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「選挙に行かない人は絶対損してる!」#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)の、世界一わかりやすい経済講座

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著書『世界一面白くてお金になる経済講座』が売れまくり、発売から6日で大増刷、大型書店で売り切れ続出! ……と絶好調の「#世界最速で日経新聞を解説する男」(セカニチ)こと南祐貴さん。南さんいわく、「今の時代、20〜30代が幸せになる第一歩は、選挙に行くこと!」なんだとか。でも政治って難しいし、よくわからない……という人も多いはず。今年7月10日(日)に迫った参議院選挙に向けて、候補者の選び方、白票でもOKな理由など、疑問をぶつけてみました!

「勤務先」と「政治」に声を上げよう

さくら

セカニチさん、最近は円安・物価高がすごいことになっていますね。前回の記事で、「物価が上がることで、企業の株価や私たち従業員のお給料も上がる」と聞きましたが、本当に私たちのお給料も上がるんでしょうか?
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まさにそこ、超重要ポイントです! 企業が儲かったら、利益に応じて給料もアップしなきゃおかしいわけです。しかし、現状はそうなっていませんね。むしろ働き方改革で残業が規制されて、社員の手取りが減っているケースがほとんどでしょう。円安の影響が庶民の生活に出るまでには1〜2年の時差がありますから、本当の地獄は1〜2年後に来ますよ。
だから僕たちは、一人ひとりが声を上げるべき。その相手は「勤務先」と「政治」、この2つです。そうしないと一生苦しい生活のままかもしれません。

さくら

勤務先に声を上げるというのは、要するにストライキするってことでしょうか?
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れに近いです。会社員の人は、勤務先に「このままでは生活が成り立ちません!」と声を大にして言いましょう。「このままだとストライキするぞ! 全員会社を辞めるぞ!」ってぐらい、強く主張した方がいいです。アメリカではスターバックスもマクドナルドも、ストライキの結果、いい労働条件&給料アップを勝ち取っています。

投票先はパッと見の直感で決めても、白票でもOK

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さくら

そしてもう1つ、「政治」ですね。つまり選挙に行きましょうと。最近の政治は、若者向けの政策が少なくて、お年寄りばかりが優遇されているように感じます。
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今の2030代は、上の世代と比べて投票率がかなり低い。202110月にあった衆議院選挙の投票率を見てみましょう。60代は71.4%20代はなんと36.5%です。ほぼダブルスコア! つまり政治家にしてみれば、お年寄り向けの政策をしたほうが、効率よく票を集められる。逆に若者に有利な政策をしたって票にならない。だから僕たち若者は、政治家に軽視されているんです。
でも、僕たちが毎月払っている税金、年金、スマホ代、社会保険料。これらはすべて、政治が密接に関わっています。自分のお財布に関わる選挙、本当に行かなくていいの? と思いますよ。このままだと僕たちはずっと政治家に無視されて、なめられて、後回しにされ続けます。20、30代の低投票率を一緒に変えましょう!

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若者の投票率を上げれば、お年寄りばかり優遇している政治家を焦らせることができる!

さくら

政治に無関心でいることが、結果的に私たちの首を絞めているわけですね……。
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「無関心にさせられている」と言ってもいいでしょう。「興味がない」と言う人も多いですが、実は誰かの作戦通りなのです。投票率が低いと甘い汁を吸える議員がいるということ……。選挙に行くって、何も難しいことはありません。選挙の期間になったら、近所の投票所に行って、投票用紙に記入して箱に入れるだけ。たった1分で終わります。
「投票所入場整理券」だけを持っていきましょう。実は入場券を紛失しても大丈夫。「手ぶら」で投票できます。名前と住所を口頭で言うだけ。私はいつも手ぶらです。マイナンバーカードも、運転免許証も保険証もいりません。スッピンでもOK
ちなみに来月、2022年7月10日(日)には参議院選挙があります。知っていましたか?

さくら

参議院選挙があることは知っています! でも、どの党の誰に投票したらいいんだろう? と思っていました。政治はよくわからないけど投票にはちゃんと行きたい、私のような人はどうしたらいいでしょうか。
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安心してください。「誰に投票するか」よりも、「投票すること」のほうがずっと大事です。誰に入れてもいいんです。20〜30代の投票率を上げましょう。投票率の高さはつまり「社会の防犯カメラの多さ」と考えてください。防犯カメラがあるから悪い人を排除できます。逆に防犯カメラがないと、社会はどうなるでしょうか……?
候補者の政策がわからなかったら、なんとなく顔が好きとか、名前がかっこいいとか、そういう要素で決めてOKです。白票(何も書かずに票を投じること)だっていいくらい。僕が提唱しているのは「#投票はノリでいい」ということ。投票するハードルをとにかく下げてほしいですね。

あなたの1票は424万円。1分で424万円稼げるのが国政選挙!

