いつ起業するの？」と聞かれることも増えましたが、仕事ではマネジメントする機会をもらっているものの、自分自身は右腕として自由な環境を与えられたときに力を発揮するタイプだと思っています。
自身がオーナーとなってゼロからチャレンジできる気はしないので、社内外で新規事業ややりたいことに関わりつつ、ちゃんと資産運用してライスワークをする必要がなくなったら、やりたいと思っていることをやろうとしているスタートアップやベンチャーに投資側で参画できればと思っています。また、今は自身が巻き込まれる側になっていますが、少しずつ自身発信のイベントもできればと思っています。
――これからパラキャリを始めたいと思っている人にメッセージをお願いします！
自分が興味あることのコミュニティに行くと、同じ目的で来ているばかりなのでとにかく老若男女、感性や意識が合う人に出会えます。心地よいコミュニティでいろんな考え方に触れることで少しずつ未来が好転していきますよ！
仕事のできるミニマリストは”ずっと使える良いもの”を厳選
――撮影するBAG＆その中身のアイテムやマイルールを教えてください！
あまりブランド品に興味はありませんが、良いものを長く持ちたいと思っています。「ハーヴェストレーベル」の髭バッグはシンプルな見た目と、独立して使い勝手が良いところが気に入っています。なるべく物を持ちたくないので、同じものであれば小さいもの、薄いもの、一体型のものを選びがちです。バラバラしがちなガジェット系はポーチにまとめてスッキリさせています。