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「誰でも1分で424万円稼げる」のは、選挙だけ!

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当日に予定がある人は、ぜひ期日前投票を。

さくら

何を基準に投票するかは人の自由ですね。でも、白票でOKというのはどういうことですか?
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白票は無効票になりますが、投票率にはしっかりカウントされるので、大きな意味があります! さらに白票ならではのいいところは、誰かに批判されたり、対立構造に巻き込まれたりする可能性がないこと。SNSにでも「白票を入れてきたよ!」と堂々と自慢してください。そうやって、投票に行こうというムーブメントを作っていきましょう! 今年の7月10日(日)は、誰でも無料で参加できる夏フェスです。さくらさん、自分の1票をお金に換算したら、どれくらいの価値になるかわかりますか?

さくら

ええ……。さ、3000円くらい?
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実は、僕たちの1票には「424万円」の価値があります(国家予算106兆円÷衆議院の任期4年÷有権者1億人=424万円。参議院は衆議院の抑止力としての役割と判断)。驚きますよね。つまり、さくらさんも僕も、有権者なら誰でも、1分で424万円を稼げる。そんなレアイベントが選挙です。めんどくさいからといって424万円を捨てるなんて、もったいなさすぎる!

さくら

私の清き1票、424万円もするんですね! となるとやっぱり、ある程度調べてから投票したいです(笑)。
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選挙当日の2週間くらい前に、「候補者アンケート NHK」でググってください。超~わかりやすくてオススメ。各候補者が、各トピックに対して賛成か反対か中立かをわかりやすくまとめてくれています。また「選挙ドットコム」というサイトには、20の質問に答えるだけで自分の考えに近しい政党を提案してくれるマッチングサービスがあります。

茹でガエルになるのはやめよう!

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さくら

例えばの話ですが、彼氏に「投票なんか行くより、デートしようよ!」って言われたらどうすればいいでしょうか。
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彼に「投票所デート」を提案するか、または別れを切り出しましょう。選挙に行かない、政治に興味のない人は、つまり自分が払う税金や将来もらう年金にも興味がないということ。そんな人と一緒にいたら、貧乏な人生になってしまいます。これを機に、投票所デートを開拓してみてはどうでしょうか?

さくら

投票行って外食します! このままじわじわと、お年寄りばかりが優遇される日本になるのは嫌です。
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毎日、膨大な情報を浴びている僕たちは、気をつけていないと、政治への関心が奪われていってしまう。大事なことから目を逸らされるのです。そのうち今のように値上げラッシュが起きて、日常生活が苦しくなって初めて、ことの重大さに気づく。じっくり茹でられて殺される、茹でガエルのようですね。

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茹であがってから気づいても遅いんです。みんな、自分たちが茹でられていることに気づこう! カエルYouTubeもアップしています。ぜひスマホで見てください! 社会をカエルのは、国民でしょ?

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ここまで記事を読んで、「今年の参議院選挙は絶対投票に行こう!」と決意したあなたに、1つお願いがあります。「誰に入れてもいい!投票に行こう!」という思いを、周りの友達や家族にも伝えて、広めてください! 僕の発信だけでは限界があります。若者の投票率を上げて、税金が正しく使われる世界になるように、ムーブメントを起こしていきましょう!

さくら

はい、友達にも広めます。そして、自分に関わりのある議題や興味のあるテーマだけでも調べて、投票所に行きたいと思います。ありがとうございました!

イラスト:ゆん

セカニチの「米国株買わない人は絶対損してる!」超円安と値上げラッシュの深い関係

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南祐貴(みなみ ゆうき)Koru-workers株式会社 代表取締役。1989年 東京都調布市生まれ。2012年に大手広告代理店に入社、約6年勤めて、自由になるため退職・起業。クラウドファンディングなどで資金を集めて高輪ゲートウェイ駅近く港区高輪で初のゲストハウス『Koru Takanawa Gateway』をオープン。同時に、経済や投資をわかりやすく解説する「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」を開始。生放送コミュニティ・オンライン学習サービスの「Schoo」では、国内最大級6200本の授業から「ベスト授業&ベスト先生」の2冠に輝く。本書が初の著書。各SNSで毎日情報発信。インスタグラムのフォロワーは2万人以上。

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